ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

「戦火のマエストロ 近衛秀麿」とその演奏

2017年07月30日 | 政治

★ 昨夜、NHKBSで世界的な指揮者「近衛秀麿」氏が欧州でドイツナチスからユダヤ系音楽家を護ったことの事実を報道していた。
「戦火のマエストロ近衛秀麿」という本を読んでいた私はぜひこの番組を見たいと思っていた。
内容は大変良かったし、貴重な資料も見ることができて有意義な時間であった。

近衛秀麿先生のことは私のブログでも書いていた。(ぜひご一読をお願いします・・・)
http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/8b7606c41cd2d5af08e208272fde37fb

実は近衛秀麿・・・近衛先生の話は私淑していた戦前・戦中のプリマドンナであったN女史最晩年に出会った時にムソルグスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」の日本初演の件に関してよく伺っていた。
しかし日本では指揮者と言えば岩城宏之氏や朝比奈隆氏をはじめ、テレビなどでよく放映されていた方々で、近衛先生はほとんど放映されていなかったように思う。
その中でNHKテレビが一日の放送の終わりに「君が代」を流すが、そのオーケストレーションが近衛先生によるものであり、オリンピックはもちろん世界的な場で、近衛先生による編曲が公式なものとされていたことを知っている。
並の才能ではない、「才能」なんていう言葉が吹っ飛ぶほど自然な音楽であり毅然たる魅力があった。

近衛先生がドイツナチスから救った音楽家は数多いが、その中で日本に亡命させ当時の東京音楽学校(現東京芸術大学)に教授としてお世話した偉大なピアニスト、レオニード・クロイツアー氏の名前が番組で出た時に、あのホロヴィッツと並んで最高のピアニストとして絶賛されていた演奏を思った。
東京音楽学校での教え子には戦後はじめてショパンコンクールに入賞した田中希代子氏、今でも90代でリサイタルを開き、ケンプにも学んだ室井摩耶子氏、フジ子・ヘミング氏、また欧州での生徒だったシュピルマン氏(映画「戦場のピアニスト」の主人公)がいる。

「戦火のマエストロ近衛秀麿」は大変読みごたえがあったが、当時の近衛先生は亡命させた人たちの安全を思ってその方々の名前を一切明かさなかった。

その中で日本に亡命させ、東京音楽学校に教授として就職も世話したレオニード・クロイツアー氏のことはある程度明らかにしている。クロイツアー夫人は共に亡命できず、後で夫君のいる東京に来るということでまだドイツにいたところ、ユダヤ系ということで捕えられた。
夫人に生活費を届けていた近衛先生はクロイツアー夫人を追って行ったが逮捕されてしまった。
ところがそこの役人たちが近衛先生の合唱団のメンバーだったのですぐに釈放された、という。
このことがユダヤ人たちに「近衛は私たちを救ってくれる」という希望をもたせた。

もちろん近衛先生は命がけである。
ただ、この番組には当時の日本政府がドイツナチスのユダヤ人迫害に一切手を貸していなかったことは報道されていない。これこそ最も報道してほしいと思ったことである。
もし続編が作成されたら日本の名誉の為にもぜひこのことをお願いしたいと思っている。

首相だった近衛文麿氏は兄だったが最後に弟にこう言ったという。
「お前は音楽家でよかったなあ・・・」何とも辛い言葉であろう。
兄はインテリ、弟は破天荒な性格、全く違うタイプだが仲が良かったという。


ブログのティールーム




**♪スメタナ:交響詩「モルダウ」~わが祖国 / 近衛秀麿指揮読売日本交響楽団



レオニード・クロイツアーのピアノ、リスト作曲「愛の夢」
Franz Liszt Liebestraum Leonid kreutzer

・・・古い録音で雑音がありますが、19世紀風のおおらかで雄渾な演奏です。今の演奏家と違うところがハッとします。素晴らしすぎる。録音の古さや雑音の欠陥を補ってあまりある魅力を感じます。



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「明日のことも見通せない不安が世界のあちこちに」西部邁ゼミナール、 クライン孝子氏の「言いたい放談」

2017年07月29日 | 政治

★ これでも聴かないとやるせない・・・北朝鮮のミサイルは深夜に飛ぶし・・・
「西部ゼミナール」差し替えました。


明日のことも見通せない不安が世界のあちこちに
「危機crisisを招きよせる情報・技術社会」 佐伯啓思×柴山桂太×西部邁 2017年4月29日〔土〕放送





★ テレビのバラエティーなどをはじめ、マスコミもひどいが、こんな時こそ、まともな話を聴いたり読書をして楽しく良き時間を過ごしたいと思う。

youtubeもひどいのがたくさんあり、「バラエティー」のこと笑えないよ、とあきれるほど。
そういえば某チャンネルもわけのわからない「酒場番組」がうんざりなのだ。




ところでクライン孝子氏の「言いたい放談」は毎回楽しんでいる。
押しの強い水島氏、そしてクライン孝子氏の番組なのになぜか説教調の社長さん、
そんななかを「大和撫子」たるクライン孝子さんが滔々と語る、クラインさんのご健康が回復されてよかった。
今回はG20の取材にはご入院だったのでいらっしゃらなかったが、それでも実際に取材した以上の内容を語られたし、ドイツが自国を護るために尽くしてきた努力も、謙虚に聴かなければならないと毎回思ってきた。

今回はクライン孝子さんと親しい「曽野綾子」さんのことである。
私は曽野綾子さんがクライン孝子さんを招いて親しく「コンサート」や「料理」のことを書いておられたことを思い出しながらこのお話を伺っている。

「曽野綾子」さんはとても潔癖で厳しいお方ながら大変女性らしさを持っていらっしゃる。
クライン孝子氏はやはり厳しくハッキリしたご意見をお持ちでありながら、驚くほど優しく考えの深いお方であり、
人情の機微をあちこちに表され、(保守は人情に敏感、と思った)強い女性でありながらとても優しい。

【言いたい放談】曽野綾子女史の人柄と、欧州の大学の影響力[桜H29/7/27]

2017/07/27 に公開
今回は、長年の親交がある曽野綾子女史の人柄について語り合っていくと共に、これまで国際金融市場を支配してきたオックスフォード大学とケンブリッジ大学出身者が、ブレグジット後にどう変わっていくか等について話し合っていきます。(動画の解説)




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日本の誇る大指揮者、小沢征爾氏の指揮でベルリン・フィル・ハーモニーが演奏。
ボロディン「イーゴリ公~ダッタン人の踊り(正しい曲名はポロヴェッツ人の踊り)

Polovtsian Dances - Borodin - Berlin Phil - Seiji Ozawa







★ 三宅博先生、南モンゴルクリルタイ結成大会にて(2016年、東京)






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佐藤健志先生「政権を擁護するつもりの倒閣運動」・日本政府はなぜ日本を護らなかったのか

2017年07月26日 | 政治

佐藤健志先生の指摘

「日本国民には主体的な判断力もないらしい、または政権を擁護するつもりの倒閣運動」

http://kenjisato1966.com/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%9b%bd%e6%b0%91%e3%81%ab%e3%81%af%e4%b8%bb%e4%bd%93%e7%9a%84%e3%81%aa%e5%88%a4%e6%96%ad%e5%8a%9b%e3%82%82%e3%81%aa%e3%81%84%e3%82%89%e3%81%97%e3%81%84-%e3%82%9c%e2%97%87%e3%82%9c/ (クリック)



佐藤先生、鋭いご指摘です。
ところで私、チャンネル桜の三輪さんのお話は毎回情けなくて最後まで聴けないでいます。
またどうしたことか「安倍さんについては生暖かく危機を訴える評論家」(あの素晴らしい馬淵氏も含む)にも。

今、日本は乱世前夜そのものです。
チャイナや北朝鮮は日本の漁場を奪う暴挙にでています。

あの小笠原の海にチャイナ船が大量に侵入して長らく居直り、サンゴを盗掘、住民を恐怖のどん底に陥れた時に、全く何も動かなかった政府やマスゾエ前都知事。あの無策な姿勢が世界に「日本には何をしてもいい」と思わせた・・・。
これを見逃し、今さらなにを撃退できるのか。
鍵もかけないで出掛けるほどの小笠原の人々は不安と恐怖に震え上がった。
こんな時、「憲法9条」をかくれみのに何もしようとしなかった政府の「遺憾」表明。

いくら海外で羽振りのよいところを見せても軽蔑されるのだ。
女性の扇千景氏でも北朝鮮の不審船を撃沈させ、世界の理解を得た。

「憲法改正」など本気でするはずがない。仮にしたとしても安倍氏の「憲法改正」は今より悪くなる。
悲しいけれど、私はそう思った。

ここでの無策は将来をより危険にさらすことになった。
今や日本の海周辺をチャイナやロシアが不法に侵攻を重ね、貴重な漁業を脅かし、総理は「支持率が高い」ことを
国会で高慢に威嚇し・・・それが今はどうだろう。

周囲に守られて「ぼくちゃん偉いんだからね」と・・・夫人の泥酔も「居酒屋経営」も、名誉職を何十と受けるのもやりたい放題にさせ、まるで「現代の日野富子」ではないか。それをもちあげてきたマスコミ。

本当の忠言をした議員を片隅に追いやり、党内の議論より「有識者会議」「諮問会議」「民間議員」を優先させ、
全体主義を彷彿とさせ、また安倍信者?は異なった意見には高圧的に「説教」してきた。

ところで韓国で「軍艦島」というデタラメな映画が放映されるというが、なぜ「軍艦島」の世界遺産が決まった時に
韓国がいうデタラメな歴史を本気で追及し抗議しなかったのか。こんなことばっかりだ。


「安倍政権」を追い込んだのは「共産党」と「小沢一郎」の暗躍ともいわれている。
小沢に近い森裕子議員の荒れた声など聴くに耐えない。またレンホーのヒステリーも「正義」とは程遠いところにある。


(上記の写真はあるツイッターの写真より転載、民主党から自民党に入って安倍さんに夢中の議員さんもいます)

かつて小沢は民主党の議員を連れて北京に行き、こともあろうに胡錦濤との握手と各議員と胡錦濤のツーショットの「写真撮影」をさせ、(その中には今自民党にいて保守と称しているずうずうしいのもいて安倍氏の腰巾着となり果てている)元旦には自宅で派手な「新年会」を開き、当時の民主党議員はわれがちに馳せ参じた。
こうした品位のかけらもない政治家が日本を潰そうとしている。


「日本」を大切に思う政治家よ、今こそ勇気をもって出てほしい、しかし命がけの覚悟が必要だ。
パフォーマンスはいらない。そして日本国民が長らく知らされていなかったことも伝えよ。


 うれしい、といっても当たり前のことだが・・・よいニュースです!!

中国サンゴ船を拿捕、船長を逮捕 長崎・五島沖で採取疑い
 水産庁九州漁業調整事務所(福岡市)は26日、長崎県五島市の女島灯台沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で許可なくサンゴを採ったとして、漁業主権法違反(無許可操業)の疑いで中国のサンゴ採取船を拿捕し、自称船長の呉子軍容疑者(45)を逮捕した。

 逮捕容疑は、25日に許可なくサンゴを採取した疑い。同日午前8時ごろ、水産庁の取締船が船を発見して立ち入り検査し、サンゴや漁具を見つけた。他に6人の船員が乗っていた。(産経)
http://www.sankei.com/west/news/170726/wst1707260063-n1.html




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ボロディン作曲のオペラ「イーゴリ公」~歌うのはバリトンのホロストフスキー、彼ほどこの役にふさわしい歌手はいない。(ホロストフスキーの病気回復を祈ります)


・・・名歌手ホロストフスキーの歌唱は12分30秒から約5分あまりです。(日本語訳の字幕あり)

ところでこの和訳、重要な間違いがある。この曲のロシア語の歌詞は「ロシア」とは書いていない。
なぜそれを「ロシア」とわざわざ和訳したのか。

「ロシア」はイーゴリ公の時代はまだなかった。

イーゴリは「ルーシー」という地方の英雄であり当時はウクライナ地方の「都市国家」であり「ロシア」ではない。


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明日北朝鮮のミサイルICBM発射というのに「政商の傀儡政権」~自民党内ではほとんど議論なし、有識者会議・諮問会議を重視した安倍政権

2017年07月26日 | 政治

【三橋貴明】 安倍政権はコイツの起用から狂い始めた 2017年7月20日


下記は私のブログの過去記事から・・・

★ 2014年3月の記事です。
三橋貴明氏からメルマガが今朝届きました「日本が壊れる」・・・その中からです。

安倍政権は産業競争力会議や経済財政諮問会議の「民間議員」の意見を取り入れ(もしくは民間議員を利用し)、外国人の移民や外国人労働者の増強、扶養控除の縮小、法人税減税、所得税に上限設定、道州制、雇用の流動性強化といった、典型的な新古典派的な政策を怒涛の勢いで進めていっています。
現状、東北の復興が完了したとはお世辞にも言えないわけですが、2012年12月の総選挙における自民党の公約、「まず、復興」はどこに行ってしまったのでしょうか。

★ 2014年4月、安倍首相のダボス会議での発言を私のブログに書き留めたものです。
安倍首相は言いました。
「日本はこれから、グローバルな知の流れ、貿易のフロー、投資の流れに、もっとはるかに、深く組み込まれた経済になります。外国の企業・人が、最も仕事をしやすい国に、日本は変わっていきます

★ 2014年11月に私が危機感をブログに書いていること。

このところ、選挙で選ばれていない民間の企業主などが「決定」の中心になっていることに、危機感を感じる。
それは密室であり、国民が選んだ国会議員が口をはさめないところである。
反日議員をシャットアウトしているのではなく、国士である(自党の)議員を、しかも安倍総理誕生に多大な協力を惜しまなかった議員を、である。
「政商の傀儡政権」と三橋氏は批判していたが、本当にそうなってしまってからでは遅い。
これも「民間防衛」で政府をコントロールしなければいけないことである。

★ また今年度、「もり・かけ問題」で騒がれている間に安倍政権でコッソリと決められた「種子法廃止」。そして「水道法改正」・・・今までと違って「転売」できるようになり「国籍条項がない」ので多国籍企業などに「日本の水」が売られてもどうしょうもない。
欧州でも水道民営化は中止になっている。食料・水は「国の防衛」である。

仮に「憲法改正」をしても、国民を護る基本中の基本が売られたらお手上げである。
(私は安倍総理が本気で「日本を取り戻す」スタンスでの「憲法改正」をする気はないと思っている。
単なる威勢の良いセリフのひとつであろう)

私は安倍政権を「売国政権」と思う。外国に媚び、日本国民に厳しく、身内には夫人をはじめ大甘である。
なぜ「安倍さんしかいない」というのか理解に苦しむ。
昨日も書いたように支持率が高い時は他を見下して言いたい放題、
支持率が下がると「謙虚」らしく取り繕う。最も軽蔑する政治姿勢だ。保守ではない。
(以上ベッラ)

★ 「種子法」廃止問題については、保守からも野党からも危惧されていた。
しかしなぜか政権は聴く耳なし!!


自給支える種子法 廃止法案に反対~「共産党」がハッキリと言った。そしてチャンネル桜も。

【Front Japan 桜】種子法廃止の恐怖 / 日本庭園に見るモンサント種の元[桜H29/5/19]


山本太郎VS麻生大臣【水道民営化を斬る】平成29年3月15日 参院 予算委員会
・・・山本太郎は支持していませんが、この件については納得します。


私自身は安倍総理が小笠原の海にチャイナ船が多数侵攻した時のあまりにも無策さに、彼の夫人に対する気弱さと同じように事なかれな「おぼっちゃま体質」を感じる。
彼が一番自分自身が弱いことを知っているだろう・・・。
かつて扇千景氏が北朝鮮の不審船を撃沈させたことを思うと、この時に安倍氏の無策が世界中に「日本には何をしてもいいのか」と
思わせただろう。

また国会ではバカ野党の言いたい放題、民進党の党首レンホーの「国籍」に関する逆切れなど、大人のすることとはいいがたい。
マスコミは「人権」を錦の御旗に攻めることは当然周知のことである。
これについては法できっちりと再確認し、国民に周知することである。
レンホーは民進党の中でも批判されているが、レンホーの後ろには不透明な組織が控えている。

明日、北朝鮮のミサイル、ICBMが発射予定ときくが、このことはどうなるのだろうか・・・



★★★ 三宅博前衆議院議員の最後の論文から抜粋・・・平成29年 4月13日

「推定無害」のあやふやな論理のもとで、今後は日本から安全な食物が一掃されるであろう。

画策しているのはアメリカの穀物メジャーでありウオール街であり、多国籍企業群である。


世界中がこのグローバリズムの動き、内容はカネさえ儲かればどれだけの犠牲を一般の方々が払っても

平気で利潤の追求に走る一部の連中による恐怖ともいえるその行動である。(以上、三宅博先生の最後の論文から抜粋)


元田永浮 中庸 (三宅先生が教えて下さった文・・・)

勇力男兒斃勇力,・・・勇力の男児は勇力に斃れ
文明才子醉文明。   文明の才子は文明に醉ふ。
勸君須擇中庸去,   君に勸す 須べからく中庸を擇らび去ゆくべし,
天下萬機歸一誠。   天下の萬機は 一誠に歸す


                                





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安倍首相、本日は謙虚に答弁、これがなぜできなかったほど増長していたか?(民進党もレンホー問題があるが)

2017年07月24日 | 政治
 

★ 安倍政権の支持率が低下しているという。
私は安倍総理が民進党への国会質疑で、自党を正当化しようとしたのか「支持率が、支持率が」と本来の質問内容と関係ない上から目線の勘違い答弁に、あまりにも増長した態度に驚くと同時に怒りを感じたと書いてきた。(もちろん民進党は絶対に支持しない私だが)
相手が誰であれ、これはないだろう。
確かに情けない愚かな野党の民進党であるが、国会の場である。
また総理による恫喝のような答弁もあり、それも「支持率が高い」(当時)安倍政権は許されるのか
・・・これはぜひとも「安倍支持者」によって忠告をしてほしいと願っていた。

南スーダンの自衛隊の状況が危険なものであり、南スーダンからの日報はどうなっているのか、また「憲法が」という的外れな答弁に唖然としていた。また防衛大臣の不適切な服装もネットでも嘲笑されていた。

他に安倍支持者が安倍氏を忠告するどころか、「丸抱え」するところ、「じゃあ、民進党はどうなんだ」と居直るのも嫌だった。
野党のおかしいのは確かにおかしい。しかしそれを絶大な「安倍政権支持率」を背に逆切れともとれる安倍支持者たちの態度も決していいと思わない。
大切なのは「日本」であり「安倍政権」ではない。
また、安倍総理夫人のとどまるところを知らない無知で勝手な態度(決して「奔放」とはいわない)も長い期間にわたって我慢も限度だったし、受け入れられるようなものではなかった。

「マスコミが」「民進党が」と言うのもわかるがそれ以前に、庶民に批判的な目を向けられてきた、
それがたまりにたまってきたことに関しては「無関心」なのか、
また「安倍以外に誰がいる?」「対案を出せ」という反論?は連発、それを正論のように多くの動画まで出ていた。ウンザリだ!!

「安倍以外誰がいる?」というのは「日本はもう未来がない」ということであり、「対案を出せ」というのは「黙れ」とうことだ。
どなたかが言っていたが「対案を出せ」というのは「火事だ」という時に水を撒いたり人々に火事を知らせる必要があるときに「対案を!」と喚いているのに等しい。
尖閣問題・小笠原の海に大挙してきたチャイナ船とサンゴ盗掘(住民の安全はどうなっていた?)・「憲法改正」の前に国力をそぐことをしている「種子法廃止・水道民営化の推進(転売もできるようにし、しかも国籍条項がない・・・その他、コッソリと決めて来たことの不信感・・・)
私は自民党も野党もそれぞれ問題が大きいと思う。
「他の党は外国勢力が・・・」と言うが、では安倍政権の政策はどうなのか。
「炎上国会」とも評されている。

批判すると「安倍政権を崩壊させるのか」などと愚かなことを言う。
もう話ができないではないか。これではダメだ。

では安倍さんは「保守」か?
私はそうではないと思う。
かなり「国民が望んでいないこと」「これだけはやってほしくない」ことをたくさんやってきた。
また安倍政権になってから「尖閣問題」がむずかしくなってきた。
「小笠原のサンゴ」事件や「小笠原の海・島を護らない、住民を護らない」それこそ現地に行かない、これも驚いた。
国民にとって大切な「種子法」もコッソリ廃止、「水道法改正」も多国籍企業に転売できるように国籍条項を決めなかった。

「憲法改正」をするのならそういった基本中の基本のことをしっかりしてこそ、である。
もともと「憲法改正」する気はないのではないか、というのはこうした基本中の基本をおろそかにしてきたからである。
地盤を固めず、どうして「憲法改正」だけ言って入れば大喜びするのか。
そして「憲法改正」は基本のことがシッカリして国の基盤がしっかりしていなければならない。
ドラマの「水戸黄門の印籠」ではない。


石破氏や岸田氏が時期総理としてうごめいているようだが、そして今の政権のために小泉信次郎氏を入閣させるという声もあるようだが、政治姿勢が行き当たりばったりでは何もできない。

「民主党」政権の時は、一丸となって闘った保守も今はそうではなくなった。
また、低レヴェルの反日左派がうごめいているのは一般国民の支持ではない。
マスコミがこれみよがしの偏向報道をするのも、「保守」といわれている中におかしなのがいるのも、大問題である。
安倍政権は支持者だけでなく「いろんな人たち」に誠実に向かい合わなければならなかった。

あの昭恵夫人などをマスコミは「話がわかる」というスタンスをとって報道してきたのも、ぞっとするようなもので、
夫人ひとりを説得できない、或は無関心な総理にも責任がある。
安倍総理のご母堂が「政治は心証なのですよ」という言葉は大きかった。

安倍夫人は「ハローも言えない、英語が話せない」とトランプ大統領が言ったというが、こんなことに顔色を変えて怒るよりも、他にもっと怒るべきことがあるだろう。

日本古来からのの実益である食料・水・領土、そして国の名誉までを失って、
それでも「憲法改正」のためにひたすら耐えていろというのか?

そしてそれはこのような状況では「正しい内容」で決して実現することはないだろう。
「憲法」も「皇室問題」も譲ってはならないことを譲っているように思う。
それに国会議員でない「有識者?」達によって決められていくのも、疑問がある。

ハチャメチャなレンホーのことは別に書こうと思っている。

本日の国会を録画で見たが、安倍首相の答弁は前より低姿勢だった。
「支持率」の高低によって態度が変わる、というのが私も含めて一般の国民にとって不快だったと思う。


佐藤健志氏のサイト、読んで納得!・・・「日本国民は安倍総理を裏切ったらしい\(◎o◎)/」
http://kenjisato1966.com/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%9b%bd%e6%b0%91%e3%81%af%e5%ae%89%e5%80%8d%e7%b7%8f%e7%90%86%e3%82%92%e8%a3%8f%e5%88%87%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%82%89%e3%81%97%e3%81%84%ef%bc%bc%e2%97%8eo%e2%97%8e%ef%bc%8f/

ブログのティールーム



クロアチアの名歌手、ルージャ・ポスピシュが歌うヴェルディ「仮面舞踏会」~ウルリカのアリア

Ruža Pospiš - Baldani - Ulrica - Un Ballo in Maschera - Verdi
・・・歌唱は1分40秒頃から

・・・ヴェルディのメッツオ・ソプラノのアリアの中で声の資質において最重量級のものである。
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