ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

意見の違いより共通点を♪

2009年09月30日 | 料理・グルメ
明日は「日本酒の日」なんですって。
でもいろんな日ができましたねえ。
イスラム教徒のような「断食」なんてつらいのは、まず受け入れないでしょうけれど。

でも「意見の違い」などはっきりさせることは無限に難しいのですね。
それよりも「共通点を」と思いました。
プラス思考で楽しい人生、楽しい日々を。

今日は近所のデパートで北海道展をしていて、「花畑生キャラメル」、高かったけれど・・・でも冷やしてもって帰らないと溶けてしまうのですね。
甘いので、渋いお茶でお口直し、一個だけでもう十分。
お弁当売り場では蟹弁当を売っていたけれど、その店の名前は「蟹工船」・・・
ちょっと暗くてむごいイメージが浮かんできて買いませんでした。
このお店、「蟹工船」読んだのでしょうか?
おかしくも悲しい感じ・・・。

でもデパートにいたのは10分くらい、本宅工事2日目です。
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こんなときこそ、漢詩の世界!

2009年09月30日 | 中国文化・歴史
政治も自分が重い荷物を背負っていうような疲れがでて、このへんで「心の掃除」、NHKのラジオ講座の漢詩のテキスト最新号を買いました。
私は芸術にあこがれ、生きてきた・・・劇的なオペラもいいけれど、漢詩のこの静けさは心にしみます。
今年前半は李白や杜甫が中心でしたが、この10月からは唐の後半の詩です。
解説の宇野直人先生の丁寧な説明もいいけれど、なんといっても漢詩を朗読したり先生に質問し、「うーん・・・」と感じ入る日本的美声の魅力的なタレント、江原正士さんの声、これに参っちゃって聴いている次第です。

「唐」の後半は白居易の多情多感さ、詩の美しさはカラーの映像のように華やかながら、しっとりとしていて素晴らしいです。

これこそ幸せ、奔放な李白、律儀な杜甫、そして多感な白居易、時空をこえてその素晴らしさを味わえるのは、これを伝えてきた先人たちのおかげです。

☆放送はNHK第二放送(ラジオ)土曜日午後8時30分~9時
再放送は翌週月曜日 午前10時15分~10時45分
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朝青龍の自伝から

2009年09月28日 | 政治
<1991年民主化>
 社会主義政権が崩壊して、民主主義に変わるときがひどかった。
食べ物がなかったから。
モンゴルの政治情勢が変わったのは、オレが10歳か11歳のころ、一番食べる時期だからね。
店からあっというまにいろいろな食べ物がなくなっていく。
パンとか飴とかあったけれど、一日一日減っていく。
最後に残ったのが岩塩。
塩だけで後は何もない。

社会主義は素晴らしい、と書いてある教科書は間違っていたと言われ、そう教えていた先生から、新しい教科書が配られた。
先生たちも悩んだろうな、辞めた先生も多かった。
でもオレたち生徒はもっともっとショックだった。
学校へ行くのがバカらしくなって、不登校になったり、やめた生徒も多かった。
何もかもなくなったのに、アルヒ(モンゴルのウオッカ)だけはあって、街には酔っ払いが増えていった。

<幕下優勝でのコメント>
 「賞金は全部両親に持って帰ります。」
神様が見ていてくれたのか、名古屋で約束通り優勝した。
その前の年のモンゴルの寒波で、ウチの馬が全部死んでいた。
それで、父に馬を買ってあげるという約束をしていた。

☆「一番一番 真剣勝負」(NHK出版)1600円
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朝青龍のガッツポーズ

2009年09月28日 | スポーツ
朝青龍をかばうわけではないけれど、今度の「ガッツポーズ」はマスコミで言われていうような「つい、うれしくて」だけではないような気がするのです。
初場所のような感激のあまり、という表情でなく、何かに挑戦するようなつきつめた表情に見えたのです。

もういいじゃない・・・朝青龍はたくさんストレスを受けて、あることないこと言われながら・・・29歳ですよ。
朝青龍は複雑な気持ちだったのじゃないかしら。
稽古だってものすごくやっているのに(彼なりの方法で)、そう書かれない。
あれだけバッシングされて、書かれて、よくがんばったと思います。

白鵬だっていろいろあっても書かれない、白鵬は双葉山にあこがれている、と言っていますが、彼の解釈では「双葉山の先祖は蒙古来襲のときの兵士、だから双葉山は九州出身なんだ。そして僕は双葉山の生まれ変わり」とか楽しいことを言っているそうな。
もしこれを朝青龍が言ったらどうなる?きっと凄いバッシングでしょう。

私は朝青龍の天真爛漫さが好きです。確かに傲慢なところもあるでしょう。
でも傲慢さなんて、誰にもあること。
彼もいっぱいいいことしているんです。
それにお母さん思い、給料のほとんどを親に仕送りしているし、感謝していて実にほほえましく、昔、ソ連の支配下で食べるものがなかった時代、パンひとつで殺人事件が起こるという困窮したときも、母親は自分は食べずに子供に食べ物をなんとか与えた、それを忘れない彼。

白鵬の父は当時モンゴル相撲の最強の横綱であり、オリンピックのレスリング銀メダリスト、これはモンゴルで始めての快挙、そして国立体育大学の教授、母は脳外科の医者、そんな時代でも客に肉をふるまう裕福さに、そのご馳走にありついた先輩力士が幼い白鵬に肉料理をわけてもらった思い出を書いています。
もちろん、白鵬も素晴らしい横綱ですが、育ち方が違います。

それにしても日本では子が親を、親が子を殺すという地獄のようなニュースが絶えない、昔は日本も子は親を大切にし、親は子を思った・・・バッシングを受けている朝青龍に父親は日本の仕打ちを怒ったが、母親は「その国に入ったらその国の水を飲みなさい」と諭したといいます。

またモンゴルは有名になった者が一族を支える、という族社会でもあり、父親が事業に夢中になり、母親が苦労しないようにマンションを買い、その家賃で食べていけるよう、朝青龍は考え、実行に移します。
母親は、今回も父親をおいて来日、朝青龍のために手料理をふるまい、朝青龍は一切外食せずに、母親の手料理だけを楽しんだといいます。

離婚にしても、朝青龍が母親に送金するためのお金を、夫人が無断で自分の親に送ったこと、しかも夫人の母親は娘より若い青年と交際、・・・こんなことは報道されていない、マスコミはドーッと同じ方向に進むのが気になります。
選挙で大切なときもずっと酒井法子、・・・もうあきあきです。

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朝青龍優勝!!

2009年09月27日 | スポーツ
朝青龍が優勝しました。私はいつのまにか朝青龍のファンになっていたのです。
アンチ朝青龍も多いように思いますが、私が朝青龍を応援するようになったのは、なんとなくかわいいし、それに、彼を貶めるマスコミに嫌気がさしたから。

とにかくおめでとう!そしてお誕生日も!!
インタビューでもお母さんの手料理がうれしかった、と言っていました。
彼は悪者扱いされすぎ、本当の朝青龍を彼の自伝で知りました。
マスコミもわざと悪く書いて事件にしています。
彼が有名になってお父さんの金遣いが荒くなり、彼はお母さんのためにマンションを買い、家賃収入で暮らせるように配慮したり、モンゴルの小学校のためにたくさん寄付しています。
初場所で優勝した収入もモンゴルに救急車を買ったそうです。

こんなことは報道しません。マスコミはどうか正しい報道をお願いしたいです。
それにしても、場所前に怪我のため、出場まで危ぶまれていたのを、高砂親方が「若いときの取り口じゃだめだ、新しい朝青龍を!」と諭されたのがよかったようです。

そういえば歌もそうです。馬力で歌えた若いときと違い、考えて歌うことをしないと長くは歌えません。この切り替えをうまくできたら安定します。
「横綱になろうとしたときの気持ち」も思い出して、すがすがしい気持ちに切り替えたのでしょうね。
私は歌っていたのでよくわかります。
そのときそのときが自分のベストであるように工夫する、掘り下げる、大切なことです。
うれしかったですよ。朝青龍関、ダブルおめでとございます。


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