ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

フィリピンのカルデロン一家

2009年02月28日 | 政治
フィリピン人で、他人名義のパスポートで不法入国したカルデロンさんのニュースで、ちょっと変、と思うことがあります。

娘ののり子さんは、日本で生まれ、日本人だと思っていた、ということ。
そして日本語しかしゃべれない、100パーセント日本人だと思っている・・・

これ、どうでしょう。両親は家でタガログ語を話さなかったでしょうか。
のり子さんが幼い時はなお、日本語がまだまだの時期、今でも両親の日本語はたどたどしく、当時はなおのことでしょう。

両親のしてきたことはれっきとした犯罪、入国後はまじめにがんばったと言っていますが、不法に滞在し、他人になりすましていることが罪です。
拉致されてきたのとは違います。

のり子さんは、フィリピンのことをうすうす知っていたとも思えます。
両親に「実はフィリピン人だよ」ときかされてはじめて知ったらしいのですが、変だな、と思ったことはあったはずです。
そして祖国であるフィリピンを想うことはないのでしょうか。
自分のルーツをいとしいとは思わないのでしょうか。
言っていることがフィリピンの人がきけば、屈辱と感じることはないでしょうか。

両親は自分たちがいけないことをした、とは言っていますが、ふてぶてしく思うのです。
法に従う、法を尊重する、ということより「悔しい」と言っているのがひっかかります。

友人たちは支援しているようですが、外国ではこういうことは命がけのところもあります。日本人は「おつきあい」程度で耳に心地よいことを言います。
のり子さんには今は無理かもしれませんが、自分の本来の国であるフィリピンへの祖国愛も育ててほしい、また生まれ育った国日本と「ふたつの祖国」を持っていると、将来に生かしていただきたいと願います。やがて両国の友好にと考えられるようなことに・・・。

厳しいけれど、両親は母国へ娘を連れて帰り、また正しい方法で日本に来てもいいのではないでしょうか。
どこかで線引きをしないと、法が法でなくなります。
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睡眠時間はトギレトギレ、老親介護の過ごし方

2009年02月26日 | 生活・介護
夜はずっといっきに眠る、といった日はほとんどありません。
父は夜中に大声を出したり、ウロウロしてトイレや玄関に行って鍵をあけようととんでもないことをするので、一時間ごとに目覚めています。
もう朝かな、と時計を見ると夜中の3時や4時だったり、眠いのに寝ることができないのはちょっと苦しいです。
そして本でも読むと、内容が頭に入らない、眠たくてたまらなくなる・・・ちょっと寝たら、また父が起き上がっているのでベッドに入れて布団をかけると、怒って蹴飛ばしてくる・・・元気はいいけど。

でも世話をしていると生きがいのように楽しく、父がかわいくてたまらなくなる!
あさっては東京から妹が来て、父の誕生日を祝います。

でも私は笑うのも疲れて、パックしたように無表情に近くなっているのでは、と思います。「パック」は毎日ですから、シワは少ないし、化粧品代も不要。
これって美容にいいのか良くないのか、エレガンスとは程遠いことは確かです。

今日もチャンネル銀河で「楊貴妃」の放映があり、確定申告の書類書きは明日になってしまいました。「明日こそは!」です。
でも「楊貴妃」、なんてきれいなのでしょう。それに玄宗も素敵。まだ名君のころですから。
玄宗の俳優はたしか、「宗家の三姉妹」で孫文の役を演じていたなあ、と思い出しました。「革命まだ成らず」という名セリフの孫文、渋かったなあ・・・。
気性が激しく、賢い玄宗に周囲はピリピリ、高力士もなかなか実力ある俳優、すごいなあ・・・溜息です。
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興味深い「楊貴妃」(チャンネル銀河)

2009年02月24日 | 中国文化・歴史
チャンネル銀河で中国ドラマ「楊貴妃」が放映されていて、あまり期待せずに見たのですが、第3回あたりから面白くなってきました。
この時代のことは本でも読んだこともあり、絢爛豪華な長安を舞台にして絶世の美女楊貴妃の悲劇には、あまり興味がなかったのです。

しかし、則天武后によって滅ぼされかけた唐を建て直した玄宗皇帝は、勇気がありなかなかの賢帝で名君であったことが、このドラマでよくわかります。この役者はなかなか渋くて魅力があり、またその皇子に嫁いだばかりの揚玉環のあどけない美しさ、玄宗はこのときまだこの美少女に興味はない・・・20年連れ添った愛妻の武恵妃は賢夫人であり、なかなかの策略家でもあって皇帝の側近らとも渡り合える実力者、玄宗は政治一筋でした。
しかし、その武恵妃が亡くなると、玄宗の歯車が狂ってくる・・・賢く渋い玄宗を見ていると信じられないほどですが。

楊玉環のあまりにも美しいのにひきつけられます。これに対抗できるのは若き日のオードリー・ヘプバーンくらいかな?と思ったり。
まだあどけない無邪気な楊玉環がこれからどんな運命に翻弄され、傾国の美女となるのか、そして皇帝の側近たち、これもひとくせもふたくせもある人物を玄宗はうまく使いこなしていたけれど、やがて楊貴妃に目がくらむとどれほど周囲が見えなくなるのか、また李白も出てくる、となると目が離せません。

もういちどその時代の本を読んで、時代のおさらいをしたい、と思います。
老親介護をしていながらも、こんな興味は時間の隙を利用して「はまって」いきそうです。
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中川元財務相の泥酔ニュースの謎

2009年02月18日 | 政治
中川元財務相、泥酔状態での記者会見で見るのも嫌なほど繰り返して放送、それも世界中で笑い者、私もあきれました。
酔ったことのある人は、あとで大変恥じて後悔するのですが、彼の場合は「世界中」で有名になったのですから、ご本人も笑いごとどころか、一生メチャクチャでしょう。
精神状態も周囲の人はチェックしてあげないと、病気になるでしょう。
お父さんのようにならないよう、(お父さんの事件もショックでしたが)他人事ながら心配もします。

あるブログで「盛られたのかも」とありました。
場所はイタリア、そういうこともあるかも?と思いましたが真実は???
ホームズのように解答できればいいのですが・・・。

飛行機の中からイタリアでのレセプション、ホテルでの会食、などなど、ミステリー調に考えれば小説として売れるかも、残念ながらそんな文才がないので。

いろいろ考えて病院に検査に行かれたのだと思いますが、万が一、「盛られた」のであれば、と思います。ちょっとホームズ気分になりました。

それにしても、中川夫人は「ヨッ、日本一!大丈夫、大丈夫!」と声をかけておられましたね。いざとなったらカヨワイ女性も肝がすわるようです。
奥さんの声も「カラ元気」でしょうけれど・・・きっとこれから大変でしょう。

世のサケノミの方々も「地雷」を踏まないよう、自戒なさった方が多いのではないでしょうか?
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続・願いがかなうスープ

2009年02月17日 | 生活・介護
「願いがかなうスープ」を作りました。
食材はその日冷蔵庫にあるもので、「今日のジュテームスープ」と思ったら、心はランラン、野菜をきざむのもウキウキ。
ジュテームスープって愛情をこめて煮込むのですね。

ベストセラーになったという「食堂かたつむり」を買いました。
「駅弁ひとり旅」の後、読むのが楽しみです。

毎日、料理しなければならない、義務ですから・・・これが大変、でも「ジュテームスープ」だと思うと本当に楽しくて、味見も楽しみ。

季節の食材で楽しく料理する「日替わりスープ」、名シェフを演じながら、楽しめそうです。トマトのお酒を入れるともっとコクのある味になりました。
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