ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

世界遺産 首里城 正殿など全焼、大ショックです。昨年春に沖縄にはじめて行ったとき首里城を見学しました。

2019年10月31日 | 政治

 ショックです。昨年春、石井望長崎純心大学人教授の「尖閣」問題の講演を聴きに、沖縄に初めて行きました。
飛行機から青い海が見え、「ついに沖縄に来た!!」とドキドキして沖縄に降り立ち、ゆいモノレールに乗って武道館に行き、講演会場に無事到着、
終わってから翌日の飛行機でそのまま帰るにはちょっと惜しい、と思って翌朝「首里城」に行きました。
比較的宿泊したホテルから行きやすかったのです。私は旅行鞄ではなくリュックで沖縄に行ったので首里城への坂道は楽でした。
そして「歴史大好き」な私は、美しい首里城の内部の室内をひとつひとつ見て回ったのです。どの部屋も清潔で美しく整えられ、書斎で沖縄のお茶とお菓子をご馳走になり(もちろん有料)、写真入り地図も貰って急いで飛行機に乗り帰りました。
それから三宅博夫人や友人に首里城のお土産をお送りし、しばらくぼうっと沖縄気分で過ごしていました。



なのに、首里城が火事で焼失だなんて・・・まだ信じられません。

世界遺産 首里城 正殿など全焼 沖縄テレビ報道特別番組



首里城の内部の写真をUPします。どれもなつかしい・・・



鎖之間・・・ここで休憩、部屋は明るく清潔、景色も海が見晴らせて最高だった。

有料で沖縄のお茶とお茶菓子が振舞われる。http://oki-park.jp/shurijo/guide/55

 




もともと講演だけに行く予定だったので、時間的にも首里城しか見学に行けなかったけれど、方向音痴の私が我慢強く長い坂道(階段多い)を登り、クタクタになって首里城に入った時の美しい室内や海が見える素晴らしい景色に大満足で疲れも吹っ飛んだこと、そしてアタフタと飛行機に間に合うように帰ったことなど、
「他にもっと見たかった」のですが、次のチャンスに、と思って帰宅したのでした。

ブログのティールームは休みます。


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「徴用工問題」飛ばし記事だったようです。 爆笑人気絶頂「あいちトリカエナハーレ」・・・あの悪評の「あいちトリエンナーレ」に対抗

2019年10月30日 | 政治

徴用工問題「日本は立場一貫」=茂木外相、現金化けん制-菅官房長官

10/29(火) 11:31配信

時事通信

 韓国人元徴用工への賠償を日本企業に命じた韓国最高裁判決から30日で1年となることに関し、菅義偉官房長官は29日の記者会見で「わが国の立場は一貫しており、変更はない」と述べ、1965年の日韓請求権協定に従い韓国側で解決を図るべきだとの考えを強調した。
 また、茂木敏充外相は会見で、原告側が差し押さえた日本企業資産が現金化される可能性があることに対し、「あってはならない。そのような場合は日韓関係はさらに深刻な状況になる」と韓国側をけん制した。
 一方、日韓両政府が徴用工問題の事態収拾に向け、韓国の政府と企業が経済協力名目の基金を創設し、日本企業も参加するとの合意案の検討に着手したとする一部報道について、菅氏は「そのような事実はない」と語った。 https://this.kiji.is/561493460296647777

  ロイターでも下記のようにハッキリと「日韓両政府が否定」と記事を書いている。

徴用工めぐる日韓経済基金の創設、日韓両政府が否定

菅義偉官房長官は29日の閣議後の会見で、元徴用工問題を巡り、日韓が協力基金を創設する案が浮上しているとの一部報道について、そのような事実はないと否定した。

安倍晋三首相が24日に韓国の李洛淵首相と会談した際に渡された文在寅・韓国大統領からの親書に、今回の報道のような提案があったかとの質問には「親書という性格上、内容を明らかにしないようにしている。控えたい」と答えた。

韓国外務省も、報道は事実と異なると表明。声明で「(韓国)政府は司法判断を尊重する一方で、犠牲者と両国の国民が受け入れられる妥当な道筋を見いだす可能性も排除しておらず、日本の外交当局と引き続きやりとりしている」と説明した。

共同通信は28日、日韓両政府が元徴用工問題を巡り、事態収拾に向けた合意案の検討に着手したことが分かったと伝えた。韓国の政府と企業が経済協力名目の基金を創設し、日本企業も参加する案が浮上しているという。(ロイター)https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/10/post-13277.php

とすると、前回の私のブログに「共同通信」の記事を転載したが、それは明らかなミスではないか、何のためにこのような「飛ばし記事」をわざわざ報道したのか・・・https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/afc331fed352fd7f9f782f31a72442a9

★★ とりあえず、ホッとしている。しかし「共同通信」はよく確認せずに記事にしたのか?
それなら「訂正記事」を出したのか?

★★★ その「共同通信社」次はこのような記事を出している。

ロシアと中国、軍事同盟検討か 対日関係への影響必至

 【モスクワ共同】ロシアが中国に対し、ミサイル攻撃の早期警戒システムの構築を支援していることが判明、両国が事実上の軍事同盟締結を検討しているとの見方が強まっている。ロシアと中国を敵視する米国が中距離ミサイルのアジア配備を検討する中で、軍事協力強化を急ぐ。両国が同盟関係を結べば北東アジアで日米韓との対立が深まり、日本との関係にも影響が出るのは必至。日ロ平和条約交渉が一層難航するのは避けられない。

 中ロはこれまで「同盟関係」を否定している。しかし、中ロ関係に詳しいロシア国立高等経済学院のマスロフ教授によると、両国指導部は「軍事同盟締結」の方針を決定済みという。(共同通信社 )      2019/10/29 16:40 

http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a2%e3%81%a8%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%80%81%e8%bb%8d%e4%ba%8b%e5%90%8c%e7%9b%9f%e6%a4%9c%e8%a8%8e%e3%81%8b-%e5%af%be%e6%97%a5%e9%96%a2%e4%bf%82%e3%81%b8%e3%81%ae%e5%bd%b1%e9%9f%bf%e5%bf%85%e8%87%b3/ar-AAJvKiu?ocid=ientp

この記事も明日になれば他社がどういう記事を出しているのか、少し気になる。

 この頃ずっと面白くないことが多いが、ふとyohkan画伯の「愛国画報」を読んだら、こんなニュースがあった。
あの問題となった「あいちトリエンナーレ」に対して、面白すぎる「あいちトリカエナハーレ」などという展覧会?が開催されていた。私もその内容を見たくなってyoutubeを見つけた。大爆笑だった。
桜井党首もここまでユーモアがあるなんて、そしてこれを「ヘイトだ」と責めるなら、あの大村知事らの認めた「あいちトリエンナーレ」はどうなのか?
日本人って嫌なことでも「笑い飛ばす」のがなかなか上手い。よくあるコラ写真も今までよく笑わせてくれた。
「トリエンナーレ」であまりにもひどかった昭和天皇の写真を燃やしたり特攻隊員の日の丸を嘲笑ったり、あまりにもひどいのに呆然としていたが、今回の「トリカエナハーレ」はユーモアたっぷりにうまくやりかえしている。
会場の前には騒いだり怒ったりなかなか大変な状態で妨害するのがいたようだが。


あいちトリカエナハーレ2019年病の時代 燃える写真

 ちゃんと挨拶文もある。https://japan-first.net/news/aichi-2019-10-27/

芸術祭 あいちトリカエナハーレ2019「表現の自由展」

国民からの猛反発を受けて一部が展示中止され、未だに責任の所在や事実の検証、展示再開是非で迷走を続ける あいちトリエンナーレ2019 は10月14日で幕を閉じますが、日本第一主義を掲げる日本第一党では、日本人のための芸術祭 あいちトリカエナハーレ2019「表現の自由展」を企画し開催する運びとなりました。

この機会に是非ともご来場頂き あいちトリエンナーレ2019でも議論となった表現の自由につきまして、改めて私共から問題提起を致し皆様に考えて頂きたいと思っております。
また、当日は数々の作品が展示されるほか、桜井党首の記念講演も計画しております。 更に著作権等の問題がクリアされれば、「表現の不自由展・その後」で展示中止となった作品の写真を希望者にお見せし種々の問題についても意見交換できないかと考えています。 お忙しい時期とは思いますが、皆様お誘いあわせの上、是非ともご来場頂けます様お願い申し上げます。

【日時】 令和元年10月27日(日)14:30~18:00

 【場所】ウィルあいち(愛知県女性総合センター) セミナールーム6 (名古屋市東区上竪杉町1番地)

 【入場料】無料

 【会場責任者】谷口 博史 (日本第一党 愛知県本部長)

 【芸術監督】長尾 旭 (日本第一党 副党首)

 【ご注意】・当展示会の運営に支障をきたすと判断される方の入場を お断りする場合があります。
               ・会場内で騒いだり、スタッフの指示に従わない方は即刻退場して頂きます。
               ・会場内での撮影・録音は許可者のみと致します。

 【主催】 日本第一党愛知県本部

私はこの党とは何の関係もないけれど、見に行きたかったなあ・・・それにしてもよくここまで考えたものだ。
金髪のお方もいらっしゃるし・・・「芸術監督」かな?

今日は疲れました。「ブログのティールーム」休みます。

 

 

 

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また韓国に経済援助?それはまさかないと信じたいのですが。

2019年10月28日 | 政治

日韓、「徴用工合意」へ検討着手 経済協力基金の創設浮上

10/28(月) 19:13配信    共同通信

 日韓両政府が元徴用工問題を巡り、事態収拾に向けた合意案の検討に着手したことが28日、分かった。複数の日韓関係筋が明らかにした。これまでの協議で、韓国の政府と企業が経済協力名目の基金を創設し、日本企業も参加するとした案が浮上。1965年の日韓請求権協定で賠償問題は解決済みだとする日本政府の立場を踏まえた考え方とみられる。
徴用工像の設置団体を排除 韓国・釜山の総領事館前

 元徴用工問題で安倍晋三首相は24日、来日した韓国の李洛淵首相との会談で「問題解決へ外交当局間の意思疎通を続ける」と伝えており、李氏も日韓協議に前向き姿勢を示している。


★ まさかバカなことしないでしょうね。ずっと安倍さんには神経を逆なでされてきたので「共同通信」の飛ばし記事であれば、などと願うのだけれど。
ヤフコメを見ても「反対」ばかりである。

まともな野党がないのはよくわかる。それで今まで自民党がのうのうと生きながらえてこれたのだ。
それがわからないから「何をしてもよい」となる。国民の神経は何度も何度も逆なでされてきた。



★★ いよいよ、ブログも部分的な「言論統制」か・・・ヘイトスピーチ法ができてから、おかしな現象が起こるようになった。日本に我慢や犠牲ばかり強要するぼやっとしたおぼっちゃま総理、それを批判するとしつこく妨害やお説教をする支持者、これでは一方的な言論統制にしかならない。
安倍政権は何を恐れているのか、そして「反論は許さない、総理の仲間はほんの少しなのに」と堂々という例の人たち。
「軌道修正」すら許さないこの異常さ。

もちろん「反日左派」との戦いは日常のことである。何でもブログに書けないことが多い。
日本人としての品格も落ち、博識なはずの「名誉教授」なる方々もずっこけるほどの非常識さ、それに私は絶句していた・・・このことについては別の日に書く。

日本より「安倍」大事の方々は、「安倍」定規で善悪をはかる、この異常さはどうにかならないのか。
これでは日本は確実にダメになる。何か「信心」のようなものに頼っているのだろうか?

今日、書店に行って保守系月刊誌「WILL」や「Hanada」の最新号が発売されていたので目次を見たのだが「安倍批判」はない。もうプロパガンダ誌に成り下がったようだ。
隔月誌の「クライテリオン」が安倍批判を一斉にやっているが、そのなかの記事のすべてが優れているのではない。
なかには以前から反発を覚える著者もいる・・・「WILL」や「Hanada」のようなプロパガンダ化していないのがせめてもの救いだが。

★★★ ブロ友のrimrom789さまから紹介のあった記事です。 笑っていたいけれど、何となく悲しい内容です。
「ソウルの景福宮ではなく、中国・北京の紫禁城を守る職員かと思った」

「北朝鮮の人民服みたい」

 韓国の文化財庁宮陵遺跡本部が最近公開した宮闕(きゅうけつ)および王陵職員の新しい勤務服のデザインが、人民服を連想させるという批判を受けている。文化財庁は今月18日、ソウル・景福宮の勤政殿でファッションショーを開き、宮陵勤務者が着ることになる新しい勤務服28種類を公開した。「伝統と現代の調和に重点を置いたデザイン」というのが文化財庁の説明だった。

 だがネット上では「いきなりどうして人民服スタイル?」といったコメントが続いた。21日に行われた韓国国会文化体育観光委員会の国政監査でもやり玉に挙げられた。保守系最大野党「自由韓国党」の趙慶泰(チョ・ギョンテ)議員は、新しい勤務服と北朝鮮の人民服を比較した写真を示しつつ「北朝鮮をまねているのではないか」と尋ねた。趙議員が「伝統の韓服もあり、改良韓服など韓国固有の服もたくさんあるのに、なぜ『北朝鮮様子見』疑惑が持ち上がるようなことをしたのか」と尋ねると、鄭在淑(チョン・ジェスク)文化財庁長は「宮陵で働くからといって、どうしても韓服を着なければならないという考えは持っていなかった」として「仕事をするとき、一度着てみますか。すごく不便です」と言い返した。

 新しい勤務服は、2014年のロシア・ソチ冬季五輪開催時に韓国文化芸術公演チームの衣装監督を務めたイム・ソンオク氏(PARTs-PARTsクリエーティブ・ディレクター)がデザインした。羅明河(ナ・ミョンハ)文化財庁宮陵遺跡本部長は「職員の意見を集約した結果と、専門家の諮問会議、景福宮の観光客へのアンケート調査まで経て最終決定したもの」だとして「韓服を応用して首のラインを表現し、ポケットも宮闕の垣根のような韓国的要素を反映した」と釈明した。          
朝鮮日報

もうどうしようもありませんね・・・

ブログのティールーム


本日はホロヴィッツが弾くショパン「革命のエチュード」をお聴きください。

Vladimir Horowitz plays Chopin Revolutionary Etude Op.10 No.12 in C Minor

 

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中国で次々に捕まる日本人、福島香織氏が懸念、日本政府は「人質」を取り返そうとしない。「桜の花の頃習首相に」と総理は言うがその桜をみることができない「人質」の方々

2019年10月28日 | 政治

 命がけで香港の現状を知らせてくださったジャーナリスト、福島香織氏が中国で次々に捕まる日本人のことを懸念されています。長いので全文をご覧になる方は下記にリンクを貼っています。

中国で次々に捕まる日本人、日中関係正常化は幻想だ

「人質外交」に走る習近平政権、日本政府は対抗策を

またもや中国で日本人がスパイとして捕まった。
しかも大学教授、研究者だ。中国が反スパイ法を根拠に拘束した日本人13人のほとんどが、たいして機密とも思えない“情報”を盗んだとして逮捕、9人が起訴され8人が判決を受け、その中には12年もの懲役刑を受けた人もいる。今回、14人目の逮捕者が出た。しかも国立大学教授、准公務員が捕まったのは初めてである。おりしも日本では天皇陛下の即位礼に中国の王岐山氏が賓客に招かれていた。来年(2020年)春の“桜の咲くころ”、習近平国家主席を国賓として招くことが決定している。安倍晋三首相は日中関係は完全に正常な軌道に戻ったと昨年秋の訪中時に発表し、中国の国家戦略“一帯一路”への支持も鮮明にしているだが、日本人が不当にスパイ容疑をかけられ、尖閣諸島接続水域に中国海警船が日常的に侵入している状況が、果たして日中関係の「正常な軌道」なのだろうか。


どんな情報に触れたのか?
今回捕まったのは北海道大学法学部教授。9月に中国を訪問して以降、消息を絶っていた。防衛相防衛研究所戦史研究センターや外務省大臣官房国際文化協力室の主任研究官、外務事務管の勤務がある40歳代の男性で、専門は日中戦争史だった。かつて中国の治安機関史に関する論文を執筆したこともあるという。日本のメディア関係者によれば、今回の訪中は社会科学院の招待を受けていたという話があり、そのついでに研究のための資料集めやフィールドワークも行ったのかもしれない。帰りの空港で逮捕されたという。ネット上の公開情報によれば、教授は公募の研究予算をとって2018年から2021年までの期間で、日中戦争の再検討、というテーマの研究に従事していた。研究手法は、各国の文書館や図書館所蔵の多言語アーカイブを利用するものという。北海道大学は中国との研究機関や研究者との交流も深く、未公開の歴史的資料を閲覧したりする機会もあったかもしれない。

日本では野放しの中国のスパイ
根本的なことをいえば、日本には英米のような本格的インテリジェンス機関はない。現在、中国でスパイ容疑で捕まり、有罪判決を受けている日本人の中には、法務省公安調査庁から数万円から十数万程度の薄謝を受け取って情報を提供したことが直接の原因になっているケースもある。彼らは「情報周辺者」などと呼ばれるが、実際は日本にとっても中国にとってもさして重要性のない情報である。

「人質」を取り戻そうとしない日本政府
「ボイス・オブ・アメリカ」など海外メディアは、習近平政権になって中国当局が外国人をスパイ容疑やでっち上げ罪状で逮捕するケースが急増したことを指して、はっきり「人質外交」だと批判している。
たとえば昨年12月、中国のファーウェイのナンバー2、孟晩舟を米国に頼まれて逮捕したカナダは、自国民2人をスパイ容疑などで中国に“報復”のように逮捕された。今年9月には、FBIが中国の「千人計画」(海外で先端技術研究に従事する研究者を呼び戻す戦略的政策)の責任者であった柳忠三・中国国際人材交流協会ニューヨーク事務所主席代表を逮捕し取り調べを受けたことへの報復のように、中国で17年間続いてきた英語学習企業を創設、運営してきた2人の米国人男女を「違法越境」容疑で逮捕した。これはでっち上げの罪とみられている。違法越境は最悪無期懲役もある重罪だ。中国は外交交渉を有利に運ぶように相手国民をスパイ罪や冤罪で逮捕するのが常套手段だ。では、明らかに先鋭的な対立要因を抱えているカナダや米国に比べて、関係改善が喧伝されている日本の国民がなぜ14人も捕まってしまうのか。日本はそんなに対外スパイ工作が盛んなお国柄であったのか。

私がここで腹立たしく思うのは、2015年に中国が反スパイ法(2014年)に続いて国家安全法を施行し、中国国内で外国人を「スパイ容疑」で捕まえ始めて以降、日本人だけですでに13人捕まり、9人が起訴され8人が有罪判決を受けているのに、日本政府は中国でスパイ扱いされている日本人を取り戻す交渉を中国政府相手にやった形跡がないことだ。
交渉というのは、こちらの要求を聞かねば制裁を行うと圧力をかけ、要求を聞き入れられれば相手にとっての利益を考慮する、というものだ。米トランプ大統領がやっているように、恫喝と甘言を交えてゆさぶりをかけて、相手からの譲歩を引き出すやり方だ。中国にとって日本との関係正常化や経済支援、一帯一路への支持などが、米中関係で苦戦中の中国にとっての大いなる救済になるのだから、その見返りに、日本人を取り戻すことがなぜできなかったのか。さらに逮捕者が増えるとは、日本外交が中国に完全にみくびられているとは言えないだろうか。
中国外交部の華春瑩報道官は10月21日の記者会見で、記者の質問に答えるかたちで「中国の法律に違反した外国人は法に従って処理する。中日領事協定の関連規定に従い、日本側領事職務に必要な協力を提供する」と事実確認をした。また、この事件は日中関係には全く影響がない、とした。それは中国の言い分だ。日本は、日中関係に大いに影響ある問題として、日本人全員を取り返すまで、習近平氏の国賓訪問を延期してもらったらどうだろう。

福島香織氏の全文 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58030

★★ 私の意見・・・これは「拉致問題」である。中国に呼ばれて温泉の仕事に行った日本の技術者が2015年から捕まって帰国できないでいる。福島香織氏が書いているように「日本人だけですでに13人捕まり、9人が起訴され8人が有罪判決を受けているのに、日本政府は中国でスパイ扱いされている日本人を取り戻す交渉を中国政府相手にやった形跡がないことだ。」

この交渉を全力ですることなしに「習金平氏を国賓として迎える」「桜の花が咲くころ、周氏の来訪を国民一同喜んでいる」という卑屈な言葉を安倍総理は中国全土に放送、日本人として恥ずかしくてたまらない。

安倍さんの盲目的な支持者はそれでも「ああだこうだ」というであろう。
2015年に続いて先日も北海道大学の教授が中国に招かれてそのまま逮捕されたようである。
野党もこのことを追及していないと思う。なぜしないのか?もし野党が追及しているのであれば動画を貼り付けたい。

国民にもきちっと知らせていないので、声があがらない。

桜の花が咲くころ・・・その桜の花を拉致逮捕された日本人は見ることができないのですよ、安倍さん!!
「即位の礼」も見ることができなかった・・・

なぜこの悲劇を大きな声で国民に訴えないのだ、なぜ中国全土に「日本国民全員が周首相の国賓としての訪問を喜んでいる」という軽率で勇気のない恥ずかしい放送をしたのだ?
そういう神経をしているのだろう。

こういことをつつかれると「反安倍」などという人がいる。どんなことでも安倍さんをかばう。
私に「お説教」をして来る人もいる。
「安倍ちゃんは悪くない、他に無能がたくさんいる」とか・・・
しかしこのような発言は日本の総理大臣のすることか!!

<独占取材>中国と、新時代にふさわしい協力を=安倍首相(全内容)





はやく中国に捕われた方々が帰国されますように・・・

華やかな女性皇族 眞子さま、佳子さま初の十二単(19/10/22)

 

華やかに「饗宴の儀」




【LIVE】野村萬斎・市川海老蔵が演目披露も 来日の国賓を招待 首相夫妻主催の晩さん会 (1時間30分頃から演目披露あります)


ソース画像を表示 

安倍昭恵氏(常識がない)

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【令和元年秋 特別対談】伊藤貫氏の警告、パックス・アメリカーナと中華思想の間で摩滅する、「討論」米中対決とグローバル化した世界

2019年10月26日 | 政治

 風邪をひいてしまって発熱し、土曜日はほとんど寝ていました。せめてこれだけでも貼りますのでご覧になってください。

【令和元年秋 特別対談】伊藤貫氏の警告、パックス・アメリカーナと中華思想の間で摩滅する「商人国家日本」 [桜R1/10/26]

 



★★ 「討論」      

パネリスト:  
古森義久(産経新聞ワシントン駐在客員特派員・麗澤大学特別教授)  
石平(評論家)  
福島香織(ジャーナリスト)  
矢板明夫(産経新聞外信部次長)  
矢野一樹(元海上自衛隊潜水艦隊司令官 海将)  
矢野義昭(元陸上自衛隊小平学校副校長 ・陸将補)  
渡邉哲也(経済評論家)
司会:水島総

なかなかのメンバーです。どうぞ先にご覧になってください。
「ブログのティールーム」は休みます。

おやすみなさい・・・

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