チャンネル桜は大丈夫か【柏原竜一のインテリジェンス】
柏原氏のすすめる本の紹介は省く。(直接お聴きください)産経新聞もおかしい、H弁護士を「コラム」のメンバーにしていた。
読者のコメントから「反米じゃないんです。反グローバリズムです」という人がいるが、グローバリズムはこの4月に終わった。
これから製造業の日本回帰である。中国がグローバリズムの最たる受益国である。コメントに「伊藤貫さんを聴いてください」というが、伊藤さんはもう終わったジャーナリストだ。
ロシアのことの他、伊藤貫さんは「馬淵さんもよく言っている2012年のクーデターはウクライナのウヨクがウクライナを乗っ取ってアメリカの属国になった。ロシアとウクライナの戦争は起こるべくして起こった」などと言っている。
NATOが約束を破ったと伊藤氏はいうが、これは間違い。NATOが勝手にやったのではない。ウクライナのクーデターのことを言っていたが冷戦期は世界のあちこちでやっていた。
これはどこでも多くやっている、国際政治を伊藤氏はご存知ないのか?
インテリアンスでロシアはアメリカに負けたのでは勝てるようにすればいいのに、「アメリカがやった」という。動機があってもすぐに侵攻するものではない。
伊藤貫氏はあきらかにおかしい。この程度の動機でロシアはウクライナ侵攻してもよかったと伊藤貫氏はロシアの暴挙を認めるのか!!日本人として許せない。
「ウクライナはアメリカの属国だから」と伊藤氏はいうが属国だったら何をしてもいいのか!!
ローマ法王のこともある。伊藤貫氏は「ローマ法王は、アメリカがウクライナをNATOを入れようとした、法王はかなり怒っている。これはアメリカがロシアに仕掛けた戦争である」という。
伊藤氏は現法王が堕落した法王である、という考えがない。現法王こそウクライナを陥れた先兵である。また法王はポンペイオを無視、中国にカトリックを広めたい、このためにポンペイオを無視した。ひどい法王だ。伊藤氏はこんなひどい法王を持ち出して「ロシア擁護・プーチン擁護」をした。
これに乗っかっているのが「チャンネル桜」である。
馬淵さんの言うことを聞きすぎたのだ。「くにもり」もチャンネル桜が基盤になっている。これで支持なんてできない。
これでも保守か!!
従来の保守と言われたところがどんどん陰謀論にはまってぐちゃぐちゃになっている。(以上、柏原氏の話)
ブログ主・・・私はロシアのウクライナ侵攻の件からほとんどチャンネル桜を見なくなった。
時々はどうなっているのか、見ることはあってももはやそれだけだ。我が物顔で「陰謀論」を正統化し、正しい判断すら捻じ曲げられ、それを推進する3人のゲスト(馬淵・林・伊藤各氏)を絶賛し、チャンネル桜の社長である水島氏はそれに大きく影響され、視聴しコメントを書き込む人もその考えのタイプが多くなった。私のブログにもチャンネル桜の動画はほとんどない。
入れることができないのだ。今は上念氏、KAZUYA氏、そして有本氏、百田氏、そして地味ながらまっとうな意見を述べる柏原氏の話はすっと納得できる。はやく目覚めてほしい保守の評論家、むしろネットの歪みの多い意見を避け、一般のマスコミのほうがまとも、というこの頃だ。
下記の動画も鋭い、一点の妥協もない。
参政党VSくにもり、勝者はどっちだ【柏原竜一のインテリジェンス】
両党とも頑張ってほしい、足を引っ張る気はないが、これではダメだ、と思うことが多すぎる、といって話をはじめるが・・・
「サンセイ党」と「くにもり」は激論にならず、同じようなことを言っていた。
違いももちろんあるが。(映像で示す・・・ここで各自が意見をいう。全くお花畑である)
それは安藤氏や松田氏のような元議員であっても同じである。かなりひどい!!
誰がロシアを敵に回したか?北海道までロシアの領土だということになっている、と神谷氏、
それも日本が物資をウクライナに提供したから、という。
ロシアはウクライナにバンバン撃っているのに、それは言わない。
中露は「文明観が欠如している。独裁が危険で問題なのだ」と柏原氏は批判。
一番気になっているのが「日米安保」はどう思うのか、に関しては話がない。
サンセイ党は「党員の意志で案をつくる」という。最終的には党員の投票で決まるのか、一定の勢力が入ってきた時はストッパーで阻止する、神谷氏はどうもこのような口調だ。それを松田氏がフォロー、「徹底的に議論、という日本型の意思決定をするとおのずと変な意見は淘汰される」・・・ですって・・・。
この中で一番しっかりしているのは「くにもり」の本間奈々氏だ。次に「安藤氏(この前まで自民党議員だった)」、
神谷・松田氏は希望的観測、という甘すぎる論、柏原氏は「注文の多い料理店」と批判する。
【民意が民意が、と神谷氏はいうが「民意はいつも正しいのではない」、特にサンセイ党の場合は未確認のまま話が進んでいる】
保守というなら、なぜ安倍元首相を批判しないのか。保守のふりをしているだけ。安倍さんはロシア外交・経済政策その他、多くの間違いがある。
モンサイトという問題の企業もある。自民党批判も根拠を示すべき。
あまりにも幼稚な「サンセイ党」、中国が戦争を仕掛けてきた時など、現状では日本は戦争はできるのか?すごく気になった。
特に神谷さん、中露だけが滅びるのではない。アメリカだってこれから大きく崩れるだろう。
支持してくれと言ってもこれでは支持できない。一言でいえば何が入っているのかわからない「闇鍋(やみなべ)」である。
あまりにも幼稚、サンセイ党にはこういう点がかなり欠けている。
反米といっても「経済への反米」これはいいと思うが、安全保障での「反米」は無根拠である。
無根拠な前提である。竹槍で戦えというのか?
基本的には自民党の「公約破り」などを強く批判すべきなのだ。展開のしょうのない話をしている。(柏原氏の批判は正しい)
柏原 竜一氏(かしはら りゅういち、1964年 - )は日本のジャーナリスト、インテリジェンス・情報史研究家。 来歴 京都大学 文学部 西洋史学科卒業。京都大学文学部 フランス語学・文学科卒業。 保守論壇の情報工作、浸透工作に警鐘
★ 百田尚樹氏の「新版・日本国紀」連載です。大スキャンダル???秀頼って誰の子?
百田尚樹の新版・日本国紀#84《戦国時代編》第16回「豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?」
百田さん、最近チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の指揮をされていた。しっかりオーケストラスコアもお読みになっていた。(譜めくりもしっかりと)
ところで百田さん、登場人物がみんな大阪弁、有本さんも「なりきっている」って笑っている。
ブログのティールーム
本日は、前回に引き続き、あのスウエーデン出身のヘルデン・テノール、イェスタ・ヴィンベルイ(1946年12月30日 - 2002年3月18日)ホセ・カレーラスと同年生まれ。ジークフリート・イエルザレムより3年若い。
曲はヴァーグナー「ローエングリン」~名乗りの歌、です。(圧倒的な歌唱力だがやや音程に難がある。彼に厳しい完成を見るのはついになかったように思える、しかし惜しい逸材である)
ブラバント国を救うように要請され、その条件として「名前やどこから来たか、など身分を明かさない、尋ねない」という3つの約束を婚約者のエルザに破られ、去り行く騎士ローエングリン、
おろかな質問をしてしまって後悔するブラバントの姫エルザ、ヴァーグナーのオペラの中でも悲しくも美しい名場面。
Gösta Winbergh - "In fernem land" - Lohengrin Paris 1996
ジークフリート・イエルザレムが歌う「ローエングリン」~さらば愛しの白鳥よ
湖を向いて白鳥に歌い、続いてエルザのほうに向き、別れを告げる。最も美しく悲しい場面です。
夢破れた仇役のオルトルートが苦しげにローエングリンに悪態をつくが、ローエングリンは全く意に介さず、白鳥を呼び、「これがブラバントの次代の領主だ」とエルザにその行方不明だった弟を引き合わせ、去っていく。オルトルートによって白鳥に姿を変えられ行方不明になっていたエルザの弟だった。
Wagner: Lohengrin, WWV 75 / Act III - "Mein lieber Schwan!" さらば愛しの白鳥よ