★ 北朝鮮、一週間に一回の弾道ミサイルか・・・報道に政府は「遺憾・情報収集・分析に力を入れる・抗議・最も強い表現で非難」いつもの決まり文句・・・安倍総理は「有事」の総理ではない。あのチャイナの小笠原のサンゴ事件、尖閣周辺に日本人を入れない・竹島の日欠席・こんな時にも外国人大量に受け入れ・朝鮮総連や朝鮮学校そのままなどなど。
チャイナは「北朝鮮のことを日本はあまり本気でヤル気がない」などと言っています。よくもまシャアシャアと。
しかし当たっています・・・。
本日の北朝鮮関係の記事です。尖閣や竹島、小笠原のチャイナ船、そしてロシアのプーチンになめられたこと、などなど。
1.<北朝鮮>安倍首相「米国と共に具体的行動を取る」
毎日新聞 5/29(月) 7:43配信
北朝鮮のミサイル発射を受け安倍晋三首相は29日、「北朝鮮を抑止するため、米国と共に具体的な行動を取る」と語った。同日、午前7時半すぎ、首相官邸で記者団に対して話した。
【北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐる最近の動き】
安倍首相はミサイル発射について「国際社会の警告を無視して挑発を続けている。断じて許せない。厳重に抗議した」と強調。さらに「国際社会と連携しながら、高度な警戒態勢を維持し、国民の安全確保に万全を期す」と述べた。
2、<北朝鮮>菅官房長官 ミサイルのEEZへの落下を発表
毎日新聞 5/29(月) 7:05配信
北朝鮮のミサイル発射を受けて、菅官房長官は29日午前6時40分すぎから会見し、日本の排他的経済水域内(EEZ)に着水したと見られると明らかにした。会見の全文は以下の通り。
【北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐる最近の動き】
本日5時40分ごろ、北朝鮮東岸より弾道ミサイルが発射され、日本海の我が国の排他的経済水域内に落下したと見られる。現時点において、付近を航行する航空機や船舶への被害報告等の情報は確認されていない。
総理にはただちに報告を行い、情報収集、分析に全力を挙げ、国民に対して迅速、的確な情報提供を行うこと、航空機、船舶などの安全確認を徹底すること、不測の事態に備え万全の体制を取ること、以上の3点について指示があった。
政府においては、官邸、危機管理センターに設置している官邸対策室において、情報収集、さらに緊急参集チームを招集し、対応について協議している。今回の弾道ミサイルの発射は航空機や船舶の安全確保の観点から、極めて問題のある行為であるとともに、安保理決議等への明確な違反である。我が国としてはこのような北朝鮮の度重なる挑発行為を断じて許すことはできず、北朝鮮に対して厳重に抗議を行い、最も強い表現で非難した。
引き続き情報の収集、分析に全力を挙げ、今後追加して公表すべき情報を入手した場合は、速やかに発表する予定だ。
3、北朝鮮との戦争「壊滅的」=米国防長官
時事通信 5/29(月) 5:33配信
【ワシントン時事】マティス米国防長官は28日、CBSテレビのインタビューで、核開発を続ける北朝鮮との軍事衝突が起きれば「壊滅的な戦争」になると警告した。
また、北朝鮮の弾道ミサイルなどの技術が向上しつつあるとの見方を示し、「米国の直接的な脅威だ」と強い懸念を示した。
マティス氏は、戦争になれば、北朝鮮の脅威が日本や韓国だけでなく、中国やロシアにも広がると指摘。米国が軍事行動に踏み切る期限はあるのかと問われても回答を控え、レッドライン(越えてはならない一線)を引かず、中国と連携して問題に対処する方針を強調した。
★ 今までほとんど「見て見ないふりをしてきた日本」はチャンスを失った。
国会に大勢いる議員は庶民より何も関心のないのがいる。
「党員確保に明け暮れ、資金パーティーに有名人を招いてうつつをぬかす」・・・自民党は「公認」のためにひとり1000人の党員確保などと。
自民・二階俊博幹事長、党員獲得ノルマ未達成議員の公表を示唆
「1千人集められないと次の公認も…」05月19日 21:34産経新聞
自民党の二階俊博幹事長は19日の記者会見で、昨年、党員1千人獲得のノルマを達成できなかった議員について「今はしないが、ある一定の時期が来れば…」と述べ、名前を公表する可能性を示唆した。党関係者によると、400人以上の党所属議員のうち、昨年は約150人が達成できなかったという。
二階氏は「1千人くらいの党員が集められなければ、次の公認については考えないといけないという声が党の中にある」とも強調し、信賞必罰を明確にする考えを示した。自民党は3年前に「120万党員獲得運動」をスタートし、原則1千人以上の党員獲得を指示した。未達の場合は不足党員1人につき2千円の罰金などを科しているが、名前の公表は控えてきた。
今からできることを考えるのは難しいが、なんとか乗り切るにはどうするか。アメリカと共に、と言っても実際はマティス米国防長官の言うように北朝鮮との戦争は壊滅的であるということ。拉致問題も見て見ないふりをしてきた今までの日本の体質が滅びを招くのだ。
「憲法改正」も不備なことだらけ。
政治家を厳しく育てることよりも「甘やかしてきた」こと、これがこれからも続くのか。
私などの素人でも今どういう時かわかる。シェルターもない。地下鉄へ行けと?・・・もう情けなくて恥ずかしくて。
また「一度(ミサイルが)落ちたらわかる」などと他人事のようなことを平気で言う一般のお方、だめですよ、一度で1000万人もの貴重な命が消えることを他人事のように言うのは!!とお説教しましたが・・・。
「カエルの学園」という小説、あまり好きではないけれど当たっていると思うし、ここを乗り切るにはどうしたらよいか、できることからはじめないとならない。(青字はベッラ)
ブログのティールーム
ヴァーグナー「リエンツイ、最後の護民官」~神よ、護りたまえ
心が疲れる時はマックス・ローレンツのこの曲を聴いている。『リエンツィ、最後の護民官』・・・14世紀に実在したローマの護民官の悲劇・・・
ヴァーグナーの初期の作品でローマ時代の英雄の悲劇を書いた「リエンツイ」である。
このころのヴァーグナーは中期や後期の作品のような天与の才を爆発したようなものではないが、心にしみわたる清らかさと美しさがあった。歌唱はマックス・ローレンツ。ドイツの「あの時代」に活躍した名歌手だ。
Max Lorenz sings 'Allmächt'ger Vater, blick herab' from Richard Wagner's 'Rienzi' 1930年録音
ローレンツは戦前のナチスの庇護下のバイロイト音楽祭の象徴的な歌手であったが、1932年に結婚しCharlotte Appelが、ユダヤ人であったことから、度々ナチスから妨害を受けた。ヒトラー自身からも、当時のワーグナー家の当主であったヴィニフレート・ワーグナーに、ローレンツのバイロイト音楽祭への出演を見合わせるよう要請があったが、ヴィニフレートが「ローレンツ抜きでは、音楽祭が成立しない。」と拒否することで、以降も1944年まで出演することとなった。(WIKI)
ローレンツはドイツの伝統的なドラマティックな声の歌い手だった。
その声は「美声」だけが売り物の歌手ではなく、内面の苦悩や悲しみ、そして立ち上がろうとする英雄の姿を彷彿とさせた。
同時代の偉大なソプラノ、キルステン・フラグスタートとよく共演し「伝説の名演奏」として今に伝わる。
ノルウエー出身のフラグスタートが祖国で逮捕された夫を探しにドイツに立ち寄りノルウエー行きの手続きがしてもらえず、ローレンツ夫妻に助けられたと彼女の自伝に感謝の言葉が記されていた。(ベッラ)
★ また20世紀後半に活躍したジェームス・キングがローレンツを継ぐかのような素晴らしい歌唱を聴かせる。誠実な歌唱で心をうつ。 1982年録音・・・上のローレンツの録音から52年後
James King "Allmächtger Vater" Rienzi