最後まで心配しました。これで無事終ったのですね。
四川大地震、チベットでの事件、ウイグルでのテロ、そして前代未聞の聖火リレーでのトラブル、食中毒や毒ギョーザでの不安、・・・そして見事なオリンピック、各国の選手たちの熱戦が感動を呼びました。
開会式も度肝をぬかれた豪華絢爛さでしたが、閉会式も「満漢全席」、やはり度肝をぬかれました。
ドミンゴが登場したのには驚きました。メットで「始皇帝」という新作オペラ、中国人作曲家のものを歌っていましたが、タイクツでした。
このあたりから満漢全席にスペイン料理の巨大なパエリアまで加わって、正露丸必携の観客、だいたいあのチャンイーモウというゲテモノ監督も気に入らなかったし、平凡な庶民が金に糸目をつけぬ演出にあきれかえった、という感想、スゴイなーと感心したけれど、それだけでした。
北京オリンピックが素晴らしかったのは鍛えに鍛えぬいた名選手たちが、堂々と実力を競い合うことに感動した、ということです。
このあと、中国はどうなるのでしょうか。経済力にもかげりがきているということです。
とても心配です。