京都の道 その2 東大路ー9
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この瓦屋根のフォルムのモザイクがどれほどすごい空間を作り上げていることか。
この禅寺の持つ、とことんストイックな空気が魅力であると共に、ほっとすることが出来ない怖さを与えます。
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東福寺の庭(方丈八相庭園)は近代の作(重森三玲氏作、昭和13年完成)ですが、近代作では随一の傑作ではないかと思います。方丈の四方に庭が配置されています。方丈自体、明治33年完成の近代建築だそうです。どこまでが旧建築の再現か、新たな設計かは当方には解りませんが、東福寺全体のデザインは近代のお寺の最高傑作ではないでしょうか。伝統の中に程よくモダンが挿入され、当方のパターン感覚をうまいぐあいに刺激してくれるのです。
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方丈南庭
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結局、このお庭も本堂の持つ空間の一部であることが感じられます。みなさん富士山のまわりをドライブしたことがありますか。いけども、いけども、ふと振り返ると富士山がある。富士山が遠くに小さくなってもやはり富士山の裾野にいるという感じをぬぐうことができない。東京ですら、晴れた空に富士山がみえると、その裾野にいると思えるのです。本堂は東福寺の富士山にあたるのです。
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方丈東庭
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方丈北庭
近代の作だけあってモダンなフォルムが随所にちりばめられています。とてもうまく、伝統とモダンを融合させています。本堂の裾野にある、伝統とモダンが融合する空間。それを自然に受け入れている東福寺の僧と禅。東福寺は並みの空間ではありません。
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この瓦屋根のフォルムのモザイクがどれほどすごい空間を作り上げていることか。
この禅寺の持つ、とことんストイックな空気が魅力であると共に、ほっとすることが出来ない怖さを与えます。
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東福寺の庭(方丈八相庭園)は近代の作(重森三玲氏作、昭和13年完成)ですが、近代作では随一の傑作ではないかと思います。方丈の四方に庭が配置されています。方丈自体、明治33年完成の近代建築だそうです。どこまでが旧建築の再現か、新たな設計かは当方には解りませんが、東福寺全体のデザインは近代のお寺の最高傑作ではないでしょうか。伝統の中に程よくモダンが挿入され、当方のパターン感覚をうまいぐあいに刺激してくれるのです。
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方丈南庭
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結局、このお庭も本堂の持つ空間の一部であることが感じられます。みなさん富士山のまわりをドライブしたことがありますか。いけども、いけども、ふと振り返ると富士山がある。富士山が遠くに小さくなってもやはり富士山の裾野にいるという感じをぬぐうことができない。東京ですら、晴れた空に富士山がみえると、その裾野にいると思えるのです。本堂は東福寺の富士山にあたるのです。
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方丈東庭
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方丈北庭
近代の作だけあってモダンなフォルムが随所にちりばめられています。とてもうまく、伝統とモダンを融合させています。本堂の裾野にある、伝統とモダンが融合する空間。それを自然に受け入れている東福寺の僧と禅。東福寺は並みの空間ではありません。