今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

ゴチャゴチャ言わんと

2004年03月16日 | 日記・雑記・ただの戯言

  「誰が一番強いか、やってみたらええんや!」と、マラソンの代表選考について思った人も多い事でしょう。候補選手全部集めていっぺんに走らせればスッキリしますから。とはいえ、本日のテーマはプロレスです。冒頭のセリフは前田日明選手によるものでしたが、私にとって理想のプロレスはやはり第二次UWFでした。あれが、選手層が厚くて道場対抗戦のような形にできていれば、そのまま継続できたでしょうし、現在のプロレス界はガラッと変わっていた事でしょう。(多分) 初期~中期のリングスもよかったのですが、日本人選手が少なかったのが難点。

 日本の風土には、アメリカンプロレス風の過剰な演出は確かに似合わないし、ハッスル2の高田なんて見ただけで嫌悪感を覚ますので、泥臭い軍団抗争あたりが一番はまるんでしょうが、魔界倶楽部ではちょっと…。

 私は、ある時期からルチャ系の以外のプロレスを見なかった上に、大仁田が火を吹いて以来新日本プロレスは完全に毛嫌いしてたのですが、魔界倶楽部が出てきたときには、星野総裁の「ビッシビシ行くからな!」というセリフが聞きたくて、またワールドプロレスを見たりしました。が、肝心の選手が安田ではそんなに視聴者を引っ張れるわけがありません。おまけに、ある日テレビで試合を見てたら娘2号(当時小1)が、「これって本気? うそんこ?」と聞いてきたですよ。子供にそんなこと言われること自体が舐められてます。そんな事聞けないくらいの、見るからに迫力のある試合をしてもらいませんと。

 そりゃまぁ、おとなになるといろいろ裏を読んでしまいますがね。「ミスターポーゴ乱入」とか聞くと「交通費は一旦立て替えてから、あとで支払って貰うんかね?」と思ったり、ドクター若松が「宇宙パワーを投入してPWFを潰してやる。覚悟しておけ、高野!」とか言っても「余計なことしない方が、勝手に潰れると思うんですが。」とか思ったり。桃太郎侍を見てて「いっぺんにかかれば勝てるのに、なんでわざわざセリフの合間に一人ずつ斬りかかるのだ?」とか悪役に文句言う人はいませんものね。プロレスも、それくらいまでステータスを高めねばなりません。ただ、大人の時代劇の楽しみ方としては「助けが来る前に早くフィニッシュを決めてしまえ! がんばれ悪代官!」と応援したりするのはありです(?)。

 で、プロレスの話に戻りますが、私は流血戦は嫌いなので、殴られて鼻血を出すくらいならいいですけど、無理に血を出すのはやめて欲しいです。迫力のある試合っていうのと、血みどろで迫力出すってのは違いますから。その辺演出と試合内容とをうまくやってるのが、やはり闘竜門でしょうか?(って、トラックバック元の意見そのままですが。)

 ちなみに、「異種格闘技戦」とかありますが、ルールをどうするかでいつもこじれますから、一番わかりやすい方法として、格闘家二人を体育館に閉じこめて、一時間経って鍵を開けて出てきた方が勝ち、というのもあります。しかし、場所を体育館に限定するのもよくないので、ゴルフ場でも借り切って、思う存分やるのもよいかと。その場合、絶対KOされないのはマラソンランナーだという話があります。一旦走り出すと捕まえられませんから。あぁ、次のオリンピックでボブサップVS高橋尚子が実現しないかなぁ…。(するかっ!そんなもん)