今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

プレミアは嫌いじゃ

2004年06月06日 | 日記・雑記
 「貧乏人はそう言うでしょうね」とあっさり切り捨てる人とは友達になれません。もっぱらネットオークションに関してですが、何年も観察してるので自分の欲しい物が大体いくらくらいなのか覚えてしまいました。ちょっと前にギタレレ(楽器です)を買ったのですが、これは定価1万2千円のものが5千円くらい。程度の悪いものが安く出品されたりしますが、落札価格は結局同じになります。

 で、今探してるのはBOSSのオーバードライブ系エフェクター。これは、そもそも定価が1万円くらいだったのですが、20年以上前に発売された初代の物は現在2万円くらいになってたり。後継の機種もでてますが、やはり初代が一番の人気。普通大ヒットして相当な数が流通した中古の機械っていうと値段がなくなりそうなものですが、後継の機種でも結構高くて5千円くらいになってます。「やはりこれがいいらしい。」と思って買う音楽系の人はいいのですが、どうもプレミアで一儲けしようと思ってる奴が多いですね、きっと。結果的に高くなるっていうのは仕方ないとして、最初から2万円スタートとかっていうと疑問を感じます。うまく商売に乗せられてるのじゃないかと。

 で、今日はグヤトーンというメーカーのオーバードライブが5千円からスタートというのを見かけました。写真を見て思い出したのですが、私これ持ってたんです。学生時代に。しかし、どうも歪みが足らんので使い切れず、友人にあげてしまいました。私の評価がすべてではないですが「普通の感覚ではそんなにプレミアがつくものではない」という品を、BOSSのエフェクター人気に便乗して高値で売ろうという根性が気に入らないと。20年前に8千円くらいで売ってた機械が5千円からスタートですよ、あーた。どう思います?

 ま、そんなこんなですが「“廃盤・超レア”という言葉につられて高値で落札したCDが、実は再発されてて定価で買える。」というケースは多々あるでしょう。昔は一般家庭ではなかなか調べようがなかったですが、今はamazonなんかで調べれば新品で入手可能かわかりますものね。廃盤でないものを「廃盤」として出品する事に対する罰則はないのでしょうか? そういうケースをいろいろ見てるので、最近はネットオークションが段々嫌いになってきたのでした。どちらかというと、人間のあさましい部分を見るのが楽しみになってきたり。ひねくれすぎか?