死ねるリスト

　例の長崎の事件をうけて、小中生対象に「ネット利用中に誰かを殺したいと思ったことはあるか？」というアンケートあり。詳細は記しませんが、「んなこといちいちアンケート取るな、ばかもんが！」というのが率直な感想。まともな答えが返ってくるとお思いでしょうか？

　ところで、殺したいと思うほど人を憎むケースが実際にどれくらいあるかはわかりませんが、ちょっと前にかぜ耕士さんのＨＰで面白い話を見ました。なんでも、歌手のなぎら健壱さんは「芸能界殺したい奴リスト」というのを作ってるとか。それに誰の名前がリストアップされているかは秘密で、ある時突然なぎらさんから「この間親切にしてくれたから名前消しといたよ。」と言われて初めて当人は知るのだそうです。実際にリストが作られてるかどうかは別にして、なかなかしゃれたストレス解消法かもしれません。それくらい、シャレですませる世界ならいいのですが。

　なお、梶原一騎原作の「愛と誠」でお馴染みなのは「キミのためなら死ねる！」というセリフですが、日本消費生活センターの調べでは、銀座のホステスさんの３人に２人はこのセリフで口説かれた経験があるそうです。（もちろんウソ）　で、可愛い女の子に出会うたびにこれを言いまくったため、誰に言ったかわからなくなるので、わかりやすく一覧にした「死ねるリスト」を持ち歩いてる、というのは１・２の三四郎の登場人物でしたか？

　また、私の友人では、可愛い女の子を見ると「あの子のために死ねるとまでは言わないけど、タマキンの１個くらいならなくしてもいいわ。片方あればなんとかなるって言うし。」という奴もいれば、「いらないって言えば、足の小指の爪くらいならいいよ。」とか、「オレ暑苦しいから陰毛全部剃ってもいいわ。」という奴もいました。人間は放っておくと楽な方に流れるという典型ですが、もしラブレターと一緒に陰毛の塊と足の小指の爪を送られて迷惑したという女性がいれば、犯人はこの人達です。（いるかな？）

　さて、私自身についてですが、これまでに「死ねるリスト」も「殺したい奴リスト」も作りたいと思ったことはありません。それはそれで幸せなのでしょうが、それとは別に、実は自分には黒魔術の才能があるのではないかと思うことがあります。まぁこれを言うたびに友達が減るんですけどね…。エコエコアザラクエコエコザメラク…。