今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

今は昭和何年でしょうか

2021年01月22日 | 日記・雑記・ただの戯言
 今週はというと、高田みづえの曲がサブスク配信開始され、水曜の夜はBSPで「刑事コロンボ」を見て、木曜はBS12で「寺内貫太郎一家2」の再放送を見ました。高田みづえのデビューが昭和52年、刑事コロンボの日本での放送開始が昭和47年、寺内貫太郎一家2の放送は昭和50年ということで、頭の中は完全に昭和です。

 「あの頃はよかったなぁ」なんていうのは簡単ですが、当時の生活を思い出すと昭和50年だと実家はまだ風呂は無く銭湯、トイレは汲み取り、エアコンは無く夏は扇風機と団扇、暖房は石油ストーブと炬燵、など。風呂なんて週に2~3回しか行かなかったと思いますが、夏の暑い時期はどうしてたのでしょうか? 今みたいにビオレの汗拭きシートなんてのも無かったし。そういえば、電子レンジもオーブントースターも無かったです。そういう意味では戻りたいとは思いません。夏は暑い、冬は寒い、銭湯行くのも時間かかる、冷やご飯は温められない、とか。

 ただ、テレビは20インチくらいで小さかったとはいえ、ラジカセはあったし、レコードも聞けるモジュラーステレオもあったし、当時既にギターは弾いてたし、文化的にはそこそこの水準だったかも。(なのか?) ビデオデッキなんてどこの家庭にもなかったから、風呂に行ってて見られなかったドラマをあとで見るなんて夢のまた夢でした。

 そんな中でも、ステレオの置いてあった部屋は日当たりが良くて狭かったので、冬でもストーブを持ち込むとすぐに温まって、冬休みにそこでレコード聞きながら雑誌読んだりするのは快感でした。まぁささやかな幸せでしょう。

 考えてみれば、うちの小学校は同級生全員同じ中学に行く学区だったので、誰も私立の受験なんてしないし、小6ってもなんも複雑な悩みはなかったのでしょう。学校で面倒な行事はあれこれあったでしょうが。

 そして今日は都合により電車にも乗ったのですが、その際にMP3プレイヤーで聞いてたのは小椋佳のライブ「遠ざかる風景」。このコンサートは昭和51年の秋でした。ん~、世間で一番流行ってたのが小椋佳というのは、若者としてはあんまり楽しい時代ではないかも。

 いずれにしても、明日の脳内はせめて平成までは帰ってきたいと思います。…って、せいぜい昭和60年代かなぁ。