テレ朝で木曜夜9時から放送されていた「ゆりあ先生の赤い糸」終了しました。原作はマンガで大ヒット作だそうですが、そちらは読んでおりません。
自宅で刺繍教室を営むゆりあ(菅野美穂)の夫で売れない小説家(田中哲司)がホテルで倒れ意識不明の状態となり、そこに現れたのが夫の恋人だという若い男(鈴鹿央士)。さらに、夫のことをパパと呼ぶ子供を二人連れた若い女(松岡茉優)も登場。
同居している姑(三田佳子)とは関係良好だが、本人は高齢を理由に介護に協力する姿勢はなく自分の食事の心配ばかりし、夫の妹(宮澤エマ)は「みんなで面倒見よう」と言い出しながらまったく気まぐれで失恋したら電話にも出ないという状態。
介護に行き詰ったゆりあは、愛人と言う若い男も、夫の子供かもしれない娘たちを連れた若い女も自宅に住まわせ、みんなでどうにかしようというヤケクソにも近い決断をします。そして、ゆりあは自宅に来た便利屋の男(木戸大聖)と恋仲になったものの、その男には子供と離婚しきれていない奥さんがいて…というもの。
こんだけ濃い口のドラマですが、脚本はしっかりしてたし菅野美穂のキャラと熱演により、最後まで楽しんで見ることができました。最終回はさらにグチャグチャになりましたが、最終的にはうまく片付けたというストーリーではありました。
不作揃いだった今期の連続ドラマの中では、個人的には一番面白かったです。結構いろんな人が出てきましたが、それぞれキャラ設定もよかったし演技もよかったし、見ごたえありました。ただ、再放送あっても見ないなあ。なにしろ濃すぎて。
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