ようやく見ました。感想としては「なんじゃこりゃ?」というの。なおかつ、初回からだんだんつまらなくなるというのが難点で。ドラマもパート2となると、キャラクター設定が確立してるのでスムーズに入れるのですが、ストーリーもキャラに従った人物の行動もこねくり回し過ぎという印象。
パート1で魅力的だった百舌も長谷川博己も今回は空振りで、新キャストの蒼井優と佐野史郎も「お、いいかも」と思うのが最初だけで設定の底が浅すぎるように感じたのが残念。Season1見てた人はつまらないだろうし、万一Season2から見始めたらややこしすぎてまったくわからないということで、低視聴率だったのはわかります。
実はWOWOWは契約してないので最初これが見られないのが悔しくて、久しぶりに原作を読み直したので「幻の翼」のストーリーはよく覚えてた上で見たのですが、同じなのはタイトルと百舌の復活のきっかけだけというのはいかがなものかと。もっとも原作自体が「百舌の叫ぶ夜」に比べると「そんな無茶な」と思うところも多々ありますが。
ということで、すごく期待して見たのでかなり残念な結果に終わりました。「ダルマってなんやねん?」というのは文句いいますけど、「なんで倉木と明星がワッチコンしないの?」とかは言いません。劇場版ではどうオチをつけるのでしょう?
映像が美しかったので、Season1でファンに。
原作と映像化はまったく別物と思っているので、
原作と比べることはないのですが、入れ込んでめずらしく原作も読みました。
原作は、とってもおもしろかったです!
Season2に関しては、とくに原作通り作ってくれれば少しは視聴率伸びただろうに、
と全く同感です(放送できないか…)
でもやっぱりカメラワークというか映像、ゲージュツ的と。
特に赤い黒、青い黒、黄色い黒というか、色々な黒に魅せられておりました。
で、途中から、これは映像ゲージュツのみを鑑賞するもの割り切りました(笑)。
映像だけ観に映画館にも行くカモ。
映画はどうなんでしょうね。本当に。