最近はサンボマスターのトレードマークにもなってますが、雑誌でもレスポールジュニアの写真をよく見かけます。あれを持ってると、いかにもロックンローラーという感じがして結構好きなギターです。綺麗な黄色のボディーもありますし、女の子が持っても似合いそうです。ただし、私は実際に弾いたことはありません。
うちにはギブソンタイプのSGがあるので、ギター本体の作りはそんなに違わないと思うのですが、あの石鹸に銀玉を埋め込んだようなピックアップってのはどんなもんなんざんしょ? 私の嫌いなのは、一にハウリング、二にノイズなので、どちらもなければ好きになってあげてもいいです。
ただ、あのピックアップというのは初期型のレスポールに乗っかってた奴ですから、構造的に特別優れたものではないような気もしますが。まぁ、ソリッドボディのエレキギターなんてのはせいぜい50年くらいしか歴史がないわけで、バイオリンなんかに比べるとまだまだ青い楽器と言えますよね。
そもそも今でも名器と言われる愛染恭子…失礼しました、レスポールだのストラトキャスターだのってのも50年前からそのままの構造だったり、あるいはわざわざ最新技術を駆使してエレキギターとしては原始的なそれらの機種をモーホー…失礼しました、模倣してるわけです。これだけデジタル技術が発達した時代でも、「良い音」と言われるのは何十年も前に編み出された音なんですね。
ところで、ソリッドボディのエレキギターを作るには、木は堅ければ堅いほど良いとも言われます。レスポールは普通表面がメイプルですが、すなわち楓の木。SGはマホガニーですから、楓よりはちょっと柔らかいのかな? ストラトキャスターにはアルダーとかアッシュとか使われてるようですが、実際にどんな木なのかは知りません。ちなみに、私のストラトのボディはポプラらしいですが、そんなもんでギターが出来るとは知りませんでした。
高校時代の友人は、フェルナンデスのムスタングを買ったらボディの材質が「セン」と書いてあって、「中学の技術の工作で使ってたような材木でギターが…」と愕然としてました。最近の安いギターはバスウッドというのが使われてて、これも柔らかめらしいですが、どういう材木なのかは知りません。
有名なギタリストでブライアンメイという人がいます。あの
「江戸っ子だってねぇ」
「ぶぇらぁいあんめいっ!」
というネタでお馴染みの人です。(?) あの人のギターは自分と自分の父ちゃんとで、古い暖炉の木を切って作ったそうですが「鉄を切ってるかと思うほど堅かった」そうです。(いえ、直接聞いたわけではありませんが) ということで、木は堅い方がいいという話でした。(でしたっけ?)
で、その石鹸系のピックアップですが、1ヶ月ほど前に近所のリサイクルショップでそのピックアップでゴールドトップのレスポール(国産・中古)を見かけたんですわ。う~む、どうにも気になるが冷蔵庫も車も買い換えねばならないので金は無い! ということで、どなかたお手元にご不要のレスポールがあれば、送ってくだされば幸いです。お礼に、我が家の古新聞古雑誌を(って、こればっかり)
欲しいギターというのは言い出せばキリがなくて、335タイプのセミアコは持ってみたいと思うし、実はフルアコも欲しかったり、やっぱりBCリッチのイーグルも欲しいな~とか、PRSもかっこいいし、レスポールも手元に一つくらいは、とかいろいろ。反対に魅力を感じないのは、モズライト、エクスプローラー、ムスタングと、あとはヘヴィメタ系のヘッドがとんがったようなギター。まぁここで書き散らすだけで物欲を発散してるという部分は大きいですが。
さて、クリスマスも近いのでうかれてる人も多いようですが、こういうページに我が家のサンタの置き物が出てます。それはたしかに私の母の作ですが、ソルマックは母が作ったわけではなく私が飲んだものです。(当たり前じゃ)