逝ってしまいました。近況は全然知らなかったので驚きました。小学生の頃からファンでずっと好きだったので本当にショックです…。
いわゆる「3F・E・T」と言われた時代は経験しておりまして当時は写真雑誌は大嫌いでした。3F(フォーカス、フライデー、フラッシュ)・E(エンマ)・T(タッチ)のうち、3Fは何回か買ったことありましたけどETはほとんど表紙しか見たことないような。いつの間にかなくなっちゃったし。
FOCUSに関しては写真週刊誌ではありますが、写真に加えてひねりの聞いた文章が印象的でしたのでそれなりの方が書いてらっしゃったのでしょう。フライデーはFOCUSの対抗馬として出てきましたが、記憶によると創刊の頃に頼近アナの妊婦姿かなんかを盗撮したのが話題になってて、ハッキリ言って芸能じゃじゃ馬路線が売り。フラッシュはどっちつかずの印象がありますが、当時からエンタメ路線だったのでしょうか。
私はいわゆる芸能レポーターが大嫌いで、写真週刊誌のカメラマンも芸能レポーターも同じと考えてた感があります。「アイドルの尻追いかけてるよりは、政治家がワイロ受け取ってる現場でも撮影せんかい!」と思って。今だったら北朝鮮の収容所の写真でも撮ってこいと。ま、結局芸能系も事件取材系も両方の仕事をしてらっしゃる方も多いのでしょうが、プロのカメラマンの技量は認めます。そこで今回の「FOCUS」と。
もちろんこの雑誌は何年も前に廃刊になってますから、今回のは震災を受けての緊急復刊。この時に現場がどうなってたかというのは将来語り継がねばならないでしょうが、それこそテレビには映らないような様々な光景が見られます。当然そこには遺体もあるわけですが…。
この震災だけは絶対忘れてはならないということで、辛いけれどもこれは保存版ですね。広告はやたらと出会い系サイトのものが多いのですが、それが出版不況を物語ってるのでしょうか。
放射線のことも放射性物質のことも難しくてなかなかわかりませんが、武田邦彦先生の話はわかりやすいので「クリーン福島大作戦」と聞くとなんとなくできそうな気がします。曰く「放射性物質の半減期は物理的に決まっていますから、それは変える事ができませんが、人間の手でクリーンな福島を取り戻すことはできます。」だそうです。
今問題になっている放射性物質は基本的に粉になって飛んでくるので、地表に溜まってるのを早いうちにさらってしまえばいいと。それをこのまま放置しておいて、土壌の奥深くまで混じり込んでしまうと土地をクリーンにするのは難しいとか。特に梅雨が来る前にやってしまう方がいいと。
急に規制値を上げて「大丈夫だ」という話も信用できませんし、かといって大げさに「プルトニウムは角砂糖5ケで全人類を滅亡させる猛毒」とかいう話もいかがかと思います。福島原発も今のままいけばとりあえず大爆発するような心配はないと先生が言ってますので、とにかくまた福島県で普通に人が住めて農作物が取れるようになって欲しいと。5年間だけ福島県民だった者としては切実に願います。
それにしても、福島ナンバーの車に「どけ!」と言ったり、福島からの転入者に検査済証を要求したり、差別があると聞くと唖然としてしまいます。感染すると思ってるバカがいるのでしょう。こういうのを聞くと「日本人は決してパニックにならずいかなる時にも譲り合いの精神を忘れない素晴らしい民族だ」という海外からの褒め言葉が白々しくなってしまいます。バカですね。
実家の母が「雑穀 七福米」なるものを送ってきてくれました。「お米に混ぜて炊くだけ簡単」ということですが、七福というくらいなので七つの雑穀が入ってます。内訳は、黒米、押し麦、そば米、黒ささげ、きび、あわ、赤米など。
メタボのおっさんとしては情けないのですが、少々貧血気味なのでアマランサスを入れて米を炊いたりもしてました。この七福米にも成分としては鉄分とか亜鉛とかいろいろ入ってますので同じような感じかと思って。
が、炊きあがってみたらびっくり。ほとんど赤飯でした。こんな時期に赤飯食べる気分でもないのですがなにしろ栄養豊富だそうですので、つべこべいわずにありがたくいただくこととします。いざというときに子供の二人や三人担いで走れるくらいに体は鍛えておきませんと。ただ、カレーとかやろうと思うと無理なんですね、これが。
前の車が遅いと思って追い越しにかかった途端、急にスピードを上げる人が多いです。特に夜間が多いような気がするのは、後ろから車が来るとわかりやすいからでしょうか。どう見ても90キロくらいしか出てないので右車線から追い越しにかかると、なんかあちらが急に速くなってこっちが130キロくらい出さないと抜けないことがしばしば。
あのときの心理というのは、「一人で走ってる分にはなんとも思わないのが人から抜かれると思うと急に腹が立つ」ってことでしょうか。おとなしくしてたのが、挑発されると一気に切れちゃったという感じとか。この辺は憲法第9条を掲げてさえいれば周りの国も仲良くしてくれるだろうと思い込んでいる今の日本に問題があるような気がします。あるいは「原発は絶対安全」と言ってれば事故が起きないと思い込むのにも似てるかも。もっとさかのぼれば、鎖国を宣言していれば黒船はやってこないというのもありました。
私の場合は、追い越していく車に張り合おうとは思わないので右車線を急いでいく車があればあっさり抜かせてあげます。で、こっちが追い越そうとして向こうが急にスピードを上げた場合は一旦追い越してから左車線に入ってス~っとスピードを落として「おらおら、そんなにスピード出したいなら今度はおめーが追い越せよ」とつぶやきながら様子を見ます。そのまま70キロくらいまで落としても追い越していかない人がいるんですが、ああいうのはいけませんね。状況判断が悪いというかなんというか。
あとは、高速でオービスがあるといきなり80キロくらいに減速する人が多いのも困ります。100キロ出せるところは100キロ出していいのであって80キロで走ったからといって「安全運転だね。おりこうさん。」と褒められるわけではないと。かえって流れを乱して事故に繋がりやすいのですが。
ところで、昨日マイケル・サンデル先生のNHKでの番組を見てたら、いまだに原子力発電の話を飛行機に例える人がいて驚きました。いわゆる「飛行機は落ちるからといって使わないわけにいかないのと同じで原子力発電も必要」という論理。こういう極論をいうから議論がなりたたないわけで、未曾有の事態は未曾有であるから例え話は反則だと。
と、自分がいっぱい例え話をしながら思ったのでした。それにしても「マイケル・サンデル」という名前が覚えにくくて、一生懸命「ネルソン・マンデラ」と検索して「出ぇへんなぁ」と思ってました。ま、いずれにしても高速道路で事故を起こすと大変なので皆さん気をつけましょうというのが結論です。唐突ですけどそういうことでよろしく。
NIFTY-Serveが創立25周年だそうです。特設サイトがあってパソコン通信時代の画面が体験できます。私が入会したのは1993年6月末でしたので18年近く前ですね。会社の後輩から「パソコン通信が面白いらしい」と誘われて、夏のボーナスでモデムを買って入会したときのドキドキ感はよく記憶してます。
なにしろ当時は従量制の課金で電話料金も接続料金も時間が長くなればなるほどかかる時代でしたから、回線が空いててサクサク動く時間帯(主に早朝)に接続してオフラインで読むという形でした。その頃の感覚は、自分の家に14インチCRTのサイズの窓を開けてそこに顔を突っ込んで世界を覗いてるという気持ちでした。
最初に買ったモデムは2400bpsで確か2万5千円くらい。それから4年ほど経って14400bpsのモデムを買ったけど、その頃住んでた郡山では9600までのアクセスポイントしかなくて、そのまた2年後くらいにISDNにしたと。ISDNだと64Kですから2400→64000ということで格段の進歩と思いつつ、今や光ファイバーの時代ですのでまったく別世界ですね。パソコン通信の時代はというと2400だと1行ずつ読めるくらいの速度なので、体験してみたい方はそれこそ上記の体験画面を見てみればと。
NIFTYで加入したフォーラムというとほとんどFBATLだけでしたが、その頃の知り合いとは今も付き合いがあったりします。その当時はFBATLの10番会議室がなくなったら自分はネットから引退するのではないかと思ったりしてたのですが、今もまぁなんとかやってます。
NIFTYのフォーラムに一番感じが近いのは、今だとmixiのコミュニティだと思うのですが、あれが好きかというとそうでもありません。接続速度だけは何百倍か何千倍か(計算できん)になってますが、ネットにおけるリテラシーといえるものはNIFTYでの最初の2~3年ですべて学んだような気がします。そういう意味では自分が生まれ育った場所としてNIFTY-Serveは非常に懐かしいのですが、@niftyについてはいつプロバイダを乗り換えようかと考えながら何年も経ったと。実際、今の屁たれぶりには不満が多いのですが、今もトップページというかポータルは@niftyだったりします。これをやめるときは本当の決別でしょう。
と、そんなことを一瞬の間にいろいろ思い浮かべました。
勝間和代氏が原発の宣伝に関わったことへのお詫びとして「原発事故に関する宣伝責任へのお詫びと、東京電力及び国への公開提案の開示」という文書をネットに投稿していました。なにがどうなって急に謝ることにしたのかは知りませんが、この人に関してはCMに出演していたことよりも、先月の朝生とかそういう方が印象が悪かったように思います。
それはそれとして、この件もあって「原発のCMに出てたタレントは全員謝罪しろ」とか「ギャラを全額寄付しろ」と言う声も出てるようです。しかし、それはちょっと違うんじゃないかなぁと。明らかに怪しい新興宗教とかマルチ商法のCMに出てたのなら批判されても仕方ないでしょうが、電力会社というと今回の件が起こるまでは超優良企業と思われてたわけで、イメージのよくないタレントはCMに出たくとも声がかからなかったわけですから、広告代理店経由で出演依頼があれば喜んで出るという人の方が多かったのではないでしょうか。
それで全員謝らなければならないとすると、電力会社のCMをバンバン流してたテレビ局ごと謝罪しなければならないでしょう。ということで、魔女狩りのように「原発関係のCMに出てたのはこいつだ!」とかいう話にならないことを願います。どちらかというと、私の場合は原発を推進してたトップの人たちが「安全対策に問題が無い」とか「日本の原発は絶対安全だ」と本当に信じてたのか、ある程度危ないことは目をつぶっても儲けのために仕方がないと思ってたのか、その辺を知りたいです。どうなんでしょう、実際。
東日本大震災の復興ビジョンを作る「復興構想会議」ですが、議長は五百旗頭真氏。かなり変わった名前ですが、妙なのは名前だけじゃないようですね。防衛大学の校長というとそれなりの人なのかと思ってましたが。
いずれにしても、この人についても「復興構想会議」についても、マスコミの人はしっかり報じて下さい。一部の新聞とか週刊誌を見ないとちゃんとわからないとかいうのは勘弁して欲しいです。たいして期待はしてませんがよろしくお願いします。
4月のサラリーマンというのは社内であれ出せこれ出せという話で、会社にいる時間が長いです。被災地でもないのでちゃんと働けということでしょうが、社内業務というのは稼いだ気がしませんね。
ということで、明日から営業で稼ぎます。営業ってもギター担いで全国を漫談で回るわけではありませんが。それにしても、なんかずっと揺れてるような感じがしていけません。酒も飲んでないのですけど。
東北で住んでたことがあるのは宮城県、岩手県、青森県、福島県なので、結構地酒も覚えてるでしょうと思ったら、それほど日本酒を飲まなかったというか産地まで気にしてなかったせいか全然出てきません。
ネットで調べてみたら、宮城県で知ってたのは「一の蔵」と「浦霞」だけ。「初孫」も宮城かと思ってたら山形でした。岩手では「あさ開」「八重桜」「南部美人」「七福神」など。七福神は銘柄の名前であって蔵元はまた違う名前なんですね。蔵元を見てもピンとこなかったのが、銘柄を見て思い出しました。私は結構「八重桜」が好きです。
青森はというと「田酒」「じょっぱり」「菊駒」「桃川」「駒泉」など。じょっぱりは冷やして飲むのが好きで、田酒はぬる燗が個人的には好きです。んで、秋田は「秀よし」しか知らず、福島では「大七」「奥の松」しかわからず。
案外知らないもんですね。こういうときですから宮城とか岩手の酒をガンガン飲んで支援したいところですが、私の場合は普通に飲むと1合くらいで丁度いいので健康にはいいような気がしますが、あまり貢献できてないような…。まぁゆっくり行きます。酒飲むのも体力いりますものね。