今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

雲谷と書いて

2012年10月10日 | 日記・雑記

 雲谷と書いて「うんや」でも「くもたに」でもなく「もや」と読みます。青森にあるのですが冬はスキー場、それ以外は高原としていろんなイベントやってる様子。で、私の印象はなんといってもコスモス! 今日の営業中に道の脇でコスモスを見かけて思い出しました。

 あそこは市内から15分くらいで行けるので、青森在住時は時々行ってました。最初はそんなにコスモスがあるとは知らなかったので「どんなもんでしょう」と軽い気持ちで行ったのが、着いてみたら「どっひゃ~!」という感じで一気にファンになりました。いまだにあれ以上のコスモスを見たことはありません。ちゃんと画像があればいいのですが、ここで見てもあんまりあの雰囲気はわからないですね

 ちなみにスキー場としては私は大嫌い。初心者向けのすごく平らなところと直角じゃないかと思うくらいの急なところが極端ですので。一度行って懲りたので二度目はスノーボートしかやりませんでした。ちなみにボー「ド」じゃなくて、ボー「ト」です。専門用語で言うとソリですが娘1号を乗っけて何本か滑ったという。

 近くにいるとあんまりありがたみを感じないのですが、行けないと思うと懐かしいものですね。今がちょうどピークくらいじゃないかと思うのですが、この時期はまとまった休みはないしなぁ。残念。


花の歓迎会

2012年10月09日 | 日記・雑記
 我が社はこの時期が人事異動ですので当然歓迎会も10月。で、今から飲み会です。ああ、週始めからきつい。

 って、そんなに飲まなきゃいいのか? まあ体調は万全でどうやら飲み放題らしいし、自分の限界に挑まないわけにはいかんでしょう(?)。さて、いってきます。

日本映画専門チャンネルの圧勝でした

2012年10月08日 | 日記・雑記

 先月BSフジで再放送してた「横溝正史アワー 不死蝶」ですが、先週5日(金)に日本映画専門チャンネルで一挙放送がありました。それも午後12時からと深夜1時からの2回。BSフジで放送があった際にここでネタにしたら検索でたどり着く人がいたのですが、日本映画専門チャンネルでの放送後はその比ではありません。具体的には5日(金)38人、翌6日(土)が29人、昨日でも11人いました。

 一般的に、日本映画専門チャンネルは契約が必要でBSフジはアンテナさえ立ってれば見られるって印象なんですが、やっぱり宣伝の方法とか一挙放送とかの影響でしょうか。その点考えるとBSデジタルっていうのは「やる気あんのか?」と思いますけど。

 ちなみにBSデジタルの今月の注目番組はというと、
BSフジ:ドラマ「29歳のクリスマス」「江戸の旋風」「結婚できない男」「鹿男あをによし」「新・愛の嵐」、アニメ「母をたずねて三千里」「タイムボカン」、
BS-TBS:ドラマ「天皇の料理番」、映画「伊豆の踊子」(山口百恵版)、
BSジャパン:映画「アウトレイジ」「手紙」「ランボー3 怒りのアフガン」
BS朝日:映画「必殺!主水死す」「コナン・ザ・グレート」
BS11:映画「ひとごろし」
Twellve:アニメ「星の子チョビン」「あらいぐまラスカル」「タッチ」
などなど。結構いろいろやってます。チャンネルによっては韓国ドラマがやたらと多いところもあるんですが、やっぱり宣伝足らないんじゃないでしょうか?

 それにしても金田一シリーズで話題にしてるのは他にもいろいろあるのですが、検索されるのは圧倒的に「不死蝶」が多いです。ドラマが魅力的なのか結末がわかりにくいのか、どんなもんでしょう。


小松方正研究会

2012年10月07日 | ドラマレビュー

 録画してあった「三つ首塔」を見ました。これは『横溝正史シリーズ・三つ首塔』であって1977年5月~6月にかけて放映されたドラマです。主な配役は以下の通り。

金田一耕助:古谷一行
宮本音禰:真野響子
上杉誠也:佐分利信
佐竹建彦:米倉斉加年
法然和尚:殿山泰司
古坂史郎:ピーター
志賀雷蔵:小松方正
鬼頭庄七:小池朝雄
高頭俊作:黒沢年男
かね:野村昭子
日和警部:長門勇
等々力刑事:早川保

 私は結構好きなんですが世間一般としての評価はあまり芳しくない様子。久しぶりにじっくり見て理由がよくわかりました。元々金田一ものは世間一般にしばしば起こりうる話では無いのですが、その中でも「いくらなんでも無理があるやろ」という展開が多いのですね。一例を挙げれば、高頭俊作が音禰を連れて秘密クラブに行ったとき「間もなく警察が踏み込んでくるから逃げなければ」なんて言いながら逃げ遅れて離ればなれになってしまうというの。自分で通報しておきながらこれですので「さっさと逃げんかい!」という声は全国で3千万くらあったと思います。

 そもそもの設定が初対面の俊作が音禰を力ずくでものにしてしまうというものですから、これは女性からは批判が多いことでしょう。ゆくゆくは結婚したでしょうが、披露宴で仲人さんが二人のなれそめを紹介するのに「実は新郎が新婦に無理矢理ワッチコンしたことから恋が芽生えて…」と言わねばならんですよ。これはいけません。

 あとは日和警部の上杉邸の張り込みをはじめ「ありえない」というのは他にもあれこれ。それでも魅力的なのはこの豪華キャストでしょう。佐分利信、小松方正、米倉斉加年、小池朝雄、ピーターという怪しすぎる顔ぶれなんて「元祖・全員悪人」ですわ。米倉斉加年さんのキザっぷりは堂に入ってるし、小池朝雄さんのSMショーとか、小松方正さんの下品さも迫力満点。んで、一番の見物は真野響子さんのレオタード&網タイツ&生着替えかと。初めて見たときは中学生でしたが、よくテレビの前で失神しなかったことかと。

 まぁそのうちまたどっかで再放送あるでしょうから今回見なかった人は是非ご覧下さい。出演者のクレジットではピーターさんが「ピー ター」となってて、「おお、あれは名字と名前が別々だったのか」というのが判明したりしました(?)。

 なお、私の学生時代に「小松方正研究会」というネタがあって、最初はなんのことかわからなかったのですが「現代法制研究会」というサークルのパロディだったのですね。そのサークル自体は何をするかというと、要するに憲法改正して日本も軍備しようという思想のもので、三島由紀夫の命日に河原町から円山公園まで「北方領土を返せ~!」とシュプレヒコールしながら行進する人たちだったようです。そちらは結構過激なのでお友達にはなりにくいですが、「小松方正研究会」なら参加してもいいかなぁ。出演映画全部見るとかなら楽しそうですよね。(なのか?)


10年前でどうだ!

2012年10月06日 | ブログ・インターネット

 最近gooのブログからメールがちょくちょく来ます。自分の書いた1年前の記事を送信して来るというの。「1年前の記事をネタにしませんか?」ということで。世の中にはそんなもんをネタにする人いるのでしょうか? 私は長年やっておりますが、帰るのが遅くて書けないことはあっても、ネタが無くて悩むなんて情けないことはいまだにありません。

 とはいえ、昔のネタはどうだったかってのも気になることは気になるので、いっそのこと10年前のネタを探してみました。当時はまだブログをやってなかったので普通にホームページで毎日書いてたのですが、2002年10月6日は日曜日で、ネタとしては「ロック映像年鑑」でした。当時の10月の記事を見ると、ムカデ競争で転倒してチ○コを怪我することばっかり心配してたのがやたらと目立ちますが、大事にしただけあって今も無事なのが幸い(?)。

 いやしかし、10年前の方が面白かったというか進歩がないというか。多分1年前のネタ調べてみたら「昨日と同じオチだった」とかいうのもありそう。何しろ10年前にムカデ競争に出てたという記憶は本人はまったく無いので…。う~む。


か? げ?

2012年10月04日 | 日記・雑記
 彼岸花が咲いてるのを見かけました。曼珠沙華ともいうようですが、恥ずかしながら数年前まで両者が同じ物だとは知らず、実は見た目と名前も一致してなかったという…。

 なお曼珠沙華については、私は「まんじゅしゃげ」と読んでましたが「まんじゅしゃか」とも読むようです。後者の代表は山口百恵の歌でしょうが、残念ながら私は彼女のアルバムを聞くような高尚な趣味を持ち合わせておりませんのでどんな歌かは知りません。

 それにしても、この花について調べてみると不思議なことが多いですね。結構背が高いのに秋になるまでまったく姿を現さず、葉もなし節もなしでにょきっと立って派手な花がついてると。おまけに有毒性なんですと。キレイだと思ってパクッといただいちゃうと痛い目に遭うということで、元々好きなタイプの花ではないのですがますます近寄り難くなりました。

 ところで、この花について調べようとスマホで「まんじゅ」と入力してたら、青森は酸ケ湯の「まんじゅうふかし」に辿り着きました。これが一番の毒かも。股火鉢が校則で禁止されてる学校ではこれも禁止されてるのでしょうか? 私は経験ないのですが…。

秋の夜長に

2012年10月03日 | ドラマレビュー

 テレビは改編期で何やってるかわかんないので、前に録画したドラマ「王様のレストラン」を順番に見ることにしました。しかし、一挙に見ると朝まで寝られないので一日二話ずつくらいにしておきましょうか。脚本がいいし出演の皆さんそれぞれが熱演ですが、山口智子さんはこのドラマの時が一番よかったと今も思ってたりします。

 ということで、早速一話目から。ああ忙しい。(って、どこがや?)


甲斐バンドストーリー「ポップコーンをほおばって」

2012年10月02日 | 甲斐バンド・甲斐よしひろ

 角川文庫 昭和62年5月25日 初版発行 田家秀樹著

 かなり久しぶりに読みました。元々昭和60年7月に単行本として発行されたものだそうですが、大幅に加筆訂正されて文庫化されたようです。というのも、文庫では解散の時の話まで入ってますが、それは昭和61年の話ですので。

 元々甲斐バンドのオフィシャル機関誌「ビートニク」に一年間連載されたものを加筆、再構成したものだそうです。何回か読んでますがそのたびに新しい発見があったり「あ、この人は」と思い当たる名前があったり、時々読むといいですね。いい本だと思います。

 デビューの1974年から1年ごとに章に分かれていて最後が解散の1986年。巻末に年表やディスコグラフィーもあって充実しています。文章自体も全般に読み応えがあるのですが、「これは!」という思うところがいくつかありました。その一つは以下の通り。

<アーティストは、納得のいく形で、ある時は、レコードという“商品性”を無視して、作ろうとし、レコード会社は、安くて多く売れるものを、と考え、メディアは“流行”に乗ることだけ考えている、といった具合に。そんな対レコード会社、対メディア、そして、これにもうひとつ対リスナー、という関係が加わってくる。その関係を、何がアーティストにとって大切であるかという一点で考えることのできる“防衛線”になるのが、マネージメント会社の役割になる。>

 これは甲斐バンドがデビュー当時から在籍してたシンコーミュージックから独立する際に「なぜ今独立か?」という説明として書かれていた箇所です。当たり前のことなのでしょうが、これをよく考えればなぜ今の音楽界が本当に音楽が好きな人に満足感を与えられていないかというのがわかろうというもの。目先の金儲けばかりに気を取られていて、楽曲の力によって後世に残るようなヒット曲が産み出されにくい現状の再認識にも繋がります。要するにテレビ局が音楽出版も兼ねてしまったので、メディアの力でヒットを無理矢理作ってしまう状況が普通になってしまったと。アーティストの方向性やマネージメント会社の戦略というのが入り込む余地が少ないのかなぁとか思ってしまいます。

 ま、そんな難しい話は抜きにしてファンの人なら楽しめる本だと思いますので、興味がある人は是非どうぞ。ただ、今では新品では買えないようですね…。それにしても、ここにも名前が出てきた佐々木徹さんとかも後年かなり批判的なことを書いてました。また、かなり重要な人物として登場している佐藤剛さんも、最近のインタビューでは甲斐バンドのことは本当にサラッとしか語ってません。自らのキャリアのほんの通過点という感じで。

 ただしそれもこれもみんな含めて甲斐バンドで、私にとっては昭和61年の解散の時点で甲斐バンドは終わってますから、メンバーとか作品のこと以外は考えたくないんですね。甲斐バンドは凄く好きな時期と嫌いだった時期と割と普通に接してた時期があって、それでも自分が大学を卒業するときが丁度解散だったので、「ああ、何もかも終わってしまう…。」と思った気持ちが強く、それがあって多分一生離れられないのでしょう。だから誰にどう言われたっていいんです。そういうのが一つあるだけでも自分は幸せなんじゃないかと思いますし。


ドラマの方が好きだったり

2012年10月01日 | 映画

 8月にCSで録画していた映画「八つ墓村」を見ました。主演:萩原健一、金田一耕助:渥美清、というあれです。見るのは3度目かな? 面白くないわけではありませんが、世間の評判通りあちこち「それはないやろぉ~」という場面もあって、いまいちのめり込めません。

 金田一耕助シリーズというとテレビドラマでは古谷一行氏のが有名ですが、映画よりあちらが好きなのは結構あります。「八つ墓村」がその代表で、何よりも鰐淵晴子さんの怪しい美しさが一番の魅力ですし、荻島真一さんもキャラはピッタリでした。中村敦夫さんもはまってたし、あとは松尾嘉代さんですね。地味だけどなぜか色っぽいというのが「いかにも!」という感じでgoodでした。

 「悪魔が来たりて笛を吹く」もドラマが凄くよかったし、「悪魔の手鞠唄」も実はドラマの方が好きだったりします。ただし、どうしてもいただけないのがドラマ版の「犬神家の一族」。やっぱり佐清ですね。あの仮面の安っぽさがどうしても許せません。

 ところで、「八つ墓村」はストーリーというか結末がドラマ版と大きく違ったような気がするのですが、ちゃんと集中して見てなかったせいでしょうか? なんにしてもそれだけ好きなのなら一度原作も読んでみるべきではないかと思いました。ということで、「八つ墓村友の会」の結成を呼びかけます。真っ先に読んだ人は存分にネタばらしして下さい。あんまり張り切るとなんらかのタタリがあるかもしれませんが、当方では一切関知しませんのでご了承のほどを…。