今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

40th 石川ひとみ アンソロジー

2018年03月20日 | 石川ひとみ

 楽天に頼んでおいたのが届きました。明日発売なのでフラゲということになりましょうか。おまけに楽天ポイント使ったので凄くお得だったという。(って、これはどうでもいいですが)

 これはタイトルの通り石川ひとみさんのデビュー40周年記念のベストアルバムです。CDの帯には「祝40周年! 1978年のデビューから85年までにリリースしたシングル23曲に石川ひとみ自選の17曲を加えた全40曲。今もなお心に咲き続ける青春の歌。」とあります。
 収録曲は以下の通りです。

DISC 1
1.右向け右
2.サムシング・フォーリン・ダウン
3.あざやかな微笑
4.らぶ・とりーとめんと
5.プリンプリン物語
6.I BELIEVE YOU
7.ミス・ファイン
8.さり気なくおし気なく(I Love Making Love To You)
9.オリーブの栞
10.まちぶせ
11.好・き・・・
12.ひとりじめ
13.パリからの便り
14.モナムール・モナミ(Masculin Singlier)
15.いつわり
16.さよならの理由
17.何も言わないで
18.メモリー
19.アモーレ
20.秘密の森

DISC 2

1.くるみ割り人形
2.ひとりぼっちのサーカス
3.ハート通信
4.おやすみ前に
5.秋が燃える
6.Blue Dancing
7.海のようなやさしさで・・・
8.夢番地一丁目
9.ひとりごと
10.三枚の写真
11.君は輝いて天使にみえた
12.あなたの天使
13.冬のかもめ
14.坂道
15.パープルミステリー
16.にわか雨
17.置き忘れたメモリー
18.恋
19.裸足でダンス
20.夢回帰線

 私は1978年のデビュー当時はまだファンではなく、翌年の「ハート通信」で気になってレコードを買い始めました。この40年ずっと応援していたかというと、かなり不真面目なファンではあったわけですが、あらためてCDを聞くと唯一無二の歌声、表現力に聞き入ってしまいます。ずっと追いかけていたわけではないのですが、心の中ではずっと好きだったんだとあらためて認識しました。

 彼女もいろんな曲を歌っているし、珍しい曲のライブ音源もあります。「まちぶせ」しか知らない人にも是非聞いて欲しい曲が満載のCDですね。どーですか、お客さん。


遅ればせながらシン・ゴジラを

2018年03月19日 | 映画

 見たいとは思いつつ結局映画館では見そびれて、先日「日本映画専門チャンネル」でようやく録画しました。あちこちで相当話題になってたので当然結末も知ってたし大体の雰囲気もわかってたのですが、それでもまずまず面白かったです。ただ、やはり映画館でまったく結末を知らないまま見た方が楽しめたのでしょうね。

 ゴジラ映画を真剣に見てたのはやはり小学生くらいの頃ですが、もし今自分が小学生だったとしてこれを楽しめるかどうかですが。いろいろ思うところはあるのですが、あちこちで完全に語り尽くされてる気はしますのであえてここでは書きません。

 それにしても最近やたらと長谷川博己と市川実日子を見ると思ったら、この映画で受けたんですね。実はどちらも好きではないのがなんとも…。


おや、尾崎亜美さんの新しいベストアルバムが

2018年03月18日 | 尾崎亜美

 amazonを見ていたら「エッセンシャル・ベスト 1200 尾崎亜美」というのを発見。尾崎亜美さんの新しいベストアルバムですが、3月21日発売予定だそうです。1200というくらいなので税込み1296円とリーズナブル。15曲入ってるので一般的なダウンロード価格より安いかも。

 注目の収録曲は以下の通り。

1. 私は愛を唄わない
2. ジェシー
3. スローダンシング
4. 来夢来人
5. 春の予感~I’ve been mellow
6. あなたはショッキング・シャイン
7. ストップモーション
8. サンライト
9. 嵐を起こして
10. ラストキッス
11. 旅
12. 冬のポスター
13. マイ・ピュア・レディ
14. 偶然
15. 冥想

 今回は初期の東芝EMI時代の楽曲限定でなおかつシングルのAB面中心ですね。ただ、私が好きで人気もあると思われる「初恋の通り雨」が抜けてます。また、「スローダンシング」があって「心にメイクアップ」がなかったり。

 今回は「マイ・ピュア・レディ」のB面の「サンライト」が割と珍しいかな? アルバム未収録曲ですし。あとは「旅」「偶然」がアルバムヴァージョンかシングルヴァージョンかというのが気になるところ。

 amazonは結構曲順を適当に書いてあることが多いので、1曲目に「私は愛を唄わない」を持ってくるかは不明です。普通はラストでしょうにと。先日のニューアルバムはいまだに曲順逆に書いてあるし。

 ジャケットに亜美さんの写真がないあたりにあんまり愛が感じられないような気もしますが、とにかく価格は安いので入門用にはお勧めです。どーですか、お客さん。


実は既に脱落しておりまして…

2018年03月17日 | 日記・雑記・ただの戯言

 なにかというと朝ドラ「わろてんか」。基本的に夜の再放送で見ていたのですが、ちょっと早めに寝ようとした場合は見てられないので、そういう場合は週末の再放送で見ようと。

 と、そうするうちに「土曜に見ようっと」と思いだしたら、なんか見るのが面倒になっちゃって年明け早々に脱落してしまいました。まぁそもそも脚本が面白ければ毎日見ようとするのでしょうが。

 ということで、4月からの作品に期待します。(気が早いか)


「るなぱあく」と「黄昏めもりい」が

2018年03月16日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 「前略おふくろ様Ⅱ」に出てくる「喫茶 砂時計」にて、庄野真代さんの「ムーンライトシティウーマン」が流れてた話は前に書きましたが、第17回でも「砂時計」のシーンがありました。聞こえてきた曲に聞き覚えがあったと思ったら、丸山圭子さんの「Bye-bye」でした。

 この曲は「黄昏めもりい」というアルバムのラストなんですが、曲のタイトルは「Bye-bye」ですがラグタイム風の軽快な曲です。このアルバムは「どうぞこのまま」や「ひとり寝のララバイ」が入ってる名盤です。

 そしてまた別のシーンでまた砂時計が出てきたのですが、そこでは庄野真代さんの「ピエロのように」がかかってました。サブが「川波」を辞めるつもりで一人でいるところを、半妻が引っぱたいて店に連れて行く大事なシーンです。この曲が収録されているのは「るなぱあく」ですが、前にも触れたとおりこれは名盤です。

 何がどうかと言いまして、「前略おふくろ様」もⅡの方はちょっと湿っぽくて楽しくない展開が多いですから、こういうところを楽しみませんと。


デビュー40周年につき石川ひとみのシングル曲を語る企画 その5(あざやかな微笑)

2018年03月15日 | 石川ひとみ

 ヒット曲「くるみ割り人形」に続くデビュー第三弾。発売は1979年1月21日、作詞:森雪之丞、作曲:西島三重子、編曲:大村雅朗という作品でした。右向け右、くるみ割り人形とは作詞も作曲も変わってます。西島三重子さんは1stアルバムにも「フェミニン」という曲を提供しており、その後もちょくちょく関わることになります。

 西島三重子さんについては写真で見たり歌声を聞いたことはあるのですが、ご本人が歌ってるところは見たことありません。初めて歌を聞いたのはFMのラジオでした。多分デビューしたばかりの頃で、たまたま聞いてたラジオで中沢厚子さんとか、森田公一とトップギャランと一緒にスタジオライブをやってました。その時はデビュー曲の「のんだくれ」でしたが、ヤングフォークとかヤングセンスで写真を見て美人そうなので気になってはいたものの、歌は大人の世界だったので私はあまり…。その時の写真はクラシックギターを持って、それこそクラシックの演奏会のような衣装だったと記憶してます。

 で、「あざやかな微笑」の話に戻ると、当時テレビで見たのは1~2度くらい。なんか海辺だか堤防だかで歌ってた場面が記憶に残ってるのですが、単に勘違いかもしれません。実は当時私は中3で、3月の初めに高校入試という時期だったのでそんなにテレビは見ていられませんでした。なのであんまり見た記憶がないというのもありますが、そもそも「くるみ割り人形」に比べるとテレビ出演は少なかったのではないかとも思います。

 実は私はこれのシングル持っておりまして、それも「ミスファイン」が出たあとに3rdアルバム「ひとみ…」を買って気に入って、1stアルバムも買って、その後はお金無くなってこれのシングルだけ買ったという。それで聞いてみたら「なんだ、いい曲じゃん」と思った次第。ただ、それから30年近く経ってCSの「夜のヒットスタジオ」の再放送で見ましたが、石川ひとみさんはこの当時が一番ぽっちゃりしてたようで、衣装の影響もあって、あらためて見るとかなり地味な印象でした。


 曲のことをいうと「涙止まれ止まれ」とか「目頭から1cm」とか割とキャッチーなフレーズもあります。が「くるみ割り人形」で盛り上がった後だから、もっとアイドルチックな曲で攻めてもよかったのではないかと思ったりします。もちろん、スタッフとしては彼女の歌唱力を評価した上で、アイドルとはいえじっくり聞かせる歌手に育てようという狙いもあったのでしょう。それでも、当時多数いたと思われる親衛隊の人たちも、この曲には会場で声援しにくかったのではと心配になったり。例えば、「まちぶせ」がヒットしたあと次がこの曲だったりしたらまた違う展開になったのではないかとも思います。

 私はシングル曲の記事を書くに当たっては、必ずギターでメロディ弾いてみるのですが、この曲のキーはGmで最低音はA、最高音はD。(ちなみに「あなたに~見せて~あげる~」の「た」です←細かい) アイドルの曲だと音域がオクターブで収まることも珍しくないですが、彼女の場合は音域広い分だけ一般女子にとっては歌いにくい曲が多いかもしれませんね。

 ということで、次回は「ひとりぼっちのサーカス」に行くと見せかけて、「あざやかな微笑」のB面の「らぶ・とりーとめんと」です。これ好きなんですよ、私。


314というと

2018年03月14日 | ギターと楽器のこと

 今日は3月14日。314というと、私のようなギターオタクは「ミディアムスケール」を思い出します。314というのはナットから12フレットまでの長さが314mmであるという意味ですが、弦の全長では倍の628mmとなります。なので、カタログスペックにて314という表記と628というのは同じミディアムスケールになります。

 一般にギブソンのエレキギターはこのミディアムスケールで、フェンダーのギターはナットから12フレットまでが324mmのロングスケールになります。(倍の表記では648mm) ただし、フェンダーでもムスタングとかジャガーとかいうギターは305mmというショートスケールを採用しています。その辺を気にせずにたまたまチャーが好きでムスタング買った人は、次にストラトを使ったら「なんか弾きにくい」とか思うこともあるでしょう。

 ミディアムスケールとロングスケールでは、弦の全長で2cmほどしか違わないので「そんなに違う?」と思うのですが、なぜか相当違いを感じます。私は最初レスポールだったのですが、次にストラト持ったら1フレットが凄く遠い気がして「う~む」と思ったので。

 また、単にフレット間の長短だけでなく、スケールは弦の張力にも影響します。一般にロングスケールの方が張力が強いのでその辺の好みもあります。それと、ギブソンでも「ナイトホーク」というギターはフェンダーのスケールを採用しており弦長は長いです。昨年ギタリストの西慎嗣さんがライブでナイトホークを弾いているのを見て、終演後に「珍しいギターですね」と話しかけたら「あれはギブソンだけどフェンダーのスケールなので低音も出るし」と教えて下さいました。なので、その辺弾きやすさだけではなく音の感じも違うのでしょう。(まぁピックアップはダンカンに替えたそうですが)

 私の場合は手が大きくないのと指も開かないし、ロングスケールのギターでなおかつネックが太かったりすると持ったとき凄く悲しくなります。上手い人はその辺どうにでもするのでしょうけど、弾こうとしたフレーズが弾けなかったりすると本当に情けないので…。ということで、もちろん持ってるギターはミディアムスケールかショートスケールしかありません。ただ、ショートスケールはちょっと張力緩すぎてあんまり…ですけど。

 と、思いっきりギターオタクの話でした。3月14日を「ギブソンの日」とするように提案したいです。って、もしかしてもうあったりして。


本当は怖いプリンプリン物語

2018年03月13日 | プリンプリン物語

 先日チリの軍事クーデターを調べようとWikipediaを見ていたら、「チリクーデターとピノチェト政権を題材にした作品」として「プリンプリン物語」があり驚きました。

 「プリンプリン物語」が何か知らない人のために簡単に説明すると、1979年からNHKで放送されていた人形劇ですが、Wikipediaによると「主人公の少女プリンプリンが、まだ見ぬ故郷を探し求めて仲間たちと旅をする、ミュージカル仕立ての物語」ということになります。脚本は石山透さんが担当でしたが、全656回ということはかなり人気があったのでしょう。ちなみに主人公のプリンセス・プリンプリンの声を当時人気アイドルだった石川ひとみさんが担当したことでも話題となりました。

 この物語は、プリンプリンが故郷を探して仲間達とあちこちの国を旅するわけですが、当時何気なく見ていた中にかなり風刺の効いた、あるいはパロディというかオマージュというか、そういうものがいろいろ散りばめられているのに最近気づきました。

 このチリ軍事クーデターについては、Wikipediaによると「劇中に登場する独裁国家『アクタ共和国』の国名は軍事政権下のチリと『塵芥』をかけたものとされる。」とのことです。「塵芥」は「ちりあくた」と読むわけで、チリ→アクタというパロディなんですね。当時高校生でしたが「塵芥」なんていう言葉は知らず、今は50代ですが自分ではこんな言葉使ったことがないので、今聞かされてもわからない高度なネタです。

 

 この「アクタ共和国」は、「プリンプリンたちがランカーから奪った超音速飛行艇コンコルトン号でタンガラトントンに向かう途中、領空侵犯したとして拿捕・連行された国。」とのこと。領空侵犯とか拿捕・連行とかいうと、子供向けの人形劇としてはかなり攻めてますね。ここはルチ将軍による独裁の国で、国王はクーデター軍の機関銃に倒されました。

 実際のチリのクーデターでは、自由選挙で政権を獲得したアジェンデ大統領が僅かな兵と共に宮殿に篭城し、最後のラジオ演説を行った後銃撃戦の末に自決したそうです。プリンプリン物語の放送中は、まだ軍事クーデターにより大統領になったピノチェト政権の時代でしたから、なかなか大胆な話が展開されてたんですね。その辺の事をよく知っていればプリンプリン物語も10倍楽しめたのでしょうが。

 

 なお、プリンプリン物語では不思議な国がいろいろ出てきて、悪魔の子孫が住むラセツの国とか、時の流れのない島とか、惑星直列の影響を受け地球を離れ四次元の世界へと飛ばされた国とかいろいろ出てきます。プリンプリン物語全体は「ラーマーヤナ」の世界を下敷きに展開されたとも言われますが、脚本の石山透さんは本当に凄い人だったと思う次第です。「タイムトラベラー」も「新八犬伝」も大好きでした。

 ということで、調べれば調べるほど興味が湧いてくるので「プリンプリン物語」の再放送の再開を望むものであります。


萩原健太のポップス・クロニクル

2018年03月12日 | ラジオ番組の話題

 NHKFMを聞いてたら「萩原健太のポップス・クロニクル」というのをやってました。番組サイトによると<音楽評論家の萩原健太が、1950年代から1990年代にかけての日本、そして世界のヒットソングを毎回10年ごとに区切って紹介する。>だそうです。今日の第1回は1950年代だったのでプレスリーの登場がありました。

 萩原健太さんの話は大好きで、知らない音楽もあの人が紹介すると興味を持って聞いたりします。運転中だったので全部聴いたわけではありませんが、なんか録音して保存版にしたいような感じでした。

 希望としては再放送ですが、さらに贅沢を言うなら毎回10年ごとに区切るというのはちょっとスパンが長すぎるようにも思うので、もっとじっくりやって欲しいとも思います。まずは明日からも楽しみです。って、通勤の時間帯だから全部は聞けない可能性が大きいのですけど。


ドラえもんの映画でチリの軍事クーデターを考える話

2018年03月11日 | 日記・雑記・ただの戯言

 WOWOWでドラえもんの映画をあれこれやってます。そういえばチリの軍事クーデターをテーマにしたものがあったと思いだし、自分の過去ブログで調べたら「ドラえもん のび太の宇宙小戦争」というのがそれでした。

 チリの軍事クーデターは1973年のことですが、選挙で発足したチリの社会主義政権に対して軍部がクーデターを起こし独裁的な軍事政権が誕生、労働組合員や学生、芸術家など左翼と見られた人物の多くが監禁、拷問、殺害されました。

 この軍事クーデターを支援してたのがCIAだそうですが、なんと言っても印象的なのはシンガーソングライターのビクトル・ハラのこと。歌を通じて社会変革を目指した人でしたが、このクーデターで軍に逮捕され、同じく連行された人々を励まそうと革命歌を歌ったところ兵士に虐殺されたとのことです。

 ビクトル・ハラの生涯はこちらのサイトが詳しいので関心のある方はご覧下さい。私はこういうのを見るたびにアメリカが嫌いになります。キューバで革命が起こったことについてもそうですが。

 その「ドラえもん のび太の宇宙小戦争」は来週日曜に放送されますので予約しました。考えてみればドラえもんの映画を見るのは初めてですわ。世の中まだまだ知らないことが多いですね。