今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

アリス 5thアルバム「Alice V」参加ミュージシャン

2022年11月20日 | アルバム参加ミュージシャンの資料

 

 昭和の時代のニューミュージック系のLPでは、歌詞カードに参加ミュージシャンが書いてあることが珍しくありません。一方そういうアルバムをWikipediaで調べてもわからないことが多いので、そういうのはここで残しておこうという企画です。

 今回は、私の大好きなアリスのアルバム「Alice V」をば。先日、デビュー50周年記念コンサートが行われたばかりですが、そこでもこのアルバムから何曲も演奏されていました。まさに彼らの代表作です。ということで、参加ミュージシャンは以下の通りです。

1.今はもうだれも
作詞・作曲:佐竹俊郎/編曲:アリス
矢沢透:Drums
高水健司:Fender Bass
直居隆雄:Electric Guitar "Solo"
谷村新司:Acoustic Guitar、Lead Vocal、Supporting Vocal
堀内孝雄:Acoustic Guitar、Harmony


2.遠くで汽笛を聞きながら
作詞:谷村新司/作曲:堀内孝雄/編曲:篠原信彦
矢沢透:Drums
高水健司:Fender Bass
矢島賢:Electric Guitar "Solo"
篠原信彦:Piano、Organ
堀内孝雄:Acoustic Guitar、Vocal、Background Vocals
谷村新司:Background Vocals


3.雪の音
作詞・作曲:谷村新司/編曲:青木望
谷村新司:Acoustic Guitar、Vocals
矢沢透:Congos


4.あの日のままで
作詞:谷村新司/作曲:堀内孝雄/編曲:アリス
矢沢透:Drums
高水健司:Fender Bass
矢島賢:Electric & Acoustic Guitars
堀内孝雄:Acoustic Guitar、Lead Vocal、Background Vocals
駒沢裕城:Pedal Steel Guitar
篠原信彦:Fender "Rhodes" Piano
谷村新司:Harmony


5.僕の想うこと
作詞・作曲:矢沢透/編曲:アリス
矢沢透:Drums
岡沢章:Fender Bass
矢島賢:Electric Guitar
篠原信彦:Piano
(Horn Section)
Tenor:市原宏祐、三森一郎
Baritone:砂原俊三
Trumpet:宮下明、篠原国利、麻生征二


6.音の響き
作詞:矢沢透/作曲:堀内孝雄/編曲:アリス
堀内孝雄:Acoustic Guitar、All Vocals
武部秀明:Fender Bass
矢沢透:Bongos
矢島賢:Electric Guitars
川原正美:Percussions


7.もう二度と…
作詞・作曲:谷村新司/編曲:アリス
矢沢透:Drums
岡沢章:Fender Bass
谷村新司:Acoustic Guitars、Vocal
篠原信彦:Organ
堀内孝雄:Harmony


8.夏の終りに
作詞・作曲:矢沢透/編曲:ボブ佐久間
矢沢透:Drums & Percussions
後藤次利、岡沢章:Fender Bass
栗林稔、篠原信彦:Piano
鈴木康博:Acoustic Guitar
堀内孝雄:Vocal
Wood Winds:星川竜二、藤山明、小出直也、石橋正治


9.指
作詞:谷村新司/作曲:堀内孝雄/編曲:高水健司
堀内孝雄:Acoustic Guitar、Vocal
高水健司:Fender Bass


10.帰らざる日々
作詞・作曲:谷村新司/編曲:篠原信彦/ストリングス編曲:青木望
矢沢透:Drums
高水健司:Fender Bass
設楽幸嗣、篠原信彦:Piano
谷村新司:Lead Vocal、Background Vocals
堀内孝雄:Background Vocals

 

 これは1976年7月のリリースですが私は中1の夏に買ったと記憶してますので、発売すぐに入手したと思われます。当時はこのクレジットを見ながら「ふ~ん」と思ったり「あれっ?」と思ったり。

 「あれっ?」と思ったのは、アリスは三人組ですが曲によって参加してない人もいるということ。「雪の音」はチンペイさんとキンちゃんだけで、ベーヤンは関わってないです。そして「僕の想うこと」はクレジットにはありませんが、これはキンちゃんのボーカル曲。しかも他の二人の名前が無いのでソロプロジェクト的な感じ。アリスの場合はメンバーがギター二人とドラムだけなので、レコーディングでは他のミュージシャンが参加するわけですが、メンバーの一人しか関与してない曲があるというのは結構先進的だったのではないでしょうか。

 細かいところでは、「今はもうだれも」のチンペイさんの「Supporting Vocal」というのはファルセットで聞こえるあの声かと思います。また、直居隆雄さんのギターはわざわざ「Solo」と書いてあるので、バッキングのギターは弾いてないという事なのでしょうね。そういう記載は「遠くで汽笛を聞きながら」も同様ですが、あの矢島賢さんのギターソロは歴史に残る名演だと思います。

 Bassではわざわざ「Fender Bass」と書いてあるあたりに時代を感じますが、昔はアップライトベースの対義語というかエレキベースの総称でこの言葉が使われたように聞いていますので、「Gibsonもヘフナーもリッケンも一切なしで本当にFenderしか使ってないんですか?」とかいう突っ込みはしません。

 他では、当時オフコースの鈴木康博さんの名前があったり、後藤次利さんが1曲だけ参加してたりもありますが、このお二人はアリスのセカンドライブにも参加してました。後藤次利さんが演奏している「夏の終りに」には岡沢章さんの名前もあるので、ベースが二人参加していることになります。これぞ真のダブルベースですね(ウソ)。そういえば、この曲がキンちゃんの作詞作曲だというのは、あまり知られてないかも。ベーヤンのボーカルだし。私は凄く好きな曲です。

 これはヒット曲も多いアルバムですが、今はSpotifyなどのサブスクでも聞けます。関心がある方は是非どうぞ。ちなみに歌詞カードには「このレコードはかなりレベル高くカッティングされていますので、プレーヤーの針圧を重めにして聞いて下さい。」とあります。当時聞いてたのは実家のモジュラーステレオだったので、「いや、そんな事言われても。」と思いました。別に普通に聞けましたけど、確かに音もでかいし、かなりダイナミックレンジが広いというか、メリハリのある音だとは思いました。いいアルバムですよね。


ドラマ「八日目の蝉」ですって

2022年11月19日 | TV番組レビュー

 

 NHKのBSPでは、2010年にドラマ10枠で放送されたドラマ「八日目の蝉」をプレミアムドラマ枠で再放送するんですと。原作は角田光代さんで映画にもなり、ご存じの通り映画は大ヒットで各賞総なめ。日本アカデミー賞では最優秀作品賞をはじめ10冠という快挙。ちなみにそちらでは主演女優賞が井上真央さん、助演女優賞が永作博美さんでした。

 私は映画が大好きで、今ではDVDも持っているほど。何回見たやら。原作も読みましたが、どちらかというと映画の世界の方が好きです。

 そしてこちらのドラマは、不倫相手の赤ちゃんを誘拐して育てる女が檀れいさん、誘拐された女の子が北乃きいさんでした。何回か見る機会があって、元々2010年に放送されたときに面白そうと思ってチラッと見たのですが、なにかそそられるものがなくほどなくドロップアウト。映画の方が後なわけですが、それを見ようとしたきっかけは忘れました。

 最初ドラマの設定を聞いた時は、赤子を抱いたままひたすら全国あちこち逃亡劇を繰り広げ、毎回終盤には刑事が部屋に踏み込むものの寸前で察知して姿をくらませ、「くそっ、また逃げられたかっ!」という緊迫した展開が延々と続くのを想像してました。が、なんか雰囲気は案外ほのぼのしてて、「思ってたより緩いなあ。」ということが脱落の原因だったかと思います。実際に目指すのはそういう話ではないと知ったのが、映画をちゃんと見た後でした。

 ドラマも初回放送後何回か再放送されてますが、その際には見た記憶はあります。が、それも途中まで見た記憶だけでブログにもレビューは残してないので、もしかすると最後までは見てないのかも。今回もまたチャレンジしようかなあ。

 ちなみに「八日目の蝉」とは「一緒に地上に出た仲間がみんな死んでしまって寂しいかもしれないけど、先に死んでしまった蝉たちが見られなかった景色が見られるかも」というような意味合いだそうです。同期入社の同僚たちがほとんど会社に残っていないという還暦間近の私のような年代のものにとっては、なんとも感慨深い言葉ではあります。

 今回のドラマの放送は11月20日(日)スタート。毎週日曜よる10:00~10:49(BSプレミアム/BS4K)だそうです。どーですか、お客さん。


キャンディーズ 伝説のキャンプの伝説

2022年11月18日 | キャンディーズ・伊藤蘭

 

 妙なタイトルなのはワケがあります。キャンディーズファンなら誰でも知っている、あの奥多摩のキャンプの話。三人が運命的な出会いをして、その後のキャンディーズの結成に繋がったというあれです。私もそこが三人の出会いだと今日まで信じていたものです。

 実際、こちらの「さよならキャンディーズ 引退記念完全保存版」という本にも、「ノンフィクション キャンディーズ・ストーリー」として、そのように紹介されています。内容は「キャンディーズの出会い。それは昭和四十四年夏の奥多摩のキャンプ場でのことであった。彼女達はまだ中学生の頃である。(中略)この一夜はまるで運命の糸で結ばれるように三人の気持ちを完全に一つにしてしまった。」というもの。

 そして「その後三人はお互いに連絡をとりあい、電話で、時には喫茶店で会っては三人の友情は育てられていった。」となっており、「そんなある日、確か翌年の春、ランとスーが東京音楽学院に入学することをミキにうちあけた。」のだそうです。

 が、今週のニッポン放送「伊藤蘭 RAN To You」で蘭さま自身の口から、実際はそうではないという話がありました。今回の番組でキャンプの話題をしており、「キャンディーズは奥多摩のキャンプで出会ったという話があって、そう思ってらっしゃる方も多いと思いますが…。」ということで真相が語られました。

 今回の話によると、奥多摩にキャンプに行ったのは本当だけど、それは東京音楽学院に入ってからの話で、既に三人は知り合いだったという事です。そのキャンプがいつの事か正確にはわかりませんが、本当に楽しくて夜更けまで話し合ったということでしたので、前述のノンフィクションにも同様の記述があることから、本人たちの話を事務所側が大盛りに盛ってしまったものでしょう。

 実際に昭和四十四年というと三人とも中学生なので、そのノンフィクションの話も一応年齢的には合ってますね。まあタレント本に書いてある話を丸ごと信じてはいませんが、こういうことは多いのでしょうね。蘭さまも今回はそういう話をしてましたが、キャンディーズ時代は別にそういう話を否定してなかったですし。ま、否定する機会もなかったのでしょうけど。

 芸能人に関しては、色々逸話のような話も多いのでしょう。キャンディーズの場合は無理にキャンプの話で盛らなくてもという気はしますが、「たまたま東京音楽学院でレッスンするうちに気が合って」というだけだと、昭和のアイドルとしてはインパクトが無かったのでしょうね。

 ということで、伝説の奥多摩のキャンプは長年まことしやかに語られてたものの、実際はちょっと事情が違ったというのが新たな伝説です。芸能界はなんでも伝説にしたがりますしね。伝説からそのうち神話になったり(?)。


読むところが多すぎて>昭和40年男「俺たちニューミュージック世代」

2022年11月17日 | ブックレビュー

 

 発売中の雑誌「昭和40年男」は、特集が「俺たちニューミュージック世代」。ご覧の通り表紙はアリスですが、第一章が【証言】で冒頭がそのアリスのロングインタビュー。さらにミュージシャン本人のインタビューが、岸田敏志、永井龍雲、渡辺真知子、尾崎亜美という豪華さ。

 第二章が【名曲・名盤】ですが、ここでも瀬尾一三、新田和長という方々のインタビューがあります。第三章は【トピックス】として、吉田拓郎 アイランド・コンサート in 篠島 ライブレポート、ユーミンと中島みゆき、昭和40年男のオフコース愛、などなど。第四章は【エトセトラ】で、ヤングギター、雑誌メディア、ニューミュージック名場面、モーリスギターなどの話題。

 本当に私のためにあるような構成で全部読みたいのですが、何しろ買ってきたばかりなので、ちゃんと読んだのは尾崎亜美さんのインタビューのみ。(ちなみに亜美さんのインタビュー記事はカラーで写真入りの3ページ。)

 そして嬉しいことに、名盤アルバムコレクションとして亜美さんの「プリズミイ」が紹介されていて、私もこのアルバムは大好きなので感激しました。さらに嬉しいことには隠れた名盤として、私の大好きなマザー・グースの「インディアン・サマー」が紹介されています。なかなかこういう時にも語られることがないので、これは本当に嬉しいです。

 これら以外にも連載特集が今回は「昭和55年」なので、色々懐かしい記事が多すぎ。ちゃんと読まねば!

 それこそ昭和40年あたりに生まれた方は大いに楽しめると思います。どーですか、お客さん。


「マツコの知らない世界」でスペクトラムが紹介されました

2022年11月16日 | スペクトラム(ブラスロックバンド)

 

 昨日のTBS「マツコの知らない世界」は「80's Japanese POPSの世界」がテーマ。韓国人DJのNight Tempoさんがゲストでしたが、前にうたコンでも見たような。結構売れっ子なんですね。

 この方は現在36歳で、8歳の頃にお父さんが日本の土産として買ってきた中山美穂さんの「CATCH ME」に衝撃を受けたそうですが、私はその曲は知りません。そして2019年から日本に来て「昭和グルーヴ」というDJツアーをやってるそうですが、それがそんなに盛り上がってることも知りませんでした。

 私としては、こういうテーマだと石川ひとみさんの「まちぶせ」が紹介されるかと思ってたらそちらは空振り。が、この人は韓国の自宅でカセットテープで音楽を聞いてるといってラジカセも出てきて、それで「最近スペクトラムをよく聞いてます。」ですって。

 そこでは「トマト・イッパツ」が出てきて、マツコさんは「すげえタイトルだな。」ですと。そして、サウンド・イン・Sでの「サンライズ」の演奏シーンも出るというサービスぶり。(ただしTverではこの映像部分は差し替えられています。残念。)

 それで面白かったのが、彼によると日本でウケる曲と海外でウケる曲が全然違うのだとか。日本では往年のヒット曲が盛り上がるのが、海外ではそもそも当時日本でヒットしたかどうかというのは関係なく、ノリやすいか、踊れるかどうかだそうです。

 その海外でウケる曲として実際にライブの様子を紹介したのが、濱田金吾/街のドルフィン、秋元薫/Dress Down、大貫妙子/4:00A.M.、中原めいこ/Fantasyなどなど。こういうのがウケというのは不思議でもあり、ある意味嬉しい部分もあったりします。

 今回はスペクトラムの曲が紹介されたのはサプライズでしたが、マツコさんだけじゃなくて私もまったく知らない世界でした。Night Tempoさんは結構好印象なので、自分で聞くだけじゃなく世界中にスペクトラムを広げて欲しいものです。


ビッグアイドル揃い踏み>BSテレ東「プレイバック日本歌手協会歌謡祭」

2022年11月15日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 BSテレ東の番組では日本歌手協会歌謡祭の過去の放送回からセレクトした「名曲&懐かしの名場面を一挙放送!」というのをやってます。果たしてすべてが名曲かどうかはさておいて(失礼…)、昨日の放送はかなりの香ばしさでした。

 オンエアされた楽曲と出演者は以下の通り。

「空に太陽がある限り」錦野旦
「一度だけなら」野村将希
「ちいさな恋」天地真理
「草原の輝き」アグネス・チャン
「木枯しの二人」伊藤咲子
「ロマンス」岩崎宏美
「わたしのシュガー・ボーイ」目黒ひとみ
「パステルラヴ」金井夕子
「絶交」三谷晃代
「ディスコ・ドリーム」大場久美子
「個人授業」晃(フィンガー5)
「気になる17才」あいざき進也
「アメリカ橋」狩人
「赤と黒」岩崎良美

 私の場合、男性はほぼスルーなので女性アイドルの話だけ。天地真理~アグネスの場面で、画面に「ビッグアイドル揃い踏み」の文字が。確かに白雪姫真理ちゃんは多少ビッグになった気はしますが(またまた失礼…)、表情も生き生きとしてあまり違和感なし。が、今回の映像が1994年。この人は1951年生まれだそうですから当時43才。まあ若くて当然ですか。とはいえ、この人の年齢は諸説ありますので。(またまたまた失礼…)

 アグネスは2018年の映像で、見た感じは今も昔もあんまり変わらないのですが、今ではあの脳天から突き上げるような歌声ではないんですね。ちなみに私はこれまでの人生でアグネスのファンだったことは1秒たりともありません。

 今回、珍しい人の代表は目黒ひとみさん。私はデビュー時から知ってましたが、何しろあの歌詞が甘ったるというかふざけてるというか、兄と一緒に「こんなバカな歌詞を書いたのは誰だ!」と怒ってたら、明星の歌本で山川啓介先生の作詞と知ってびっくり。当時「太陽がくれた季節」とかあの辺の青春ドラマの主題歌と挿入歌はみんな山川先生の作詞だったので憧れてたのですが。まあそこがプロの技ですか。

 ちなみに今回の目黒さんは頑張ってアイドルしてたという感じ。歌は爽やかに歌ってたし、衣装も大人のアイドルっぽくてなかなかの好印象。私が小学生の頃にデビューしたので凄く年上のイメージだったのですが、三才しか違わないのですね。デビューしたのは15才だったと。ふ~む。

 そして私の注目は金井夕子さん。最近も時折見かけますが今回は2018年の映像。元々可愛らしい声で歌うタイプではないので、今回もしっとり聞かせてくれました。この「パステルラブ」は尾崎亜美さんの提供曲で、金井さんは一時期亜美さんのバンドにもコーラスとして参加してたのですが、このお二人は年齢は1才しか違わないんですね。(学年では2年) なんか「亜美先生が新人のために作曲した」というイメージだったので、ちょっと意外。

 次に出たのが三谷晃代さんという方でしたが、私はまったく知らず。1976年デビューだそうですが、私がテレビを見てなかったのかこの方がそんなにテレビに出てなかったのか。もうアイドルおたくという看板は下ろそうかと思ったりしました。

 そしていよいよ真打登場で我らのクーミンが「ディスコ・ドリーム」を披露。2012年の映像なので10年前ですか。もうちょっと熟成した映像を見たかったですが、まずまず堪能しました。その昔、世の大人たちは海外ではビートルズやプレスリーを、日本ではグループサウンズの演奏を聞いて「こんなのは歌じゃない!」と怒ってたと聞きますが、今回のクーミンにそれを言う人がいれば100%同意します。(失礼…)

 と、好き勝手に書いてますが、今回は最後まで楽しませていただきました。やはりステージでの生の歌唱というのはいいですね。見ごたえあります。ちょこっとだけキーをチェックすると、白雪姫真理ちゃんは1音下げ、アグネスは1音半下げ、目黒ひとみさんと金井夕子さんは変わらず、クーミンはキー判定不能という結果でした。


低音が驚くほど出ます!

2022年11月14日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 

 なんか宣伝文句みたいですが、イヤホンを変えてみたら驚くほど低音が出るようになりました。前に使ってたのはそこそこ満足してたのが、断線してしまったので写真右の白いのを買ったのが2か月前。

 「どうせどれも同じだろう」と千円位のを買ったら、「あれ? ジャックがちゃんとささってない?」と思ったくらい低音が出なくてイライラ。一応ハイレゾ音源対応と書いてあってそこそこ大手のメーカーだったのですが、その価格帯だと低音までは面倒見てくれないようです。

 そこでババンと奮発して「重低音」と書いてあるのを買ってきました。早速試してみたら、まあ明らかに低音がゴリゴリ出てきてびっくり。前のはMP3プレイヤーのイコライザーモードを「重低音」にせねばとても聞けなかったのが、ノーマルで十分になりました。

 スペックとしては、周波数帯域が左:5Hz~25,000Hz、右:5Hz~80,000Hzで、なんと低音の方は違いがありませんでした。ドライバーも両方10mmだし。

 それで今回のJVCのウリは

・高精細でキレのある重低音再生を実現するカーボン振動板採用の高磁力ネオジウムドライバーユニット搭載
・外部からの衝撃をおさえ、不要な振動を低減するメタルハウジング採用
・重低音の再現性を高めるエクストリーム・ディープ・パスポート
・ハウジングを衝撃からガードするタフ・ラバー・プロテクター

だそうです。が、どれが特に効いてるのかはわかりません。まあもちろん高いのですが、最初からこちらを買っておけば無駄も無かったので、「安物買いの銭失い」という典型ですね。

 とにかくこれで電車の移動中も音楽聞くのが楽しみになりました。低音のゴリゴリ具合を味わいたい曲というと、私の場合はいつも甲斐バンドの「呪縛の夜」で試すのですが、あれはサブスクにはないのでCDからMP3プレイヤーに取り込んで、ですね。って、もう入ってるわ。ふっふっふ。


木之内みどり「硝子坂」配信始まりました

2022年11月13日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 

 「硝子坂」とはいえ曲名ではなくアルバムの話。これは1977年2月に発売された木之内みどりさんの5枚目のアルバム。そのタイトル曲「硝子坂」は、その後高田みづえさんのデビュー曲となりましたが、アレンジはまったく違います。ほぼ別物のレベル。

 木之内みどりさんはベストアルバムのみ配信されていましたが、今回全オリジナルアルバムが解禁されました。この「硝子坂」は一時CDでも発売されていて、今や中古市場で高騰してますので評価は高かったのでしょう。私も当時兄がレコードを買ったので家にはあるのですが、CDは持っておらず今回の配信は本当に嬉しいです。

 このアルバムは1曲目が松本隆&吉田拓郎作品のシングル「東京メルヘン」なので、普通に行くと「東京メルヘン」というアルバム名になりそうなのが、「硝子坂」となったので、いかにこの曲の世界に注力されているかがわかります。

 このアルバムは全11曲ですが、タイトル曲の「硝子坂」を含むB面の6曲がすべて作詞・島武実、作曲:宇崎竜童。そして「東京メルヘン」を除く10曲の編曲と演奏がThe Last Showで、その世界がこのアルバムを象徴していると私は感じています。(なお「東京メルヘン」の編曲は石川鷹彦さん。) 特に1曲目の「五月雨」という曲のスピード感、ハーモニカの切れの良さは惚れ惚れします。

 そのThe Last Showのメンバーは以下の通り。

松田幸一 (ハーモニカ)
村上律(ペダル・スティール・ギター)
徳武弘文(ギター)
島村英二(ドラム)
河合徹三(ベース)

 この方々は、いろんなところで活躍してますが、アリスが「冬の稲妻」とか「ジョニーの子守唄」をヒットさせた頃にバックを努めていたので、実はお茶の間にはお馴染みです。レコードでも「夢去りし街角」のハーモニカは、たしか松田さんでした。

 ドラムの島村さんも色々な歌手のレコーディング、ステージで活躍されてますし、今では吉田拓郎さんのバンドでは欠かせない存在となってます。売れっ子です。

 そしてこのアルバムでも大活躍なのがスティールギターの村上さん。タイトル曲の「硝子坂」をはじめ、「ありったけさわやかに」「明日からごめんね」などで本当に素晴らしい演奏を聞かせてくれてます。

 ギターのDr.Kこと徳武弘文さんは、あの独特のフィンガーピッキングが有名ですが、ここでは「明日からごめんね」で「これぞ」という音を聞かせてくれています。初めて聞いた時は「どうやって弾いてるの?」とか思いました。その後、この方がフィンガーピッキングのスタイルであることを知って「なるほど…」と。

 そんな記憶が鮮明なので、このアルバムは当時の日本のアイドルポップスのレベルの高さの象徴として多くの人に聞いて欲しいと思っています。木之内みどりさんの歌手としての評価は別にして(失礼…)、楽曲と演奏とを含めてこういう世界が作れるということにすごく可能性を感じます。今回の配信開始を大歓迎するものであります。

 なお、当時は「しょうじざか」と読む人が少なからずいたのですが、正しく「ガラスザカ」と読まれることになったのは高田みづえさんのヒットによるものでしょう。まあその辺の話はまた別の機会に。


うたコンの傾向と対策

2022年11月12日 | 日記・雑記

 

 うたコンの観覧募集に外れたのはまだ根に持ってて、次回応募する時のために出演者のデータを並べて傾向を分析し対策を立てようという企画です。

 番組サイトには過去の放送回が紹介されており、出演歌手はそこで調べられますので直近の約半年の出演歌手とその出演回数を調べました。久々にガチでExcelの作業したのですが、考えてみたら最近仕事では使わないですね。人の作った資料を見るばっかりで。

 ということで、女性歌手は予想通り石川さゆりさんが4回でトップ。意外だったのは男性のトップが三山ひろしさんだったこと。これらの人たちは半年で4回ですが、8月は放送が少なかったり、大阪メロディの放送もあって毎週やってるわけではないから、ほぼ毎月出てると考えていいでしょう。

 まったく意外だったのはリトルブラックドレスという人。「そういえば出てたような」という印象ですが、この半年で3回も出てます。同じく3回というと、細川たかし、純烈、氷川きよしという方々なので、NHK的にはこれらの人と同じくらいの人気度と判断しているのでしょうか。

 並べてみると圧倒的に多いのが半年で1回だけの出演というケース。AKB48もLittle Glee Monsterも1回しか出てないのが意外でしたし、坂道系のグループアイドルってしょっちゅう出てると思ったのが、この半年では日向坂46が2回出てるだけでした。

 あとはジャニーズですが、見回してみるとKing & Princeが2回出てるだけのような。もしかしたら1回だけの出演者に実はジャニーズの所属というグループもいるのかもしれませんが、グループ名みただけだと私はわかりませんので。。

 他に何回か見た気がしたけど実際はこの半年で1回しか出てないのが、丘みどり、郷ひろみ、平原綾香、岩崎宏美、三浦大知などの方々。

 ということで予測は困難ですが、うたコンはゴールデンタイムの全国放送で注目を集める番組ですから、半年で2回出るというのは相当な人気者ということになるのでは? もしかすると、紅白に1回出るよりはうたコンに2回出た方が売り上げには効果があったりするかも。

 とにかく、紅白同様なかなか出る機会のない番組ですから、貴重な出演者枠は聴きごたえのある歌を聞かせてくれる歌手に与えてもらうようお願いしたいものです。次はいつ募集ありますでしょうか。


どうにも敵が多いというか

2022年11月11日 | 日記・雑記

 キャンディーズの動画を探してるとやたらと「南海キャンディーズ」が出てくるし、スペクトラムを探そうとするといきものがかりの「熱情のスペクトラム」が出てくるし、昨日はバンバンのレコードを探してたら「ビリーバンバン」ばかりヒットするという事態に遭遇しました。

 しかもビリーバンバンだけならいいのですが、ヤフオクを「レコード バンバン」で検索すると、やたらと榊原郁恵も出てきます。これが「Do it BANG BANG」なんですね。さすがにカップ焼きそばはレコードじゃないので出てこなかったのが幸い。(今の若い人は知りはれへんやろなあ…。)

 ちなみにバンバンのアルバムはCDになってないのもあるし、そういうのは当然サブスクにもありません。そういう意味では榊原郁恵もサブスクにまったくなくて、あれは本人の意向だかレコード会社の問題なのかどうでしょう。「めざめのカーニバル」とかはアイドルポップスとしては結構上手くできてると思うし、しっとりした「微笑日記」とか「風を見つめて」もいいんですけどね。結構彼女は歌が上手いし。「Do it BANG BANG」は別にいらんけど。

 まあ別にバンバンとビリーバンバンは敵対関係にあるわけではないのですが、原悦子の動画を探そうとして市原悦子ばっかり出てくる経験をした人はムカッとくるでしょうね。そちらの方がかえって萌える人もいるかもしれませんが、あまりお友達にはなりたくないなあと。敵に回したくもないけど。

 ということで、私の好きな言葉は世界平和です。いいですね。(って、誰に言ってるんだか。)