今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

「逆十字固め」とは言いますが

2024年08月11日 | 日記・雑記・ただの戯言

 オリンピックの柔道で角田選手が鮮やかな「腕ひしぎ十字固め」で一本勝ちしてました。それでこの「腕ひしぎ十字固め」と聞くたび「十字固め? 逆十字固め?」と悩んでいたのは昔の話。

 一時格闘技バカだったので30年ほど前に調べたのですが、柔道の技は「腕ひしぎ十字固め」であって「逆」はつきません。プロレスでは「逆」をつけることが多いですが、プロレスから派生した格闘技団体ではどうでしたでしょうか。

 これについて、リングスの解説をやってた当時の格闘技通信編集長の谷川貞治氏が妙な事を言ってました。ある試合で十字固めがきまった際に「十字固めですが、いわゆる逆十字ですね。」と言って「はて?」と。

 その試合については両者うつぶせ状態だったので、もしかしたら「裏十字」と言いたかったのかもしれません。しかし、調べてみたら柔道家ではうつぶせ状態の十字固めを「逆十字」という人もいるようですね。なかなか奥が深いです。谷川氏がそれを知ってたのかどうかはわかりませんが。

 この「逆」については、関節を逆方向にきめるからそう言うようになったという話があります。ただ、それを言うと膝十字固めも同じ原理ですが、膝逆十字固めなんてのは聞いたことがないですね。Wikipediaには古舘伊知郎が言ったことから広まったという記載がありますが、実際どうでしょうか。

 それで関節技について、当時ある飲み会で同じくプロレスファンの人と語り合ってた時のこと。アントニオ猪木の関節はダブルジョイントなどと言われ、まず極めることが難しいらしいと興奮してしゃべってたら、そこにいたベテラン看護師の方から「あのね、そうは言っても人間の関節には可動域というものがあってね。」と冷静に言われ、我々はシュン…と。

 ただ、それをいうと中国雑技団エビ反り少女とか、ヨガの達人で後頭部にかかとを押し当てるおじさんとか、ああいうのはどう説明すればいいのでしょうか。

 実際にプロレスの試合で決まり手が「腕ひしぎ逆十字固め」となっているものがどれくらいあるか知りませんが、私が印象的なのは馬場選手がラジャライオンを極めたのが印象的です。押忍!


案外簡単でした>水出しコーヒー第一弾

2024年08月10日 | コーヒーの話・珈琲道

 マンデリンは水出しコーヒーに適しているという情報を得て早速試してみました。そもそも水出しの場合は専用のドリッパーが必要だと思ってたのですが、なにやら普通のコーヒーサーバーでもできるようです。

 ということで、さっそくチャレンジ。今回のレシピは

1.粉50gをコーヒーサーバーに入れて、常温の水500mlを静かに注ぐ。

2.スプーンで軽くかき混ぜて冷蔵庫で7~8時間ほど置く。

3.冷蔵庫から取り出し通常のドリップのようにペーパーフィルターで濾したら完成。

というもの。あちこちのサイトに作り方書いてあってちょっとずつ違ったのですが簡単なのにしました。

 今回用いたのはこちらのマンデリンブレンド。本当はストレートの方がいいのかもしれませんが、今回は手に入ったのがたまたまこれだったので。ちなみにドンキで買ったので高級品ではありません。

 そのサーバーに粉を入れて水を注いだ直後でかきまぜた後はこんな感じ。かなりドロドロしてますが、これを冷蔵庫で冷やします。


 冷蔵庫から取り出してフィルターで濾したらこんな風になりました。お湯じゃなくて大丈夫かと思ったのですが、色はしっかり出てます。ただし、かなり量は減りました。粉が相当吸ったのでしょうね。


 そしてその味の方は、ちょっと濃いめではありましたがドロドロという感じではなくまずまず美味しく飲めました。濃くても苦みは強くない感じ。雑味が少ないとも思ったのですが、これは「水出し」という先入観によるものかもしれません。

 実はアイスコーヒーがお勧めのようですが、私はホットしか飲まないので今回過熱しました。実際にアイスだとどうなのでしょうね。結構スッキリして美味しくなるような気もしますけど。

 とはいえ、実際やって見ると反省点というかデメリットは色々あります。以下にまとめました。

・7~8時間冷蔵庫に入れるので飲みたい時間から逆算する必要あり。
・フィルターで濾すのは多少時間もかかるし手間。(サーバーは一つしかないのでカップ二つに分けました。)
・粉が水を吸うのでかなり量が減る。水は500mlでも出来上がりはカップ二杯分弱。
・二杯分で粉を50gも使うのでコスパは悪い。

などなど。別のレシピでは粉30gというのがあったのでそれでもいいかも。

 これをモーニングコーヒーにするためには前夜に仕込む必要があり、朝にそれを飲もうとすると濾して沸かすという手間が必要です。まあ普通にドリップで淹れるのも手間はかかりますが、夜と朝に二度作業をせねばならないのでその辺をどう割り切るかですね。

 次にやるとすると、粉を30gにするか粉を茶葉用の紙パックに入れてサーバーに入れるか、あるいは専門のサーバーを導入するか、いろいろ試す余地はあります。まあ紙パック使えば濾す手間はいりませんのでそこが一番お手軽かも。それにしても、やはり珈琲道は奥が深いです。

 で、いろいろ調べようと「水出しコーヒー」で検索すると「水出しコーヒー コスパ悪い」と表示されました。やっぱり!


エクソシストの続編はいくつある?

2024年08月09日 | 映画

 映画の「エクソシスト」が日本で公開されてから今年で50年だそうです。それも公開が7月だったので、まさに今くらいの時期に話題になってたのですね。私は当時小5でしたが、多分学習雑誌かなんかで情報を得たのだと思います。もちろんクラスでも話題になったし。

 そもそも「エクソシスト」という言葉はもちろん「オカルト」という用語もこの映画で初めて知り、今では日本でも完全に定着してますのでその影響力は絶大でしょう。

 ただし、当時は近所に映画館がなかったし見に行く勇気もなかったので、映画をちゃんと見たのは高校生くらい。テレビで放送された時ではなかったかと思います。ちゃんと見ると結構迫力あるし、グロいシーンがあるのは仕方ないとして面白いとは思います。映画としては結構好きだったりします。

 それでこれには続編があって、同じくリンダ・ブレア主演の「エクソシスト2」はテレビで見ましたが、「なんじゃこりゃ?」と拍子抜けしました。なんか蜂の大群が飛んできてそれを払ってるうちに終わったような記憶です。どうも入り込めなくて途中からちゃんと見てなかったのでしょうが、あまり評判も良くなかった気がします。

 そして「エクソシスト3」というのもあって、25年位前にWOWOWでちょくちょく放送してました。こちらは残虐なシーンそのものはほとんどなく、結構心理的にドキッとさせる場面があって爽やかな怖さでした。元々の原作者が「エクソシスト2」の出来に怒って正当な続編として作ったようです。リンダブレアは出ませんがカラス神父は出てました。私はこれは結構好きです。最近はまったく見かけませんね。

 そして先日は「エクソシスト 信じる者」という映画をWOWOWで見ました。シリーズとしては第6作だそうですが、そんなにあったんですね。名作である第1作の直接の続編でもあると紹介されてました。第1作の中心人物であるリーガンの母親役を演じたE・バースティンが登場してます。

 彼女はリーガンでの経験からすっかり悪魔祓い評論家(?)になって全国を講演したりしてますが、それに反対する娘は家を出てしまい絶縁状態。今作は少女二人が悪魔に取りつかれるのですが、その親が経験者の彼女に救いを求めるというもの。

 最初の「エクソシスト」を見た時の感想として、怖いには怖いのですがあれはキリスト教を信じてないと「ケッ!」と笑い飛ばせる部分もありました。神と悪魔の存在はもちろん、聖書とか聖水とか十字架の効果についても。

 それが今回悪魔祓い評論家のE・バースティンは、「悪魔的なものは特定の宗教や文化や風俗などに限らずどこにもある」という事を言います。私が笑い飛ばそうとしたことを見透かされたような気がしますが、「都合のいいときだけ仏教徒のふりして逃げようとしても許さねーぞ。」と言いたげな彼女こそ悪魔的ですね。(意見には個人差があります。)

 それでこの映画ですが、結構迫力あるし見ごたえあったので私は評価します。主役はシングルファーザーである父親ですが、最初は悪魔を信じないのが娘を救うために徐々にのめり込むあたりの流れが良かったし、何より敵が手ごわいのが印象的です。これは世間一般では受けたのでしょうか。

 ちなみに、50年前に「エクソシスト」が流行った際にあのねのねの清水国明が言ったギャグは、「怖い女の子がおってですな、その子がウ〇コをしたらみんなが『お~、エエ糞シット』と言った」というもの。まあ50年前のネタですのでご容赦を。私は当時大笑いしてしまいましたが、小学生でしたしね。


サッポロのドライを思い出せん

2024年08月08日 | ビールの話

 アサヒスーパードライの発売は1987年3月だったそうで、夏ではなかったのですね。あれが一般的になったのはもうちょっとあとだったと思いますが、私が当時まだビール党でなかったので知らなかっただけかも。

 「すごいビールが出た!」と言われる反面、コクが無いだの刺激だけ強くて味気ないという声があったのも覚えてます。とはいえ、絶賛する声は少なくなく、私も最初は「結構いいかも。」と思ってました。

 それで翌年には各社ドライビールを発売し、キリンドライは鈴木雅之がCMソングを歌ってて、味と色が結構こってりと濃いものだったと記憶してます。サントリードライは、アサヒのドライをより辛口にした感じでCMにはマイクタイソンが出てました。シャドウボクシングをしながら「I like Suntory Dry!」と言うのですが、清水ミチコが物真似してた記憶があります。全然似てなかったけど。

 そして、当然サッポロのドライもあったわけですが、どんな味だったか忘れてしまいました。キリンがアサヒの対極を狙い、サントリーはアサヒの路線をより極めようとした感じだったのでしょうけど、サッポロはアサヒとの差別化があまりできなかったのではないかと。

 まあそうやって喜々として飲み比べをしてたということは、1988年の夏ごろには私は既にビール党だったのでしょう。ちなみに、スーパードライを好んで飲んでたのは初期だけで、いろんな事情があってその後アンチになりました。ヒットしたらどこの店でもスーパードライばかりだったり、いかにそれが美味いかくどくどとウンチクを垂れる人にうんざりしたののも事実。

 別にスーパードライが美味いと思って飲んでる人はいいのですが、当時の上司が「あれはアルコール度が0.5%高いから得した気がする。」と嬉しそうに言ってて、ああいうのは貧乏くさいなあと思いました。実際はその人はお金に関しては色々あったし。

 あれから37年、今もアサヒスーパードライは売れ続けててCMもよく見かけます。ちなみに福島県は本宮にスーパードライのビール園があり、私が住んでた頃の郡山の人はスーパードライが一番美味いと言って他のビールを受け入れず、あれも始末が悪かったのですが今もそうでしょうか。

 とにかく何回も言いますが美味いと思って飲んでる人はいいとして、他のビールを認めなかったり、スーパードライを好まない人を見下すようなのはいかんとそのように思うわけです。

 あれから37年、別にドライを避け続けても困らないし、入った店がスーパードライしかなくとも文句を言わなくなった私は大人になったもんだと。ちなみに今飲むと極めて普通のビールだという印象。「結局なんでもいいんでしょ?」と言われても否定はしません。だって一般男性だもの。←最近こればっか


TVerもサブチャンネルもあるでしょうに>高校野球中継

2024年08月07日 | 日記・雑記・ただの戯言

 甲子園で高校野球が始まりました。好きな人は好きなだけ見ればいいのですが、私は見る気ないしかえってNHKが朝から晩まで中継すると定時の天気予報やニュースが吹っ飛ぶので困ると思ってます。これは大相撲よりもたちが悪いと。

 今回のオリンピックはTVerでLIVE配信というのをやってますが、高校野球もそれで全試合やればよろしいのではないでしょうか。そうすれば野球だけ見たい人も途中で教育テレビとかサブチャンネルに切り替える手間がないし、合間にニュースが入る心配もないし。そして普段TVerなんて見ない人もなだれ込むし、ネット側も利用者が増えるという事でこれぞWin-Winかと。

 あとは、NHKはサブチャンネルがあるし、高校野球を中継するBS朝日も多分そういうシステムはあるはず。はじめからそっちでやれば見たい人は好きなだけ楽しめ、見たくない人は一切見ないということでお互いスッキリします。私は高校野球見るために受信料払ってるわけではありません。

 そうなると残るはラジオですね。これはまだ解決法がないですが、見たい人はその時間帯だけTVer見ればいいし、全試合見たいという人はそもそもラジオだけでは満足しないだろうし。

 とにかくNHKが一日中高校野球を放送してるのっておかしくないですか? 国会中継もやらない日があるというのに、何か大きな陰謀を感じます。まあここで書いてもまったく影響力ないので、これは自分のためのガス抜きです。ケッ!


総力戦研究所を知りませんでした>朝ドラ「虎に翼」

2024年08月06日 | ドラマレビュー

 朝ドラ「虎に翼」で先週「総力戦研究所」というものが話題に出ました。私は聞いたことがなかったので、最初はこのドラマでの創作かと思ったら実際にそういうものがあったのですね。

 Wikipediaによると「大日本帝国において昭和15年9月30日付施行の勅令第648号(総力戦研究所官制)により開設された、内閣総理大臣直轄の研究所である。」で、「各官庁・陸海軍・民間などから選抜された若手エリートたちに対し、総力戦体制に向けた教育と訓練を目的としたものであった」とのことです。この時期だと首相は近衛文麿ですね。

 昨日のNHKの番組でもこれについて解説していて、ドラマで岡田将生が演じる星航一のモデルとされる三淵乾太郎は、実際にこの総力戦研究所で模擬内閣の司法大臣だったことが当時の文書の画像付きで紹介されていました。

 ただ、この人は戦後これについてまったく語らなかったそうなので、その点はドラマとは違います。

 この総力戦研究所での机上演習の結果、長期戦になれば米国には勝てないという結論が報告されたものの、「あくまでも机上の話で現実とは違う。」とされ結局国としては開戦に踏み切ってしまったわけで、当時所属していた人たちが「戦争を止められなかった。」と悔やむ気持ちはわかります。

 こういうところは歴史に学ぶということが必要と考えます。今回の朝ドラは、史実とフィクションとを織り交ぜた絶妙の脚本になってて本当に勉強になります。

 総力戦研究所については、もしかしたら半藤一利「昭和史」で取り上げられていたかもと思ったのですが私は見た記憶無し。ちゃんと読んでみれば出てるかもしれませんが、いずれにしてもまだまだ知らない事多いです。

 そういえば、朝ドラといえば「絶対創作だ」と思ったのが「あまちゃん」の南部ダイバーの歌。てっきりクドカンが作詞したかと思ったら本当にあった歌でした。ま、南部ダイバーと総力戦研究所を並べるのはいかがかと思いますが。


マンデリンは水出しがおすすめ?

2024年08月05日 | コーヒーの話・珈琲道

 今回買ってきたのはこちらのマンデリンブレンド。「風味豊かなアラビカ豆100%使用」だそうです。

 

 私がマンデリンと聞いて思い出すのはこちらですが、どうやら関係ないですね。(当たり前。)

 

 マンデリンについていつもの通りキーコーヒーのサイトで調べると、これはインドネシア原産のコーヒー。コーヒーの主な産地は中南米、アフリカ、アジアの三つですが、これはアジア系ということになります。前に買ったトアルコトラジャもそうだったのですが、調べてみるまで産地は気にしないものですね。

 そしてこの「アラビカ豆」については、コーヒーは大きく分けるとアラビカ種、カネフォラ種、リベリカ種の三つがあって、その中でもアラビカ種は風味と味わいが良いものの栽培するのに手間がかかって収穫量も少ないそうです。(これは別のサイトからの情報。)

 また、そのアラビカ種もすべてマンデリンというわけではないため、かなり希少価値があるとのこと。トアルコトラジャも幻のコーヒーと言われてましたが、インドネシアは珍しいコーヒーの宝庫と言えるかも。

 そのマンデリンですが、普通のドリップで飲む以外にカフェオレと水出しコーヒーがお勧めだとか。これは複数のサイトで確認されました。

 これまで水出しコーヒーは試したことなかったのですが、調べてみたら普通のコーヒーサーバーでもできるようですね。早速試してみます。とはいえ、これはマンデリンブレンドであってストレートではないですし、なおかつドンキで買ってきたお手軽品なので過剰な期待は禁物。結果はまた後日報告します。


タレント本と私

2024年08月04日 | ブックレビュー

 タレント本を読むのが好きです。タレント本の定義がどのようなものかはおいといて、私としては自伝や自筆のエッセイ、評伝や評論、人物伝などを想定しています。そして、「タレント本」とは言えないのかもしれませんが、特定の音楽ジャンルや昭和歌謡について当時の風俗も交えた読み物も「タレント本」として捉えています。

 また、音楽プロデューサーや作曲家、編曲家、芸能雑誌記者の自伝、評伝もタレント本としました。プロレスラーや格闘家の本も相当読んでて、中にはタレント活動をしてる人もいますがそれらは除外しています。

 それで、以下にこれまで読んだものをリストアップしてみました。読書記録は直近17年くらいはブログに残してますが、それ以前は記憶によります。特にさだまさしの「本」は読んだのが中学の頃ですが、今も本棚にありますので読んだのは確実。

 そして、ここでは文章が主であるものを取り上げてますので、例えばキャンディーズの卒業アルバムなどメインが写真というのは除外しています。(「卒業アルバム」は文章も結構ありますけど。) また、歌手や俳優の方が書いたフィクションの小説は一般にはタレント本になるかもしれませんがそれも入れません。


 ということで縛りは多いですが以下そのリスト。

<自伝・自筆エッセイ>

あのねのね/あのねのね 今だから愛される本
あのねのね/帰ってきたあのねのね
いかりや長介/だめだこりゃ
池上季実子/向き合う力
石川ひとみ/いっしょに泳ごうよ 愛が支えたB型肝炎克服記
石川ひとみ/こころ魅かれて
石原真理子/ふぞろいな秘密
伊東四朗/ボケてたまるか
伊藤蘭/Over the noon 私の小さな物語
稲垣潤一/ハコバン70's
稲垣潤一/かだっぱり
井上堯之/スパイダースありがとう
内田裕也/俺はロッキンローラー 
大橋巨泉/巨泉:人生の選択
大橋巨泉/ゲバゲバ70年! 大橋巨泉自伝
大竹しのぶ/私一人
奥居香/ばかたれ
小野リサ/フェリシダージ
甲斐よしひろ/荒馬のように
甲斐よしひろ/稲妻日記
甲斐よしひろ/稲妻日記 Part2
甲斐よしひろ/九州少年
桂米朝/私の履歴書
川添象郎/象の記憶
川村かおり/ヘルタースケルター」
小泉今日子/書評集
熱き心に/小林旭
小松政夫/昭和と師弟愛 植木等と歩いた43年
コラアゲンはいごうまん/実話芸人
斉藤由貴/ネコの手も借りたい
斉藤由貴/運命の女
サえきけんぞう/さよなら70's
酒井政利/プロデューサー
さだまさし/本
清水ミチコ/読むがいいわ
庄野真代/庄野真代のThe 世界漫遊記
笑福亭鶴光/かやくごはん
鈴木ヒロミツ/余命3ヶ月のラブレター
高杢禎彦/チェッカーズ
武田鉄矢/ふられ虫の唄
田代まさし/マーシーの薬物リハビリ日記(漫画)
田代まさし/自爆
田中律子/キャンプで逢いましょう
谷村新司/蜩
谷村新司/何処へ
ダン池田/芸能界本日も反省の色なし
近田春夫/調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝
月亭可朝/月亭可朝のナニワの博打八景
辻仁成/そこに僕はいた
つのだ☆ひろ/パパはソウルマン
なべおさみ/やくざと芸能と
長門裕之/洋子へ
西田敏行/役者人生泣き笑い
萩田光雄/ヒット曲の料理人 編曲家・萩田光雄の時代
萩原健一/ショーケン
萩原健一/ショーケン最終章
春一番/元気です
濱田マリ/濱田マリの親子バトル
羽田健太郎/音楽は愉快だ
瞳みのる/ロンググッバイのあとで
BEGIN/肝心
BEGIN/さとうきび畑の風に乗って
火野正平/若くなるには時間がかかる
ファンキー末吉/酒と太鼓の日々
Princess Princess/エピソードブック
MALTA/MALTAのサックス修行一直線
三上寛/怨歌に生きる
水谷豊・松田美智子/水谷豊自伝
南沙織/二十歳ばなれ
ミヤコ蝶々/私の履歴書・女優の運命
ムッシュかまやつ/ムッシュ!
村上ポンタ秀一/自暴自伝
八千草薫/あなただけの、咲き方で
山口百恵/蒼い時
憂歌団/憂歌団DELUXE
吉田拓郎/もういらない
吉田拓郎/自分の事は棚に上げて
芳野藤丸/芳野藤丸自伝
ラサール石井/笑いの現場

 

<評伝・評論・インタビュー集など>

中森明菜 消えた歌姫/西﨑伸彦
松田聖子と中森明菜/中川右介
太田裕美白書
流星ひとつ/沢木耕太郎 (藤圭子へのインタビュー)
南沙織のいた頃/永井良和
ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒/島崎今日子
財津和夫 人生はひとつ でも一度じゃない/川上雄三
たった5つの冴えたやりかた/北村年子(Princess Princess初のパーソナルブック)
Go Go キャンディーズ-キャンディーズ革命-/文化放送編
渾身・石橋凌/生江有二
エリック・クラプトン スローハンド伝説/ハリー・シャピロ
ディープパープル 紫の伝説(作者失念)
加藤和彦ラストメッセージ
小説コント55号/山中伊知郎
ショーケン 天才と狂気/大下英治
殉愛/百田尚樹
BEATNIK 1981-1986(甲斐バンドオフィシャル機関誌からの記事抜粋)
甲斐バンド40周年 嵐の季節/石田伸也
ポップコーンをほおばって 甲斐バンドストーリー/田家秀樹
愛を叫んだ獣/亀和田武 (甲斐バンド関連)
生きることを素晴らしいと思いたい―コンサート・ツアーの12万人/水岡隆子
黄昏のビギンの物語/佐藤剛
ヨイトマケと美輪明宏/佐藤剛
上を向いて歩こう/佐藤剛
小松政夫 遺言/小菅宏
ザ・タイガース 世界は僕らを待っていた/磯前順一
グループサウンズ文化論/稲増龍夫
グループサウンズ/近田春夫
ドリフターズとその時代/笹山敬輔
いかりや長介という生き方/いかりや浩一
日本フォーク私的大全/なぎらけんいち
安井かずみのいた時代/島崎今日子
イカロスの流星/なかにし礼(TVプロデューサー渡辺正文を描いた小説)
ガサコ伝説「百恵の時代」の仕掛人/長田美穂
ヒットソングを創った男たち 歌謡曲黄金時代の仕掛人/濱口英樹
大村雅朗の軌跡 1951-1997/梶田昌史・田渕浩久
「誰にも書けない」アイドル論/クリス松村
町あかりの昭和歌謡曲ガイド/町あかり
バンドライフ/吉田豪(バンドマン20人のインタビュー集)
元アイドル/吉田豪

 


 やはり面白いのは自伝、自伝的エッセイで、小説仕立てになってたりするとより面白いです。その部門で私が特に面白いと思ったのは、

・稲垣潤一/ハコバン70'
・井上堯之/スパイダースありがとう
・高杢禎彦/チェッカーズ
・ダン池田/芸能界本日も反省の色なし
・萩原健一/ショーケン
・小松政夫/昭和と師弟愛 植木等と歩いた43年
・春一番/元気です
・瞳みのる/ロンググッバイのあとで
・村上ポンタ秀一/自暴自伝
・酒井政利/プロデューサー

などなど。面白いと思った理由はいろいろです。


 そして、自著ではない部門では

・南沙織のいた頃/永井良和
・ザ・タイガース 世界は僕らを待っていた/磯前順一
・「誰にも書けない」アイドル論/クリス松村
・ヒットソングを創った男たち 歌謡曲黄金時代の仕掛人/濱口英樹
・バンドライフ/吉田豪

が読み応えあって好きです。これらの本は何回も読んでます。あとは甲斐バンドファンとしては「ポップコーンをほおばって 甲斐バンドストーリー」がバイブルです。ここ何年か毎年1回は読んでます。

 自伝と評伝の両方を読んで面白いと思ったのはショーケン。自伝を2冊読んでから「ショーケン 天才と狂気」を読んだのですが、やはり自分では書かなかった事が多数あるというのがわかりました。書かなかったのか書けなかったのか、あるいは編集段階で却下されたか。ただし、評伝の方も正しいかどうかはわかりませんしね。

 ただ、「前略おふくろ様」の撮影時のエピソードは評伝の方と小松の親分さんの自伝の内容が一致してて、ショーケンの自伝とは違いました。そういう事もあります。

 と、酒場ではついそういうようなウンチクをクドクドと話してしまいがちですが、周囲からは「また始まった。」と思われてることは承知しています。また、「いろいろ読んでるね。」と言われることもありますが、それが好意的に発せられてないのも日々感じてます。とはいえ、なにしろ一般男性の言う事なのでその辺はご容赦いただきたいものと。(って、誰に言ってるのやら。)

 一口にタレント本とはいえ読み応えのあるものはすごく多いですし、興味を持った方は色々調べてみて下さい。私の場合、画像にある本は気に入ってるので今も保存してますが、実際は図書館で借りてきたのも多いので一度読んだきり手元にないのも多いです。社会人になってからでも引っ越しは十数回してますが、やはり好きな本は手放せませんね。


たまには違うビールもよかろうと

2024年08月03日 | ビールの話

 アルコールはビールがほとんどで、たまに日本酒も飲む程度。家には焼酎もウイスキーもブランデーもありません。もちろん好みの問題です。元々そんなに強くないし。

 ビールは大体キリン一番搾りかサッポロ黒ラベルですが、キリンラガーも好きだったりします。新しいものではキリンの「晴れ風」が気に入ってて、派手に宣伝やってますが、イメージだけじゃなく味もいいように思います。

 そんなですが、たまには違うビールもということで「エビスプレミアムエール」を飲んでみました。ラガーとエールがどう違うかというのは以前学んだのでバッチリです。エールはエールだという心構えで飲むと、あの苦みも楽しめるのでこれはなかなかいいビールですね。

 

 そしてこちらはエビスの黒ビールとシトラスブランという銘柄。黒ビールは元々好きなのですが久々に飲みました。これは黒ビールの中でも結構口当たりがよく軽い気がしますが、意見には個人差があります。シトラスブランの方はエールとは書いてないのですが、かなりそっちよりの味わい。レモングラスも使ってるそうで、若干癖はあるような気がしますが美味しいです。

 

 さらにもう一つビリケンビールというのも飲みました。ビールは苦いもんだということを突き付けられる気はします。が、それでこそビールだろうと。

 

 で、お察しの通りどれもいただきものなのですが、ビリケンビールはなかなかのお値段。そちらを送ってきてくれたのは娘1号なのですが大丈夫やろか。ちゃんと値段見て頼んだのかなあ。ちょっと心配。


「カムカムエヴリバディ」再放送視聴完了しました

2024年08月02日 | ドラマレビュー

 この2月からチャンネル銀河で再放送していた朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の視聴を完了しました。放送は2月から始まり平日に3話ずつ放送していたので3月の末には終了していたのですが、その録画を見終わったということで。ちなみに今回がCS初放送でした。

 なんで今頃見終わったかというと、普通に新しいドラマも見てたし、昨年秋からの「ゲゲゲの女房」「さくら」、4月からの「オードリー」なども見ててなかなか進まなかったので。ちなみにひなたが文四郎と付き合いだしたあたりで中断してました。

 二度目に見た感想として、やはり面白かったです。脚本、演出、キャストが良かったのはもちろん、音楽と絡めた企画がすごく効果的だと思いました。個人的には、これまで見たものでは「あまちゃん」を除くとベストかも。私にとってあれは別格ですので。

 ただ、初回とは違って結末を知って見たので、脚本については「そんなのあり?」と思う部分もあり、まあ朝ドラとはそういうものかと。もちろん初回視聴時にも「そら無理あるわ。」と思った場面は多々ありますが、中盤で「ジョーの病気はどうなる?」とか、終盤では「森山良子は安子なのか?」とか気になるところがいっぱいあって、脚本の無理筋の部分を突っ込む暇なんぞありませんでした。

 ヒロインが三代に渡る物語でしたが、ラジオ英語講座、和菓子のあんこ、On the Sunny Side of the Street、時代劇などがずっとテーマとして続いていたので、無理な話も納得させる部分があったかと思います。

 朝ドラは6ヶ月の長丁場で、終盤の特に最終月ではダレる印象のものが多いですが、ヒロインを三人登場させるという新手だったのは技ありでしょう。また何年か経って再放送あれば見ますね。BSの朝ドラアンコールでの放送も大歓迎。あらためて力作だったと評価します。