★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

隔世の感

2018年01月02日 15時33分22秒 | 徒然(つれづれ)
 1973年から78年まで私は京都で大学生活を送った。
 青春時代の一番コアな期間だ。
 人生の中で一番いろんな経験をし、遊び、社会的な知識を吸収した時期だ。
 
 月末に親から手紙付きの現金書留で仕送りがあり、それはほとんど食費と遊興費に消えた。
 足りない分はアルバイトで補った。
 流行の服は河原町の専門店や百貨店で買っていた。
 ロードショーも欠かさず観ていた。

 洋楽のレコードは毎月1枚のLPを買い、モジュラーステレオで聴いていた。
 最新ヒットはトランジスタラジオでチェックしていた。

 下宿にいる時はテレビやラジオはつけっ放しだった。
 週刊誌はもっぱら喫茶店で読み、小説は書店で買っていた。
 時事情報や流行はほとんどそれらから収集した。

 友達には下宿の電話や公衆電話で連絡し、親に近況はハガキで書き送った。
 パチンコや麻雀、競馬に手を染めたのもその頃だ。
 飲み会やコンパも毎週だった。
 
 試験前は当然勉強もした。
 わからないところは辞書や参考書、文献などで調べもした。

 前述したことは、現在ではほとんどスマホでできる。

 電話やメールはもちろん、送金もショッピングも、音楽を聴くのも映画を観るのも、小説を読むのも調べ物をするのも、すべてスマホがあれば事足りる。
 飲みに行く店の選択もできるし、女の子とだって出会えるし、競馬やゲームもできる。

 今の大学生のなんと恵まれていることか。
 これを隔世の感というのだろう。
 
 
 
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年頭の抱負

2018年01月02日 11時15分26秒 | 徒然(つれづれ)
 年頭の抱負などと大上段に構えても、そんな大層なものがあるわけもない。

 病気にだけはなりたくないが、かといって健康に留意するわけでもない。
 大金があるに越したことはないが、積極的にゲットしようとも思わないし、まず無理なことも承知している。
 40数年来の趣味の競馬は続けるが、大儲けの意図はなく、あくまで他人のゴルフと同じで、レジャーの一環だ。
 まぐれで当たれば儲けもの、外れてもともとのスタンスだ。

 女にも興味はない。
 来るもの拒まず、去るもの追わずの心境だ。
 まあ、還暦オーバーの私に言い寄ってくる女がいる訳もないが。

 何かで人と争ったり競おうとも思わない。
 人は人、自分は自分、所詮比べる対象ではないのだ。
 
 健康寿命があと10年程、定年退職まで2年足らず、以降年金節約生活ということを考えると、日々を可もなく不可もなく、平穏無事に過ごすことがもっとも望むところだ。

 ということで、今年の抱負は平穏無事。
 
 なんか天皇陛下のお言葉みたいだなあ。
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チープでジャンク、そして旨いが一番

2018年01月02日 10時37分08秒 | 徒然(つれづれ)
 昨日、今日と朝食は松屋だ。
 休日の朝はいつになく腹が減り、ガツンとした朝食が欲しくなるのだ。
 昨日の朝、ネット検索で松屋の期間限定プルコギ定食690円也が目に留まり、早速出かけて食した。
 それがことのほか旨くて、今朝もリピーターとなった次第。

 薄切りの一口大の牛カルビが、これでもかというくらい入っていて、玉ねぎとニンニクの芽と一緒に甘辛く炒めてある。
 生卵、野菜サラダ、味噌汁がセットで、それに食べ放題の紅ショウガで栄養バランスもよく、コスパも上々だ。

 牛丼は吉野家がデフォルトの私も、定食は価格、バリエーションで勝る松屋に軍配を上げたい。
 味覚音痴の私には、チープでジャンクで旨い松屋、松乃家、吉野家、王将、やよい軒などが性に合う。

 高い金を出して、高級店で食べる料理も普通に旨いと思うが、安くて旨いほうが断然いいに決まっている。
 見栄やリッチな雰囲気はいらない。

 夜勤明けの労働者や低級ホスト、貧乏学生やニートと一緒に食べる、チープでジャンクで旨い定食こそ、束の間、人生の機微を味わえるのではないだろうか。
 
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