さて、「探知機買いました」の記事のところのコメントでもいろいろ疑問などいただいております。ここで今回買ったレーダー探知機(メーカーではレーダー探知とGPS位置情報とを組み合わせているので「レーナビ」と呼んでいます)についてもうちょっと、2時間ほど使った感想も含めご紹介しましょう。ただし、特価品であったために最新・最高級機種ではないことを先にお断りしておきます。
買ったのは「セルスター工業 SKY-155GR」という機種です。値段は¥19,800.-。価格比較サイトで見ると最安値で¥18,000.-、最高値で¥35,900.-。おいすいぶん違うものだなオイ!
テキトーに機能を並べて書きますと・・・
1、●取締りポイント:約2,000箇所 ●事故多発エリア:約1,750箇所 ●警察署:約1,320箇所 ●制限速度切替りポイント:約430箇所 ●速度取締機:約680箇所 ●Nシステム:約1,650箇所 ●過積載監視システム ●交通検問所 それぞれに近づくとお知らせしてくれます。また現在地から半径約1km以内に何かあるかを検索できます。全てそれぞれアラームだけでなく音声で知らせてくれるので「何が」あるのかがわかりやすくなっています。これらのデータはオービスが新設されたりしますがデータは更新可能です。
2、GPSデーターに入っているオービスなどはそこに近づくと、制限速度何キロで今何キロで走ってて、カメラはどちら側なのかも教えてくれます。またオービスなどがなくても制限速度の切り替わりポイントを教えてくれます。(切り替わりポイントは高速道のみ)
3、心地良く、効率の良いドライビングサポートを実現させる新システムを採用。GPS情報と登録データを連動させ、常に走行状況を把握する事で、自動的に走行速度に合わせた警告内容を判断します。走行状況によりボイスアシストの内容が変化するなど、快適な使用感をご提供いたします。ま、ゆっくり走っているのにやたらと“危険です””などと連呼しないようになってます。
4、常に適切なドライビングサポートを行えるよう、自動ドアなどによるレーダー警告音や取締機の撤去などで必要のなくなったGPS警告音を、ワンタッチ操作で簡単にキャンセルさせる事ができます。これは古いタイプの自動ドアなどがレーダーと同じ周波数の電波を出しているので、これを鳴らさないようにできます。もともと鳴るのが邪魔ということだから親切な機能です。オオカミ少年にならないから。
5、新発想の"BESTボタン"をワンタッチ操作するだけで、あらかじめ設定されている「標準モード」と自由にカスタマイズ可能な「マニュアルモード」の2つを状況に合わせて切替える事で、より便利で簡単にご使用頂けます。これも、必要ない無線(これについては後で説明します)の受信はカットし、受信する電波を選択できます(実際には受信しても設定で鳴らないようにしているということ)。こいつもうまく使えば便利。
6、もちろん移動式のレーダーにも対応します。しかし、移動式のループコイル式、移動式の光電管式の取り締まりには対応しません。ま、当たり前ですよね電波出しませんし、位置データありませんから。でも、よく取り締まりを行う地点は知らせてくれます。(「1、」の項の最初にありますね)
7、受信できる無線等は、ヘリテレ無線:340MHz帯~372MHz帯 デジタル無線:159MHz帯~160MHz帯
カーロケ:407MHz帯 350.1MHz無線:350.1MHz レッカー無線:154MHz帯~468MHz帯
署活系無線:347MHz帯~362MHz帯 です。尚、最近はほとんどがデジタル化されているため内容は聞けませんが、「近くで交信がある」ことがわかれば自ら警戒し捕まらなくてすみます。「近くに警察がいることがわかる」のが大事。あとレーダーのXバンドとKバンド、さらにNシステムの赤外線まで受信し、お知らせしてくれます。
8、電源投入時に「安全のためにシートベルトの着用を促します。」これは大きなお世話です。うるさいっつーの。
大事なことは「今、自分の周囲に取り締まりとかはやっていないか」ということで、レーダー探知機の機能としては、無線の内容などは後回しになってます。主には速度取締りに捕まらなければいいのであって、警告があったらゆっくり走れば用は足ります、私などは。
しか~し!過積載のトラックには監視システムを避けて走ることや、悪い事して逃げている輩には、たとえヘリで追いかけられていても「追われていること」は感知できるわけです。仙台で赤ちゃんをさらって逃げて身代金を要求した犯人などはこれを持っていたらもうちょっと長く逃亡できたかもしれません。すぐに諦めましたが・・。
買ってから初めて走った興津清見寺前や、R1バイパス蒲原・高浜IC付近などでもちゃんと「♪ポーン 一般道 取り締まりポイントに注意してください」と言いました。エライ!
でも、このあたりでは皆が知ってるR1上り線由比のオービスはすぐそばに東名のLHシステムがあるためにレーダーに電波を拾って鳴りますが、今のところ事前に「お知らせ」はしてくれません。横の東名のほうのを「2km先、東名高速、LHシステム ご注意ください」というだけです。
ただ、こういうのは本体に8時間のDC12V充電が完了するとGPS精度が上がるために解消するんだそうです。ま、鳴ればいいのさ別に。
というわけで、意外とあちこちで鳴ります。あまり頻繁に鳴ると、使っているほうもだんだんマヒし、そのうち気にかけなくなると、肝心の取り締まりを聞き逃してしまう可能性がでてきます。「鳴ることに慣れて」しまう。
そこんとこは機能を選んで使えるので(5、BESTボタン機能)これから吟味していこうかと。やはり困るのは、ナビとETCとレーダー探知機が同時に鳴り、そして喋りだすこと。何言ってるかわからなくて、「さんま御殿」で、さんまが言ったことに芸人が一斉に立ち上がって何かツッコむような感じです。
“♪ポーン ETCカードが挿入されていませんが2km先オービスがあり700m先を左折ですがVICS情報を受信しました500m先渋滞ですご注意ください”
あたしゃまず何から注意したらいいんでしょうか?と思いますが、とりあえずオービスやね。