この解放感、この陽射し。
この海のずっと向こう。
船で行くとしたらどこへ行こうか・・・
海の上を素足で歩けたら、
波が足裏にくすぐったく、
絶対に・・・
おもろい。
横浜は大さん橋の海の上のカフェで
ゆっくりと来月の大学の講義内容をまとめようと思ったけれど
心はすっかり海の上を歩いています。
来月、山梨学院大学へ講義でお邪魔いたします。
武庫川女子大学でも特別学期の講義を引き続きやらせて戴くことになりました。
私もまだ夢の途中だけど、
若い人はこれからもどんどんこの海を渡り、海外へ行くでしょう。
世界でオリジナルを知るということ、
その土地の空気を肌で感じることが如何に大切な情報であるかに気づくと思います。
オリジナルを知らないでアレンジをまたアレンジし重ねていくと
ストーリー性は薄れ、そのうち何も語らないただのモノになると思っています。
オリジナルに敬意を表すというエネルギーが宿っていないからでしょうか、
私が関わるフードは特にそうです。
イタリアンレストランの厨房で働いていても
イタリアへ行ったことのない人が多いのが現状です。
オリジナルのストーリーを知ることから生まれるものには華があります。
ここから発信されるものは
もはやアレンジではなく
独自のオリジナルにつながっていきます。
大学ではこんな話も・・・
みんなが好きなフランスの食文化、建築、アート等をベースに
人間力、女性のキャリア形成等、いろいろ講義を予定しています。
愉しい時間を持っていきます。
待っていてください
ふ~、海の風は気持ちが良い。
すぐ右にベイブリッジで、
左側が赤レンガ倉庫。
どちらも絵になります。
こういうところで写真を撮ると必ずそれをお約束のように
アングルに入れてしまうわけです。
でも外してみた。
当たり前にしていたものから
少し心をフラットにする。
上手に撮ろうとかそんなことからも少し解放すると
赤レンガ倉庫もベイブリッジもない風景だけど
私には海の風が心地よいショットです。
正直になった時、
すっかり大人になってしまった体裁の陰から
ずっと隠れていた本当の自分が顔を出す。
新鮮な風で呼吸をしたら
エネルギーチャージしたかな。
で、新しいエネルギーがチャージされたことを、
視覚で確認できるのだと最近気づいたのです。
旅行から帰ってきた時、経験ありませんか?
出かける時とは部屋の感じが変わっているような妙なあの感覚。
あれは旅行へ行き、新しいエネルギーでリフレッシュした証拠。
海風でチャージされたのかな
帰り道の風景が行きとは全く違って見え、
帰ってきたら部屋の感じが変わって見えました。
これからのシーズンは横浜の海の上、最高です。