昭和の暑い夏はどこの家も必ずカルピスだった。
グラスの中で四角い氷が浮かんで
チャリチャリ~ンと音を立てて。
玉汗をかいた口をコップに当てるとあの甘酸っぱい乳酸飲料の香り。
風鈴の音色がよく似合う白い夏の風物詩だ。
ある日、お友達の家へ行った時、
どこのおうちもカルピスが出て来るから
心の中で「またカルピスやな・・・」
と思っていたらオレンジのカルピスで・・・わぅ。
感動した!
今はいろんな味がある。
最近、懐かしくカルピスを買った。
持ち歩いてるマイボトルにはいつも氷水だったけど、
最近はカルピスパインを入れて、
駅のベンチでゴクって。
イケてる。
このカルピスが誕生したのは大正8年7月7日、七夕の日。
カルピスの包装のあの丸い水玉は実は七夕の日の天の川をイメージしたものらしい。
明日の夜空に想う天の川。
お風呂上がりにグラスに氷を入れて
夕涼みの一杯で昭和を懐古する七夕。
ちょっといいね。