すーっと手が伸びて
中央で合図をするコンダクターがいるわけでもないのに
自然は次の季節へすーっと移行する。
何のルールもなく自由に。
この日から冬、なんて区切りや決まり事があるわけじゃない。
人は今年とか来年とか、お正月とかお盆とか
もうすぐ冬至かあ・・・とか。
みんなで柚子湯に入る。
え?柚子湯に入らないの?なんで?・・・とか。
おっかしいね。
可笑しくない?
私はおっかしいよ。
人間てすごく愉快だなあって最近思います。
もし私たちの世界がミニチュアの世界で
私たちがアリの様子をみるように
自然達が私たちの生活を覗いて囁きあっていたとしたら。。。
おい、なんかみんな柚子湯に入ってんぞ。
冬至ってなんだ? 柚子に入るとぽかぽかするんだ。
この生き物たちって賢いな。なんか小さくて一生懸命生きていて可愛い生き物だなって。
宇宙の秒針のなかで
チクタクチクタク、
ずーっと一秒単位の積み重ねで今も時間が流れてる。
って考えると私は今、何秒目で生きてるの?
って言ってる間にも時間を使って動いてる。
相変わらず同じ場所で、同じ動きで・・・延々。
宇宙なる存在から観ていたら滑稽だと思う。
こんなにたくさん与えられているのに、いろんな場所でもっと自由に生きて良いはずなのに
どうしてこんなに自分を縛りつけて生きてるんだろ。
人が人を束縛するのはなぜだ。
この小さな島国でこんなに食べるものを捨てて
別の大陸では食べるものがなくて息絶えていく。
とても賢い人がいっぱいいるはずなのに、
そのことが解っていて気づいているのに、
誰かがやってくれるだろうって。
依存しているから、人が自分の思うようにやってくれないと
ものすごく飛び跳ねて怒ってるの。
人任せにしてじーっとしている人はいつも怒ってる。
笑っちゃう。
話がそれた、ごめんよ
もっと自立して、自己責任で
いろんな場所へ行ったり、遊んだり、自分に新しい風を入れるのは自由だ。
自分をリニューアルすると
新鮮な音を奏でている自分にびっくりする日が来る。
足元でサクサクと落ち葉の音。
木の葉は毎日新しい風に幾通りもの音を奏でる。
そんな秋から冬の散歩道は不器用な私の生き方をじーっと観察して
あれこれ噂をしているオーケストラピットみたいに感じることがある。
そのうちこのオーケストラピットを驚かせてやろうって思ってる。
良い音を奏でるの。BU-ってな♪
今月の1日、ヤマハの銀座コンサートサロンで
川島幸子さんのソプラノリサイタルへ
夫とご招待戴きました。
幸子さんとは今も神戸の実家がお隣どうし。
幸子さんは大学卒業後、ドイツで14年間暮らしヨーロッパを中心に活動されてきましたが、
このたび日本に戻られて現在お住まいの住所がなんと私達夫婦が以前暮らしていたお隣。
お互いにものすごくご縁を感じびっくりしています。
こんなことってあるんですね。
このリサイタルの日、冬のオーケストラピットが大騒ぎ。
なんて素敵な天使の歌声だってね。
私もいまだ感動しています。
実家のお隣にこんな素敵な天使が暮らしていたなんて、
私の自慢です。
幸子さんが声を発すると空気が冷んやりとクリアーになるように感じました。
彼女のソプラノは海外でも高い評価を得ています。
今後も日本で、海外で、リサイタルを予定されているようです。
旦那様がこれまた素晴らしいプロフィールのピアニスト。
イケメンだった
幸子さんと家族ぐるみのお付きあいができることが嬉しくて仕方のない今日この頃であります。
暖かくなったらBBQしましょ。