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白いケトルと荻上ワールド

2019-09-03 15:04:04 | アーユルヴェーダ
サロンへお越し戴く方から

秘密基地みたい。

ジブリの映画に出てきそう。

お庭にアリエッティみたいな妖精がいそう。(います!)

みなさん、いろんな感想を云ってくださるので本当に愉しいです。

感じ方は本当に人それぞれ、みんな違う感覚を持っていて面白いです。





このお部屋を決めた時、とても小さなキッチンに立ってすぐに思い浮かんだのは

白いホーローのケトル! 絶対に白のホーローが良いな。

でした。


潜在的に影響を受けていたのは

荻上直子監督の映画だったんじゃないかなあって今頃ふと思っています。

かもめ食堂をはじめ、すごくファンで全作品観ています。

なかでも夏の終わりに必ず観たくなるのが「めがね」


登場人物それぞれが同じ海を前に黄昏ているのですが、

みんなそれぞれ違うものを観ています。

登場人物の相関図とかプロフィールも最後まですべて曖昧。

同じ食卓で会話もあまりない。

なのに一体感が生まれてきます。


コミュニケーションをとる時、

相手の過去が気になりますか?

相手の「今」と向かい合ってコミュニケーションがとれる人は

たぶんあまり人を干渉しないと思います。

だから一緒にいてストレスの度合いが違う。

人に干渉されるのが嫌という人、

干渉していませんか? 

この映画を観ていてちょっと、ふと。


人とコミュニケーションをとらなければならないと

考えていたりするとしんどくなります。





この映画のなかで好きなシーン。

面と向かい合えない時、だれでもあります。

背中は自分には見えない弱点。

寂しい背中に背中を合わせて引っ張ってくれる人からはとても温かいものを受け取れるのです。


夏の終わりにはストーリーがゆっくりとスピード感のない映画っていいです。

アーユルヴェーダ的にもヴァータ(風のエネルギー)の蓄積を取り去ってくれるいい映画です。

日々のスピード感からリトリートしバランスを取り戻すにはこんな時間もいいですね。


カオスではないですが、

秩序がないとダメ!という人は向かない映画かもしれません。



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