こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

一つの時代

2018-05-18 20:22:43 | いろいろ
この二日、亡くなった歌手西城秀樹さんの懐かしい映像を目にして 昭和の歌謡界に思いをはせています。

思いをはせる・・?ではないか・・・なんといっていいか、亡くなったことが残念だというか、

熱狂的ファンではないけど、私はズバリドンピシャその世代です。デビュー時から同じ時代を

生きてきた感があって、あまりにも衝撃です。若いころの映像を見て 懐かしい歌を聴いて

「あ~この頃はあんなことがあった」と。

自分が同じ時を過ごしていた時のヒット曲を歌っていた歌手や 俳優の訃報を聞くのは

あぁ自分もそんな年齢に近づいてきたんだなぁと思ってしまう。これまでは ずっと年配の方の

訃報もそういうもんだと捉えていたのにね。

私は西城秀樹さんの歌の中で≪青春に賭けよう≫と≪薔薇の鎖≫と≪ブルースカイブルー≫が大好きだった。

しかしこの三曲は そう大ヒットとはいかなかった。中高校時代にはだから「わたしが気にいるとヒットしないのかも」と

思って、秀樹ファンの前では気にいった楽曲は「好きだ」とは言わなかった(笑)

アイドルというのは いつか世代交代の時が来てその時にのちの立ち位置を 歌で行くのか 俳優になるのか

引退してしまうのか 難しいものだ。しかし、ファンはずっと応援してくれるか ファン自体年齢を重ねて行く途中

学生から社会人 結婚、子育てという状況が変化していくので いつの間にか日々の暮らしに 芸能人から

夢やあこがれを求めなくなっていくのかもしれません。60歳を過ぎてコンサートに来てくれるファンも同じように

年をとっていて、それでも声援を送り続けてくれる・・・アイドルって、アイドル側にしてみればずっとアイドルしていかなければ

ならない大変なお仕事なんだ・・・。西城秀樹さんは≪薔薇の鎖≫で当時初めてスタンドマイクパフォーマンスをしたのだそうだ。

振付のアクションはたしかにすごかった。歌唱力もあったしカッコ良かったと思う。彼はロッド・スチュワートを意識して

スタンドマイクパフォーマンスをし、そのあとには世良公則も結構スタンドマイクを投げ上げたりしていたなぁ

ドラマ≪寺内貫太郎一家≫も見た。テレビドラマでの演技は少々オーバーであったように思うけど親子喧嘩のシーンも

迫力があった。映画≪愛と誠≫の大賀誠役は たぶん私は 彼が一番似合っていたと思う。ワイルドさを売りにしていただけに

ぴったりしていた。(漫画のイメージだが)学生時代でも 寮の中にも秀樹ファンがいて ≪ザ・ベストテン≫は

テレビの前で見とれていた。私はそれからの歌にはあまり興味がなかったんだけど 当時 この新御三家たちがどうなって

いくのかなんてだれも思わなかった。自分もアイドルも このまま変わりなく成長していくような そんな錯覚をさせてくれる

やはり 夢を与えてくれていた存在だったんだろうとこの二日間私は思ったのでした。

安らかに・・・。
コメント (2)
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