涸沼

2006年12月26日 | Weblog

人は水を見ると、心が安らぐのだそうです。確かに、しばらく陸(おか)にばかり暮らしていて、土いじりばっかりしていて、大きな川とか湖や海を見ると、何となく心が安らぐのを覚えるものですね。

     真ん中にうっすらと筑波山

私の家からほぼ 4km くらい南の方に、大きな湖があります。場所は隣町の茨城町にありますが、対岸は旧旭村(鉾田市)と東が大洗町とも接しています。

     真ん中に筑波山

名前を涸沼と言います。「 ひぬま 」 と読みます。湖の大きさとしては、全国で30番目なんだそうですので、それほど大きいとは自慢出来ません。深さもたいしてないみたいです。

上流は細い川になりますが、陶器の町である笠間市の方になり、下流は那珂川に繋がって、すぐに先日紹介した那珂湊で海になります。この湖には子供の頃から、ずいぶん水泳やシジミ取りとか釣りに来たものです。


          

シジミ取りの船です。満潮になってくると、川を通って海の水が逆流してきて、塩水と淡水が混ざります。汽水湖と言うのだそうです。

そういう湖のシジミは特においしいとか。私が子供の頃は、この湖でニシンがとれました。ずいぶんニシンや数の子を食べた記憶があります。子供だったので、あまりおいしいとは思いませんでしたが。

ここは観光地としては、あまり開発されていないので、景色はとても良いですね。釣り客はかなり多いようです。遠方から来る人もあるそうです。