アスパラの保温

2007年12月30日 | Weblog


 夏には、よくまあ飽きもせずに「暑い」という言葉を毎日まいにち連発します。冬はその逆で、毎日まいにち「寒い」と言います。言ったってしかたないのですが、ついつい気づいていても言ってしまいます。 晴れただの、よく降るだの、はっきりしないだの、その間には天気のこと言います。まずは挨拶は天気のことからでしょうか。

 わが家など、とても寒く作ってあるので、寒いときにはとても寒く感じます。南側はほとんど家の端から端まで掃出し窓になっています。西洋の家など写真とか映画で見ると、ほとんどがそのようになっていないで、腰高に窓がはめ込んであります。まず、それだけでも寒さが違いますね。

                  

   

 虫に喰われたのですが、なんとかキャベツだよと分かる状態で残っているのです。だめなので、鶏にやってちょうだいと言われているのですが、何とかならないものかと、まだ餌にはしていません。

 しかしまあ、何ていう食い方をするんでしょうね。モンシロ調子にのってこんな状態にしてしまって、、、。と、文句を言ってもしかたがない。少しは分けてやるべきかななんて、虫取りを怠っただけなのに、いかにも聖人君子のような言い訳をしているのであります。

 こんなキャベツでも、やれば喜んで食べてくれる鶏はとても偉いですね。食べ物に文句を言いませんからね。

   

 アスパラガスの霜よけには、今年はもみ殻クンタンにしてみました。理由はいくつかあります。

 まず、風でとばされにくい。もみ殻は飛ばされやすいので、その上になにか被せなければなりません。そのための資材が必要だし、被せたり取り払ったりの手間がかかります。

 次に、もみ殻の場合には春になったら取り除かなければなりません。それがあると、追肥をするのに邪魔です。もみ殻はそのままでは、水をはじいてしまい、肥料になりませんから。

 だた、保温力はもみ殻の方が良いのではないかと思います。物には長所と短所がありますから、全てに渡って良いというわけには行きません。今年はとりあえずこれにして、どんなものか見てみることにします。

                 

 徒然草の第五十五段に

  「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも
   住まる。暑き頃わろき住居(すまひ)は、堪へがたき事なり。」

 とあります。家の作りは夏向きに作るべきだ。冬は何とかなるもの。暑いときに、ひどい家は(暑くて)堪えがたいものだ。という意味でしょう。わるい家というのは、風通しなど悪くて暑苦しい家のことなんでしょうね。

 なので、私の家などはスースーして、とても寒く感じるのでしょうね。隙間だらけですよ。スースー庵とでも名前をつけましょうか。


    

 兼好法師が住まいのことを言っているのは、日本の夏は我慢するのが大変だからでしょうね。たぶん日本の気候は、冬は寒帯、夏は熱帯になってしまうからでしょうか。寒帯・熱帯が言い過ぎなら、亜寒帯・亜熱帯くらいになると言っても言いすぎではないような気がします。

                  

 なんか、数時間前に更新したはずなんですが、見てみたら更新されていないみたいで、同じようなことを二度も書いてしまいました。うかうかしてしまって駄目ですねー。確かにアップロードしたはずなんですけどね。しない家に電源を切ってしまったのかも、、、。トホホホホ。