屋根

2009年01月03日 | Weblog


 いよいよ関東地方の冬の気候のパターンに入ってきたようです。晴天続きで、冷たい風が吹くというパターンです。しかし、風向きによっては陽だまりはとても暖かいです。
        

       

 きれいに片付ける前に撮ったもので、多少藁が散らかっていますが、これは万両の霜よけです。簡単ですが、霜がかからなければよいわけなので、細い竹棒を芯にして藁で囲ってみました。

       

 これは昨年の12月9日に載せた写真です。このときには、使い古しのスダレを屋根にしてみました。スダレの屋根ですから雨漏りがします。雨が漏るのはかまわないですが、きつい霜は心配です。  

   

 今回は、まだスダレはあるのですが、藁を使って屋根を作ってみました。細い竹に藁をはさみ傾斜をつけてみました。雨漏りはあまりしないと思いますが、それが目的ではありません。  

 余談ですが(余談ばかりなのですけど)、木を伐る時に私は根本から切らずに、途中から伐ることが多いです。理由は、根本から伐ると見えにくくなるので刈り払い機の刃がぶつかったり、蹴つまづいたりします。

 こういう風にしておくと、ひとつメリットがあります。根が腐ったときに地上の長い部分を梃子にして揺さぶり抜くことが楽だからです。根本から伐ると、掘り起こさないと抜くことができません。私独特のやり方です。


 

 屋根の下はこんな風になっています。赤いのが万両の実で、黒っぽく写っているのはヤブランです。私の地域ではこのヤブランはチンコロワンワンと言われます。由来はわかりません。幅広の葉はアケビです。それぞれ植えたわけではなく、勝手に出てきたものです。

 子供の頃には、果肉の中には固い白い種が掃いているのですが、それを弾にして篠鉄砲でよく遊んだものです。細い篠で作った時には、杉の実を使いよく遊びました。

 屋根を作るわけは、大き目の木があり、それが霜よけになっていたのですが、その木を取り払ってしまったからです。せっかくきれいに実をつけるので、もったいないですから、保護してやろうと思った次第です。

 一日一茶

  霜がれてせうじの蠅のカハユさよ
     霜枯れて障子の蠅のかわゆさよ

 廃 句

  霜枯れて障子のカメムシかわゆさよ
  霜枯れて障子のカメムシそっと取れ
  霜枯れて我が手もいつしか霜枯れぬ
  霜枯れて気も身も霜枯れ気分かな
  霜枯れてゴロゴロしてたらメタボだね
  霜枯れも気にせず外を歩こうぜ