杜子春

2016年05月25日 | Weblog


人間は、たいへん無駄なことに時間と費用をかける時代になってしまいました。言いたいのはセキュリティのことです。

自分の力を試して社会を混乱させてやろうとする人が、国や銀行やいろいろな大きな機関や施設などのコンピューターに侵入して情報を盗みだしたり、狂わせたりすることが大変多くなってきました。
それをさせては大変とばかり、防御に莫大な時間と費用をかけることになります。

 

おりしも、近々サミットが日本のとあるところで開かれようとしていますが、その安全対策に並々ならぬ努力がつぎ込まれているのだそうです。

ニュースでやっていました。ニュースは極々一部で、報道されない部分の方がはるかに多く大きいのではないかと想像しています。

 

もっとも、莫大な費用と労力は現代ばかりではなく、たとえば古代には王の墓つくりがあったろうし、戦国の世の中ではお城をつくっては燃やしの繰り返しがいかほど行われたのでしょうか。

建設と破壊。それが繰り返しあまりにも多く行なわれたので、だんだんお城を作る大きな木材が足りなくなってしまってきたのだとか。木はすぐには育ちませんからね。

 

今日は地区の市民センターで民生委員のために支援センターから職員の女性が三人来てくれて、いろいろな話し合いやら相談やらが行なわれました。

老人のための、簡単にいいますと老人ホームもいろいろあって、大きく分けると四種類あるのだそうです。それも、費用やら援助保護などの種類が交錯していて、なかなか一口には説明できないところもあるようです。

みなさん、熱心にいろいろな質問やらお願いやらお話が尽きないくらいでした。私も具体的にはまだまだ分からないことばかりあります。

 

援助を受ける側の人たちも、それぞれ複雑で金銭的な問題があったり、介護の程度もまちまち、それに認知症のことも加わって、それこそ複雑になっているのを、いまさらながら再確認しました。

なるべく年を取りたくないですね。と、言いつつ私もいつの間にか高齢者の仲間入りをしていしまいました。油断をしました。なんちゃって。これは仙人にでもならなければ避けられない問題ですね。

仙人になるには・・・・。芥川龍之介の 『 杜子春 』 を読まなければなりません。

                                  



最新の画像もっと見る

コメントを投稿