ブルーベリー

2005年05月19日 | Weblog

十年くらい前にブルーベリーの苗を買ってきて、一本植えた。数年前から、夏になると食べられるくらい実をつけるくらいになった。今では一番高いところで2mくらいにまで成長した。ブルーベリーは、あまり背が高くならないらしい。だいたい、手の届くくらいの高さまでだそうだ。

お盆の頃を中心に、一夏にだいたい3度から4度くらい収穫できる。一回に取れる量は、うまく言えないが一升くらいになるだろうか。そのままカスピ海ヨーグルトに入れたり、ジャムにしたりして食べている。

このブルーベリーは手入れは何もしない。ただ生えるにまかせたままだ。それと、消毒などは一切しない。一つ気になることといえば、実が熟してくると鳥を呼ぶことだ。いままでは、あまり被害は無かったが、鳥に覚えられるとどんどん被害が大きくなる。そこで、竹を4隅に立てて、釣り糸を張り、10cmくらいに切った釣り糸を、張った線からのれんのように垂らしたところ、その被害は無くなった。

ブルーベリーは、根っこが脇に伸びていって、そこから新しい苗が生えてくる。つまりヒコバエのようにして増える。最初は、喜んで増やしてやろうと思って、このヒコバエを取ったところ、独自の根はほとんど無かった。それで、まるっきり取った分だけ損をしてしまった。

こりゃ困ったと思って、植えに付いた枝を20本ほど短く切って、挿し木にしてみた。うまく活着してくれたが、冬の霜に根ごと押し上げられて、乾燥し、枯れてしまったものがある中、数本が残った。今はそれを別な所に植えて育てている。今では、ヒコバエを本体から切り離すタイミングを覚えたので、切り離して別なところに植え替えている。そのタイミングだが、ヒコバエが十分育ってから切り離すことである。心配ならば、伸びていった根は、それほど深くないので、脇の方から根を傷めないように気を付けながら少し掘ってみて、独自の根を付けているかどうか試してみればよい。

ブルーベリーは、大玉のものを近くに植えておくと、従来のものも粒が大きくなると言う。それで、大玉の苗を買ってきて植えたところ、確かにそれなりに従来のものも大きい実がなるようになった。

一本の苗から、今は7~8本に増えている。これから収穫が楽しみだ。ただし、一粒ずつ取るという作業はちょっと面倒だし、時間もかかる。おいしいものを食べるのだから、それくらいの労力はしかたないか。

裏山に狸が住むところの
           狸(腹もでている)


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