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牛久市 “女化道標” 裏返し問題”で教育委員会の見解は?

2009年03月02日 | 女化道標問題
今日は“ブタペスト”はお休みします。

それで、1月19日に「牛久を歩く“女化道標は狐の悪戯”」の記事で触れた、道標の“裏表”の件についてです。

あの後で、どうも気になり、「裏表問題」を解決する為、翌日、「牛久市教育委員会」宛に質問のメールを送りました。

※教育委員会のメールアドレスは「指導課」しか載っていなかったのですが、当然、担当部署に連絡は行くと思って指導課宛に送信しました。


---以下引用---

はじめまして、早速ですが、先日、「女化道標」を訪ねたのですが、一つ疑問が生じましたので質問をいたします。

説明板を読み、


「みぎ若柴、ひだり龍ヶ崎」との説明、及び、分岐の道標ですから、この方向が当然に表と考えたのです。
地理的に見ても、右は若柴方面ですし、左が龍ヶ崎で間違い有りません。

【写真-1】


ところがです。

道標に近づいて見ると、「すぐ」と、


「道」の、


3文字だけが確認できました。

「説明板」では、“裏面に” 西はたみや   すぐは水戸道・・・・・・・・と、あります。

それで、道標の裏側を確認すると、


ハッキリと「南無阿弥陀仏」と、「宝暦」の文字が確認できます。 

ですが、説明板には、

「表面に」、「南無阿弥陀仏」と、「宝暦」の文字が・・・・・・・と有ります。


それで、まとめると

1、分岐点の道標ですから、当然、「表面」は 【写真-1】 の方向が正しい。

2.すると、【写真-1】の方向から見た、道標の面には、「南無阿弥陀仏」と「宝暦」の文字が
  刻まれている筈。

3.しかし、写真側の表面に刻まれている文字は「すぐ・・・・・・道」の文字。

4.ウラ側には、「南無阿弥陀仏」と、「宝暦」の文字がせ刻まれている。

1~4の事実から、道標は「表」と「裏」が、「逆」になっているのでは?

それとも、土に埋まっていて見えない部分に、説明文に書かれている文字が刻まれているのでしょうか?

推測として、道路の拡張ないし整備で、業者が掘り返した後で、逆に埋めてしまった? 

まぁ、それは、どうでもいいのですが、兎に角、何とも、スッキリしないので、スッキリする説明を窺いたく、メールを差し上げました。


よろしくお願い致します。

---引用終わり---


それから、1週間、2週間、・・・・・・、そして、3週間が経っても、何の返事もありませんでした。

そこで、2月3日に催促のメールを入れました。

---以下引用---

1月20日に下記の質問を送ったのですが、回答が未だにありません。

いつ頃になるのでしょうか?

それとも、アドレスが不明と思われたのでしょうか?

念のためにアドレスを送ります。

お忙しいところ申し訳ありません。

---引用終わり---


そして、返事を待ったのですが、1週間経っても、2週間経って返事はありません。

そこで、牛久市のホームページから、何処か関係ありそうな部署として、「商工観光課」のアドレスが載っていたので、メールを入れたのです。

今度こそ、担当外であっても、担当部署にメールを転送されるだろうとの期待を込めて、2月18日にメールを送ったのです。


---以下引用---

下記の内容について、1月20日と2月3日の2回問い合わせを行ったのですが、未だに回答がありません。

教育委員会では、この内容は管轄外として、無視されたのでしょうか?

それとも、ホームページに載っているアドレスは実質的に閉鎖されているのでしょうか?

商工「観光」課とありましたので、まったく無関係とも云えないので、メールした次第です。


             宜しく。

---以下終了---


そして、「商工観光課」から、教育委員会に転送され、1月20日の質問メールが、やっと教育委員会に届いたのです。


---以下引用---

******様

返事が遅れまして申し訳ありませんでした。こちらのメールアドレスは、教育委員会の指導課といいます。生涯学習課の方にもメールが行っているものと思っておりましたが、受信されたまま開かずに対応が遅くなりました。申し訳ありませんでした。生涯学習課の方に早速,転送しまして早急に対応してもらっております。本当にすみませんでした。


♪************************************************
牛久市教育委員会 指導課 **

〒300-1292 茨城県牛久市中央 3-15-1
Tel  : 029 - 873 - 2111
Fax  : 029 - 872 - 2550
E-mail : shidou@city.ushiku.ibaraki.jp
URL : http://www.city.ushiku.ibaraki.jp/section/shidou/
*************************************************♪

---引用終わり---

教育委員会の「指導課」は、担当部署の「生涯学習課」にメールを転送したが、「生涯学習課」は、メールを開けていなかったとの事でした。

そして、2月27日に、ホントに、やっと、遂に、質問に対する回答が届いたのです。

---以下引用---

*****様

回答が遅れまして申し訳ございませんでした。
別添ファイルをご参照ください。

牛久市教育委員会生涯学習課 **

別ファイル
平成21年2月27日


 * * * * 様


牛久市教育委員会生涯学習課


「女化道標」について


 貴台よりご質問のありました「女化道標」につきまして、回答いたします。
 先に、回答が遅れましたことで**様にお手数をわずらわせ大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
 回答が遅れました理由は、**様のメール送信先である指導課から文化財担当の生涯学習課に転送されなかったためにご迷惑をおかけしてしまいました。
 今後、他の部署宛に届いたメールについては、担当課に速やかに転送し回答できるように対処してまいりますので、ご了承いただきたいと存じます。
 さて、「女化道標」についてのご質問についてですが、道標の向きにつきましては、市指定文化財として指定されたときの状態のまま現在に至っておりますが、以前より道標の向きについては疑問がありました。
 今後は、道標等に詳しい方や茨城県文化課と検討し、正式な向きを掌握してまいりますので、ご理解を賜りたく存じます。
 なお、「牛久市史料」石造物編の写しをお送りいたしますので、**様の研究の一助としてご利用していただければ幸いです。

問合せ先
牛久市教育委員会生涯学習課
℡029-871-2301 FAX029-871-1334
メール chuuou@city.ushiku.ibaraki.jp

 また、当市文化財等に関するご指摘等ございましたらお知らせいただきたいと思います。今後ともご指導を賜りたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。

---引用終わり---

と云うことでした。結局、

“表裏は逆かも? 疑問は当初よりあったけど、何だか良くわからないので、これまで、そのままにしていました。今度、良く知っている人や、「県の文化課」に聞いてみます”

との内容でした。牛久市の教育委員会では結論を出せないようです。もしかして、県の文化課も結論は出せず、文部科学省の判断を仰ぐのでしょうか?


牛久女化道標の“謎”は、これからも、ずっと、ずっと、続きそうです。


それでは、また明日。


コメント
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