歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

安福寺で“真言”で舌を噛む!

2009年03月11日 | お寺・神社
昨日の続きです。

境内の見学して、そして参拝です。

こちらにも、あの東京は巣鴨で有名な“とげ抜き地蔵尊”が居られます。


こちらでも、貼れば手足のトゲを抜き、丸めて飲み込めば喉に刺さったトゲを抜く、霊験あらたかな“お札”を頂けるのでしょうか。

この説明書きには、トゲについては一言も触れていません。巣鴨の“お札販売所?”でも、お札は売っているのですが、使用方法、御利益については、まったく触れていませんでした。
)

具体的、生理的、身体的、効能を謳っては、お寺と云えども“薬事法”違反で告発される危険性があるのでしょうか?

“悩み苦しみを救ってくれる”との、精神的領域での効能を謳っても、薬事法には違反しないのです。

但し、身体的、精神的でも、対価として世間一般の常識的な範囲を越える“お布施”を要求すると“詐欺罪”に問われてしまうのです。

後半の説明にある、“真言”ですが、「オンカカカビ・サンマエイ・ソワカ」を三回唱えて、とあります。

わたし、この文字を見つめながら唱えてみたのですが、出だしのオンカッカッッ・・・で舌を噛んでしまいました。これは、誰がやっても、かなり危険な呪文です。

噛まずに、スラスラ唱えられるようになるには、相当の修行が必要です。子供は絶対に真似しないで下さい危険です、絶対に舌を噛みます。

そう云えば、思い出しました! この呪文は先日のお葬式で、坊さんが読経の前に唱えていました。調べてみたら、密教系の真言宗と天台宗で唱えられているそうです。

この「オンカカカビ・サンマエイ・ソワカ」は、サンスクリット語(梵語mantra)だそうで、仏・菩薩の誓いや教え・功徳などを秘めている呪文的な語句だそうです。

語句の多いものを陀羅尼(だらに)、数語からなるものを真言、一、二字のものを種子(しゆじ)と云うそうです。

大変勉強になりました。それにしても、この呪文は、どんな意味の言葉なのでしょうか? 呪文ですから、やっぱり、そこの処は・・・・・・秘密なのでしょうか? 

何と云っても密教です、真理はそう簡単に凡人に理解できるものでは無いのです。オンカッカッカッ・・・・・・。

こちらの観音様の足下、よく見たら、何と、子供ではなく、お爺さん、お婆さんです。
)

高齢化社会に対応しているのです。ボケ封をじて、苦しまず“ポックリ”と、この世から“おさらば”させて頂けるのです。


私も“元気でおさらば”を願い手を合わせました。皆さんも、画面の観音様に手を合わせてお祈り下さい。

本堂のお詣りを済ませ脇を見ると、


このお寺を、立派にしたお坊さんの銅像が座っていました。この方が、本堂とか、山門とか、境内の“整備”をされたのでしょうか。

七福神も、


並んでいます。


孫と同じ年頃の女の子と、妹、そしてお母さん。迎えに来たのです。お寺の隣には幼稚園が併設されています。孫は今年から“年長さん”になります。

もうすぐ春休み、お泊まりに来ます。今度も「2バク」、楽しみで~す。


大仁王門をくぐり、振り返ります。


思いもよらぬ処に、思いもよらぬ、なかなかのお寺を発見しました。

つくば市にも、まだまだ、いろいろ、ありそうです。

さぁ、急いで“トイレ”を探して、“かなりの尿意”を素早く解消しなければと、差し迫った思いを抱きつつ足早に、安福寺を後にしました。


それでは、また明日。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする