歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

ザルツブルクで白洲次郎を考える

2009年03月26日 | 世界の風景
本日より、NHKで放送の「世界ふれあい街歩き」で、“歩くふり”をする“他人のふんどしリーズ”の2回目です。

今回は、オーストリアの「ザルツブルク Salzburg 」を歩きます。今まで「ザルツブルグ」と「ク」を「グ」と、濁ってました。

“Salz”は“Salt”で塩で、“burg”は「砦とか城」だそうです、“bloc”あたりに繋がるのでしょうか、塩で栄えた街なのです。


ザルツァッハ川を挟んで、左側にビジネス街。右側に旧市街。



8世紀に建てられた“ザルツブルク大聖堂”で、“前期ロマネスク建築”だそうです。


旧市街の町並み。


橋を渡って、旧市街からビジネス街へ通勤の女性。毎日、毎日、この橋を渡り、毎日、毎日、同じ景色を見ているのです。それでも、やっぱり、それなりに、景色を眺め、それなりの感動があるのでしょうか?


ビジネス街から旧市街へ通勤される方もいるのです。


川に沿っての町並み、直ぐ後ろは断崖絶壁、この上にザルツブルク城があるようです。

ヨーロッパの街は“厚く重い石造り”、アジアの街は“薄く軽い板ペラ造り”。気候の違いからなのでしょうか?

“重厚”と“薄ペラ”では、どことなく、文化とか、文明とか、蓄積とか、財力とか、とても“差”を感じるのです。

それに、体格的にも、ヨーロッパは肉食中心?で“高く重く”、アジアは草食中心?で“低く軽く”、何となく“負けている”と、思ったりして・・・・・・。

背の高さは、やはり、それなりに、考え方にも、態度にも、相手に与える印象にも、かなり影響すると思うのです。

国際会議などで、各国の首脳が整列した時、アジアは低く小さく、外観的に「しょぼく」見えてしまうのです。特に日本の総理は「とてもしょぼい」です。

ロシアの「プーチンさん」は背が低く、大きく見せようと苦労しているようです。「メドベージェフさん」が後継者に選ばれた理由は、プーチンさんより背が低かった事が一番の理由だと思うのです。

そして、あの長身(185㎝位?)の白洲次郎が、160㎝程度であったならば、あのように堂々と占領軍と渡り合えなかったと思うのです。

人は、やはり、見た目が大事なのです。

以前、勤めていた会社で身長が155㎝の部長がいたのですが、どうしても、軽く見られてしまう傾向がありました。

話しが、かなり遠くに逸れてしまったようです。

それで、ザルツブルクなのですが、丘の上のお城には行かず、先ずは路地に入ります。


このおじさん、肉屋さんで、レストランに配達をしている最中です。この方、やはり、肉とビールで立派な体格をしています。タキシードもきっちり着こなせそうです。


こちらは、中庭的な小さな広場、


トラックから薪を降ろしている運送屋さんが居ます。


この方も、立派な体格をしています。ヨーロッパは、建物も体格も、厚く、大きく、立派そうに見えてしまうのです。

確かに、町並みも綺麗なのです。建物の周囲に、雑草とか苔などが生えて無さそうです。町並みが湿っていないのです、気候条件の「差」なのでしょうか。

“からっと”したヨーロッパ、“じっとり”したアジア。

これから暫くザルツブルクを歩き回ります。


それでは、また明日。



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