昨日の続きです。
“つくばスタイル館”に来ています。今でも、何処でも、見かけるこの民家が、スタイル館で、公園の片隅にあります。
実は、この日、スタイル館の側にある駐車場に車を停めて、池の岸を散歩して、それから、この民家を覗こうと思っていたのです。
それが、しかし、湖畔のベンチに座っていたら、スタイル館から60代の男性が現れ、“すいませ~ん。長く駐車するのでしたら、公園の駐車場にお願いしま~す。あそこはスタイル館の専用駐車場で~す”と、叫んで戻って行きました。
こちらが駐車した時から、ずっと様子を窺っていたようで、湖畔のベンチに佇んだところで、スタイル館の来訪者ではないと判断したようです。
それでは、そろそろ、覗いて見るかと、スタイル館に向かったのです。おじさんは“駐車場が狭く来館者が停められないとの”事情を話してくれました。
建物の来歴の説明とか、今日の催し物の説明とか、水海道の“坂野家住宅”に行った話とか、ふすま絵の話とか、してくれました。
見上げていたら、梁のところに、
何か?置かれているのです。
よく見ると、あれは、もしかして、上棟式の“飾り物?” 上棟式が終わると、処分するのかと思っていたら、こんな処から、家を、ずっとずっと見守り続けていたのです。おじさんの家でも、梁に置かれているとの話でした。
あの上棟式で、屋根の上に飾られていたモノは、このようにして、その後も使われるモノだとは知りませんでした。発見です。
それで、“ふすま絵”ですが、家とは、不釣り合いなほどイイのです。
斜めに流れる大胆な構図、白地に黒、動きがあります。
踊りながら草原を駆け抜けている、村人や、蝶や、トンボ達。何か、音が聞こえきます。
床の間の脇には、“古代文字”でしょうか? “世・富・貴”は何とか、判りますが、後は、何のコッチャ? でも、デザインとして面白く、“渋くてモダン”
ところが、床の間の反対側の襖は、これ、何です! 豪華絢爛! 総天然色! 夕映えの蓮池です。
このふすま絵を肴に、美味しいお酒を頂きつつ、美女の舞いなど鑑賞したら、この世に、これ以上の贅沢はない・・・・・・、もう、ホント! お殿様気分!
何て、妄想していたら、隣から連れの呼ぶ声、襖を開き、現実に戻ります。
それで、夕映えの裏は、静けさ漂う“朝靄の蓮池” 静かで、きらびやかな絵です。
蓮の葉に、水玉と青蛙。ちょこんと座る“蛙クン”が可愛いです。
蓮の葉の下には、ひっそりと鯉。
しかし、もう、何と云おうか、こんな処で、こんな素晴らしいふすま絵に出会えるとは、しかも、それが無料です。う~ん。感激しました。
“つくばスタイル館”は、“ふすま絵”がイイです。
ふたりで、ヨカッタ、ヨカッタと話ながら、駐車場に向かいました。
“ふすま絵”に感動して、お腹が空いて来ました。
もうすぐ、お昼です。
それでは、また明日。
“つくばスタイル館”に来ています。今でも、何処でも、見かけるこの民家が、スタイル館で、公園の片隅にあります。
実は、この日、スタイル館の側にある駐車場に車を停めて、池の岸を散歩して、それから、この民家を覗こうと思っていたのです。
それが、しかし、湖畔のベンチに座っていたら、スタイル館から60代の男性が現れ、“すいませ~ん。長く駐車するのでしたら、公園の駐車場にお願いしま~す。あそこはスタイル館の専用駐車場で~す”と、叫んで戻って行きました。
こちらが駐車した時から、ずっと様子を窺っていたようで、湖畔のベンチに佇んだところで、スタイル館の来訪者ではないと判断したようです。
それでは、そろそろ、覗いて見るかと、スタイル館に向かったのです。おじさんは“駐車場が狭く来館者が停められないとの”事情を話してくれました。
建物の来歴の説明とか、今日の催し物の説明とか、水海道の“坂野家住宅”に行った話とか、ふすま絵の話とか、してくれました。
見上げていたら、梁のところに、
何か?置かれているのです。
よく見ると、あれは、もしかして、上棟式の“飾り物?” 上棟式が終わると、処分するのかと思っていたら、こんな処から、家を、ずっとずっと見守り続けていたのです。おじさんの家でも、梁に置かれているとの話でした。
あの上棟式で、屋根の上に飾られていたモノは、このようにして、その後も使われるモノだとは知りませんでした。発見です。
それで、“ふすま絵”ですが、家とは、不釣り合いなほどイイのです。
斜めに流れる大胆な構図、白地に黒、動きがあります。
踊りながら草原を駆け抜けている、村人や、蝶や、トンボ達。何か、音が聞こえきます。
床の間の脇には、“古代文字”でしょうか? “世・富・貴”は何とか、判りますが、後は、何のコッチャ? でも、デザインとして面白く、“渋くてモダン”
ところが、床の間の反対側の襖は、これ、何です! 豪華絢爛! 総天然色! 夕映えの蓮池です。
このふすま絵を肴に、美味しいお酒を頂きつつ、美女の舞いなど鑑賞したら、この世に、これ以上の贅沢はない・・・・・・、もう、ホント! お殿様気分!
何て、妄想していたら、隣から連れの呼ぶ声、襖を開き、現実に戻ります。
それで、夕映えの裏は、静けさ漂う“朝靄の蓮池” 静かで、きらびやかな絵です。
蓮の葉に、水玉と青蛙。ちょこんと座る“蛙クン”が可愛いです。
蓮の葉の下には、ひっそりと鯉。
しかし、もう、何と云おうか、こんな処で、こんな素晴らしいふすま絵に出会えるとは、しかも、それが無料です。う~ん。感激しました。
“つくばスタイル館”は、“ふすま絵”がイイです。
ふたりで、ヨカッタ、ヨカッタと話ながら、駐車場に向かいました。
“ふすま絵”に感動して、お腹が空いて来ました。
もうすぐ、お昼です。
それでは、また明日。