昨日の続きです。
今日も映画「東京家族」で思いを巡らします。
それで、「東京物語」では、長男が医者で、次男は戦死、三男は大阪で国鉄職員で、長女は東京で美容院を営み、次女は親元で教師、三男二女の五人兄妹。
そして、戦死した次男の元嫁の「紀子」が“原節子”、そんな家族構成でした。他人である“元嫁”と、血の繋がった長男と長女、両親への対応の違いを巡って物語りは進むのです。
「東京家族」では、医者の長男、美容師の長女、
不正規雇用の次男、二男一女の三人兄妹。
そして、両親から、優秀な長男との比較に苦しみつつ育った次男、その次男の恋人「紀子」の、
“蒼井優”との結婚話しを軸に物語は進むのです。
それなりに2012年の家族構成で、次男が不正規雇用と云う設定は、それなりに世相を反映していると思うのです。
でも、その子供達の全員が生活の場を求めて上京と云うのは、2012年の設定としては、ちょっと無理と云うか、不自然では?と思ったりしたのです。
医者の長男はこのご時世ですから、東京で開業するよりも、郷里での開業が自然?では、と、思ったりしたのです。
それで、2012年と云う時代設定で、家族の年齢をちょっと考えてみます。もしかして、何か?出て来るかも?何て、思ったりして、兎に角、いろいろ、勝手に、思いを巡らします。
それで、年齢が出てくるのは母親だけで、亡くなった時が“68歳”と台詞にあります。2012年で68歳ですから、生まれは1944年か45年で敗戦前後の設定です。
父親は母親より2~3歳年上ぐらいがフツウですから、70歳か72歳ぐらいでしょう。二人が結婚したのは、まあ、父が二十と、五、六歳で、母が二十と、二、三歳といったところで、結婚したのが1967年頃となります。
結婚して一年後長男が、三年後に長女が、そして、すこし空いて五年後に次男が誕生。まあ、そんなところだと思うのです。
そうすると、です。長男は1968年生まれで44歳ぐらい、長女は42歳ぐらい、そして、三男は1973年生まれで、39歳となります。でも、これは、ちょっと?です。
次男の年齢を推測できる“30過ぎてフリーターみたいなこんな暮らしを・・・”何て、セリフがあったような記憶があります。30過ぎは32~33歳ぐらいで、その上は30半ばとなり、その上は40近くとなりますから、次男は32、3歳の設定なのです。
ここまで、来て、はたと気が付いたのです。この歳の差が伏線だったのです。次男と父親の関係の“ギクシャク感”と、次男の恋人との絡みで、物語りは進行していくので、長男長女と次男の歳の差は、それなりに重要な設定だった?
やっぱり、年齢を推定していくと、それなりに、何か?出て来ました。
長男、長女から、間隔が空いて生まれた為に、可愛い、カワイイと、幼少期に甘やかされ、その結果として、現在も、優秀な長男との比較に苦しんでいる、と、思うのです。
長男と長女から歳の離れた男の子、甘やかすのは父親の方がフツウですから、父はその責任を感じているのです。その屈折した感情で、次男に、ずっと、ずっと、必要以上厳しく接してしまい、お互いの感情の行き違いを生んだ、と、思うのです。
でも、しかし、映画を観ている最中にはまったく気付きませんでした。見終わった後に、父と次男のギクシャク感の原因は何故?と、いろいろと思いを巡らして、辿りついたのです。
これは、まぁ、私の、勝手な解釈?かも知れませんが、それなりに、ドンピシャ!だったりして、落語で云えば、所謂、“考え落ち”と云うやつです。山田洋次監督は落語好きで、落語の台本も書いてますし、たぶん、そうなのです。
それで、序でですが、長男の「平山幸一」は“西村雅彦”で1960年生まれの“52歳”。長女の「金井滋子」は“中嶋朋子”で1971年生まれの“41歳”でほぼピッタンコ! 次男の「平山昌次」は“妻夫木聡”で1980年生まれの32歳でピッタンコ!
俳優の実年齢と比較して、それが、どうした!と、云われても、“まあ、一応、比較しただけですと・・・”と、一人呟くのみ・・・・・・。
まあ、結論として、それなりに、背景の世相と役年齢とに、不自然さは無かったと思う次第。まあ、当然、脚本の段階で、そこいら辺に、手抜かりは無いのでした。
本日は、年齢計算がメインで、足したり引いたり算数のお勉強でしたが、年齢とか、数字には、それなりに意味があるのでした。
昔、むかしの、20代の後半に、会社の会議で云われた事を思い出してしまいました。『・・・数字の羅列の報告はするな!そんなモノは見れば分かる!いちいち説明するな!時間のムダだ!そのような数字となった、要因の分析を述べろ!・・・・・・』、何て、上司に厳しく云われた経験があるのです。
最後の最後になって、話しが、嫌な方向に逸れてしまいました。綴っているのは映画の話しでした。
それで、兎に角、今回は、次男と父親とのギクシャク感の発生要因は、歳が離れて生まれた子供であったとの結論?に達したのです。
では、また。
【追記】
本日、更新が遅れてしまった原因は、実は、何を隠そうね昼食に近所の蕎麦屋で、何と、何と、きつねそばを食べてしまったのです。血糖値が爆発するので、食開始後5分後より、30分のウォーキング、それに加えて自転車を1時間ほど漕ぎ回ったのでした。結果として、2時間後の血糖値は“142”でした。たぶん、30分後の血糖値は170から160位だと推定します。
今日も映画「東京家族」で思いを巡らします。
それで、「東京物語」では、長男が医者で、次男は戦死、三男は大阪で国鉄職員で、長女は東京で美容院を営み、次女は親元で教師、三男二女の五人兄妹。
そして、戦死した次男の元嫁の「紀子」が“原節子”、そんな家族構成でした。他人である“元嫁”と、血の繋がった長男と長女、両親への対応の違いを巡って物語りは進むのです。
「東京家族」では、医者の長男、美容師の長女、
不正規雇用の次男、二男一女の三人兄妹。
そして、両親から、優秀な長男との比較に苦しみつつ育った次男、その次男の恋人「紀子」の、
“蒼井優”との結婚話しを軸に物語は進むのです。
それなりに2012年の家族構成で、次男が不正規雇用と云う設定は、それなりに世相を反映していると思うのです。
でも、その子供達の全員が生活の場を求めて上京と云うのは、2012年の設定としては、ちょっと無理と云うか、不自然では?と思ったりしたのです。
医者の長男はこのご時世ですから、東京で開業するよりも、郷里での開業が自然?では、と、思ったりしたのです。
それで、2012年と云う時代設定で、家族の年齢をちょっと考えてみます。もしかして、何か?出て来るかも?何て、思ったりして、兎に角、いろいろ、勝手に、思いを巡らします。
それで、年齢が出てくるのは母親だけで、亡くなった時が“68歳”と台詞にあります。2012年で68歳ですから、生まれは1944年か45年で敗戦前後の設定です。
父親は母親より2~3歳年上ぐらいがフツウですから、70歳か72歳ぐらいでしょう。二人が結婚したのは、まあ、父が二十と、五、六歳で、母が二十と、二、三歳といったところで、結婚したのが1967年頃となります。
結婚して一年後長男が、三年後に長女が、そして、すこし空いて五年後に次男が誕生。まあ、そんなところだと思うのです。
そうすると、です。長男は1968年生まれで44歳ぐらい、長女は42歳ぐらい、そして、三男は1973年生まれで、39歳となります。でも、これは、ちょっと?です。
次男の年齢を推測できる“30過ぎてフリーターみたいなこんな暮らしを・・・”何て、セリフがあったような記憶があります。30過ぎは32~33歳ぐらいで、その上は30半ばとなり、その上は40近くとなりますから、次男は32、3歳の設定なのです。
ここまで、来て、はたと気が付いたのです。この歳の差が伏線だったのです。次男と父親の関係の“ギクシャク感”と、次男の恋人との絡みで、物語りは進行していくので、長男長女と次男の歳の差は、それなりに重要な設定だった?
やっぱり、年齢を推定していくと、それなりに、何か?出て来ました。
長男、長女から、間隔が空いて生まれた為に、可愛い、カワイイと、幼少期に甘やかされ、その結果として、現在も、優秀な長男との比較に苦しんでいる、と、思うのです。
長男と長女から歳の離れた男の子、甘やかすのは父親の方がフツウですから、父はその責任を感じているのです。その屈折した感情で、次男に、ずっと、ずっと、必要以上厳しく接してしまい、お互いの感情の行き違いを生んだ、と、思うのです。
でも、しかし、映画を観ている最中にはまったく気付きませんでした。見終わった後に、父と次男のギクシャク感の原因は何故?と、いろいろと思いを巡らして、辿りついたのです。
これは、まぁ、私の、勝手な解釈?かも知れませんが、それなりに、ドンピシャ!だったりして、落語で云えば、所謂、“考え落ち”と云うやつです。山田洋次監督は落語好きで、落語の台本も書いてますし、たぶん、そうなのです。
それで、序でですが、長男の「平山幸一」は“西村雅彦”で1960年生まれの“52歳”。長女の「金井滋子」は“中嶋朋子”で1971年生まれの“41歳”でほぼピッタンコ! 次男の「平山昌次」は“妻夫木聡”で1980年生まれの32歳でピッタンコ!
俳優の実年齢と比較して、それが、どうした!と、云われても、“まあ、一応、比較しただけですと・・・”と、一人呟くのみ・・・・・・。
まあ、結論として、それなりに、背景の世相と役年齢とに、不自然さは無かったと思う次第。まあ、当然、脚本の段階で、そこいら辺に、手抜かりは無いのでした。
本日は、年齢計算がメインで、足したり引いたり算数のお勉強でしたが、年齢とか、数字には、それなりに意味があるのでした。
昔、むかしの、20代の後半に、会社の会議で云われた事を思い出してしまいました。『・・・数字の羅列の報告はするな!そんなモノは見れば分かる!いちいち説明するな!時間のムダだ!そのような数字となった、要因の分析を述べろ!・・・・・・』、何て、上司に厳しく云われた経験があるのです。
最後の最後になって、話しが、嫌な方向に逸れてしまいました。綴っているのは映画の話しでした。
それで、兎に角、今回は、次男と父親とのギクシャク感の発生要因は、歳が離れて生まれた子供であったとの結論?に達したのです。
では、また。
【追記】
本日、更新が遅れてしまった原因は、実は、何を隠そうね昼食に近所の蕎麦屋で、何と、何と、きつねそばを食べてしまったのです。血糖値が爆発するので、食開始後5分後より、30分のウォーキング、それに加えて自転車を1時間ほど漕ぎ回ったのでした。結果として、2時間後の血糖値は“142”でした。たぶん、30分後の血糖値は170から160位だと推定します。