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近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

下町ロケットは水戸黄門でカタルシスで!立川談春と春風亭昇太のキャスティングはOKです!

2015年11月09日 | テレビの話し
先ず、何と云っても面白かったです。

何たって、悪役は憎たらしセリフに、憎たらしい表情で、これでもか、これでもかと、善人を正義を、ギリギリまで追い詰めるのです。実に判り易い展開なのです。

そして、悪役は大企業で、虐められるのか弱き中小企業でですから、これは、もう、見ている方は、中小企業に肩入れです。何たって、日本人の7割は中小企業で働いているのです。

そして、最終局面で、正義の“印籠”が掲げられ、局面は一挙に逆転し、正義が勝つのです、中小企業が勝つのです。見ている観客はスッキリで、ヨカッタ!ヨカッタ!となるのです。

この勧善懲悪のパターンは、やっぱり、何と云っても、何度くり返しても、時代劇でも、現代劇でも、とても、とても、受けるのです、支持されるのです、水戸黄門方式ですカタルシスです。

弱いモノが、強いモノに勝つ、現実の世の中では、とても、とても、稀な出来事なのです。でも、しかし、みんな、そうあってほしいのです。そこらをクスグルのです。

ドラマの原作、“下町ロケット”は、それとなく、何となく知っていました。あの“半沢直樹の倍返し”の池井戸潤です。“倍返し”は見ていません「堺 雅人」が、何か気持ち悪くてダメなのです。

でも、しかし、それを云っちゃ~お終いよですが、やっぱり、云いたいのです。云わして下さい。

ちょっとその前に、“下町ロケット”と聞いたとき、先ず、頭に浮かんだのは、あの“下町ボブスレー”でした。「下町ボブスレー」の“南沢奈央ちゃん”ヨカッタ!

舞台は、下町で、大田区とあるので、下町ホブスレーと同じく、町工場と思っていたら、私しから見たら、“佃製作所”は、下町とか、大田区とか、そんなイメージとはかけ離れた、大企業に見えました。

開発部門は二十数名?、営業管理部門は四、五十名?、現場の生産部門には百数十名?も居て、自社開発のエンジンを生産販売して、特許も多く取得しているのです。

これは、もう、“下町の大企業”です。この規模ですと、協力工場、所謂下請けを数十社、そして、二次下請けも数十社、抱えている筈です。

まあ、それで、それがどうした?と、問われても、いえ、まあ、ただそれだけの事です。

それで、話しは前段に戻り、それを云っちゃ~お終いよですが、大企業から技術を狙って買収を仕掛けられるほどの企業の佃製作所です。

その、それほどの企業に対して、あまりにもアホな銀行の対応。支店長と云い、融資担当課長と云い、あまりにもアホです、無能です。支店長にも、課長にもなれません。

それにしても、支店長役の“そのまんま東”です。役柄が“そのまんま”彼自身の生き方に重なるように見えてしまうのです。よくあんな役を引き受けたものです。

それに対して、融資課長役の“春風亭昇太”は、救いのある、多少同情できる役柄です。やっぱっり、演じる役者の個性は脚本を越えて役柄に反映するのです。

と、云うことは、支店長役に“そのまんま東”を起用したのは、かなり、それなりのキャスティングだったのかも? 東国原さん、かなり今後の政治活動に影響しますよ。

それと、それと、それと・・・何だったけ?

そうでした、ナカシマ製作所?の法務対策部長のマスコミ対応とか、優秀な弁護士の、判事に対する評価のいい加減さとか、ストーリー展開で重要なところで、アレレのレ~で、そんなアホな?の展開なのでした。

それにしても、帝国重工宇宙開発部長の“吉川晃司”が着ている三揃えのスーツ、ウエスト絞りすぎ、パンツ細すぎ、本人の好み?何か、とても、変です。

それにしても、“立川談春”は、得な役柄で、なかなかの口演じゃなかった、なかなかの好演です。昇太師匠とは役柄はエライ違いですが、二人ともそれなりにヨカッタ!

兎に角、やっぱり、銭金で短期利益優先で、株主優先で、企業モラル低下で、技術開発力の低下で、製造業の魅力低下で、いろいろ心配で、そんな世の中に、それなりの刺激にはなるのかも?

兎に角、それなりに面白いですよ! 下町ロケット!でも、来週の第四話で、ロケット編は終わるそうです。次からは、新聞小説と同時進行らしいです。

水戸黄門のカタルシスは、いつまで持つか?ロケット編が終わっても、やっぱり下町ロケットなの?

それでは、また。

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