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GWに鎌倉をおさんぽ その2

2014-05-06 18:16:00 | デフォ
空気までもが緑色になったかのような苔むした石段をゆっくり登って行きます。

GW最終日ですね。これで5月の祭日はお終い。6月は祭日がないのかと思うと「オーマイガーッ」であります。どこかでコッソリと。。。等と既に考えております。いかがお過ごしでしょうか。

本日は5/3に混む事を覚悟にGW後半初日に出かけた「GWに鎌倉をおさんぽ その1」の続きであります。


厄割り石」で欲張って力を込め過ぎてジンジンしてしまった四十肩もいつも通りに戻りました。鎌倉宮を後にします。
森のなかまが悶絶に至る刹那はワイフがブログにあげていますのでお楽しみになりたい方は是非ご覧になってみて下さい(笑)

ちなみに、出勤前のワイフと一緒にテレビを見ていたところ「シジュラック」という飲み薬のCMを初めて見ました。こっ、こっ、これは!という事で買ってきてもらい飲んでみました。漢方なので効果が出るには時間がかかるハズなのですが、1日経った今。。。なんだか。。。イイ!
ちなみに、20人中20人が効果がないというレポートもありますので万能では無いようです。それとも、むかしワイフが飽きてしまったボディーブレードを引っ張り出してきてお風呂上がりにブンブン振ったのが効いているのでしょうか。


水路は可愛らしい春の花達のアソートで賑わっています。なんだか、普通に何処にでも咲いているので賑わっているのが好きなんですよ。。。


どどーんと広がる空間は指定史跡の永福寺跡(ようふくじあと)です。かつては鎌倉三大寺社の一つだったのが1405年に火災で焼失し、最近までは野原だったようですが近年復元計画があり2016年には池が復元され史跡公園としてオープンする予定のようです


緑とマゼンタの組み合わせが好きな「カラスノエンドウ」は随分前から咲いていたのですが、どうにも撮る機会に恵まれなかったのですがようやく撮れました。例によって特に断りの無い「花の説明へのリンク先」は「季節の花 300」さんです。


ニョキニョキー。ムクムクーっとそそり立つ木です。特に保存指定とか銘木では無いのでしょうか存在感があります。ナルトに出てきた十尾にも似ているなぁ。。今週ジャンプがお休みだから、つづきは来週ですね。


二階堂川(トップは「鎌倉の川と橋」)に架かる通玄橋に注ぎ込む水路を見ながら道を歩いて行きます。


山の擁壁(ようへき)の縁には苔のマットからニョロ~リと何かの芽が出ています。所々目線の高さくらいに切りカキがありそれぞれ異なる植物達が幅を利かせていたりするので、ちょっとした植物ギャラリーみたいで楽しいのであります。


ウツギ」は房状にマホッと咲くのですが、まだ咲き始めのようです。どちらかというとこれぐらいの咲き具合が好みだったりします。早速ハチさんがブーンとやってきていました。


さて、ワイフがいの一番に行き先を設定した瑞泉寺にやってきました。

「お花で有名なお寺さんなんだよぉ~。切通しとはちょっと離れているけど。。」と森のなかまを操縦するツボを心得ているワイフ。
「なにぃ~。でも「切通し」は行くからね」


山門に通じる素晴らしい階段を上って行きます。大きな木マニアのワイフは上を向きっぱなしですので、さほど置いて行かれません(笑)
途中で比較的新しい石段と苔むした石段と分岐します。どちらも山門に辿り着きますので冒頭の苔むした石段を上って行くことにしました。


丁度雲で太陽が隠れている事もありますが、木々の影で暗くなりシダ植物が生い茂る緑の濃密感は一見すると野放しにされているようで、もの凄く注意深く人の手によって維持管理されている事が分かります。駅から結構はなれていますが多くの人が訪れるのも何となく分かるような気がします。


山門に辿り着きました。中は沢山の植物が植えられ、その間の小径を歩くようになります。このおかげか結構な数の人がいても声は聞こえますが区画外にいる人の姿はそれほど気になりません。よく考えられているんですね。


本堂近くに大きな鉢植えで置かれていました。名札もありませんでしたので分からないのですが、まとまり具合が程よく思わず撮ってしまいました。うーん。一口にお寺といってもそれを支える造園、園芸のプロフェッショナル集団があってこそなんでしょうね。


ベニシダレ」など若葉が紅い品種のものだとおもうのですが葉の形がギザギザとしていて少し細いです。何だろう。。新緑とのコントラストに目を奪われます。


庭園と天女洞。一般公開はされていませんが、リンク先には天女洞からみた景色の写真と解説があります。なるほど。。


お参りも済ませ、鐘つき台近くの休憩所で暫く休み山門に戻ります。最初は気付かなかった手水所(「ちょうずどころ」と読むそうです。難しや)がありました。


こんどは比較的新しい方の石段を下って行きます。ここにも見事なシダが茂っています。


木漏れ日が当たっています。どうもこういった光景にも弱いようです。
そんな機会はないかと思いますが月明かりの中で歩いてみたいですね。もっていく懐中電灯は。。。キセノン15ルーメン。E1E+FM04がいいなぁ。


なかなか良い雰囲気でしょ?


普通に降りられません(笑)


階段の下はちょっとした野草の群生地になっています。「レンゲソウ」が一杯です。ウレシクなっちゃいますよね♪
あれ?ワイフがもう撮影体制に専念しています。おのれ~。遅れるものか~(笑)


クネンと曲がった竹です。ただそれだけなんですが(笑)触って見るとカチカチでした。水分を含んで自重で曲がり乾燥したのでしょうか。


カラスノエンドウもそうでしたが、緑とマゼンタは補色の関係にあります。厳密には明度や彩度も純粋な補色関係ではありませんが、こうして撮ってみても互いがクッキリと際立ちますよね。


この子は花びらが糸のようにフサフサですから「ハルジオン」ですね。


元きた道を引き返します。擁壁に新しくデビューしようとしている子がいました。固そうなところでも色んなところからデビューするんですね。


引き戸をガラガラ開けるお宅では郵便物の受付をしているようです。窓枠から見える小物に気がいってしまいますよね(笑)

結構歩きました。出来ればコーヒーを飲んで、一服したいところです。
鎌倉宮の近くに煙草の自動販売機を設置している喫茶店を見かけたので寄ってみることにしました。

「あのぉー、喫煙できますでしょうか?」
「奥の席でしたら。。。」とおばあちゃん
「ヤッホー!」


ということで角っこの貴賓席にて窓を開けて頂きました(笑)おばあちゃんがヤカンに水をいれてお湯を沸かす音。おじいちゃんと、他のおばあちゃんが喋るのを聞きながらコーヒーを頂きます。。うまい!

暫くすると以前住んでいたアパートの隣にいた河原田のおばちゃんにそっくりのおばあちゃんがニッシ、ニッシと入ってました。

「みるくてぃーちょーだい」

声や喋る内容も河原田のおばちゃんそっくりです。「まったく、ありがとーやら、にじゅうやら」といった感じで喋るといえば分かりますでしょうか(笑)
しばらくすると、かわいい包みを森のなかま夫婦に手渡してくれました。

「おっそわけ」

キャンディかと思ったのですが、開けて見るとチョコレート。。思わずパクッ。。。うまーい!

「これ、うまいですよぉぉ!」と森のなかま
「それは、よかったぁ」と、一気に表情が変わる河原田のおばちゃん。

と、こんな感じで旅の出会いは始まり、お話に混ぜてもらいます。

チョコレートは若宮大路の「ユアサ」というところで買えるとの事。帰りに探してみたのですがお腹が減ってきて注意力散漫で逃してしまいました(笑)ネットで調べると。。高崎に本店がある大和屋さん。鎌倉では「湯浅物産館」の中にあるとのことでした(トップは「鎌倉」)。

楽しい話しに、美味しいコーヒーでくつろいだ上に「たくさんあるから」とお土産まで頂いてしまいました。


お店の名前は「」。これまた後でネットで調べたら梵を訪れた方のブログがありました(トップは「マツタケ喫茶店」)。こういう喫茶なんです。
お店の外観は最新鋭のカフェと比べれば微妙なのかもしれませんが、店内には地元の人が持ち寄った花が飾られていたりと昔ながらの居心地の良い喫茶店でありました。また行きたいなぁ。


こちらは花びらがパリっとした「ヒメジョオン」です。ハルジオンより後に咲き出します。
さて、ゆっくり休んで一服もしたので、いよいよ「切通し」方面への道へと進むのであります。

それでは!
コメント (2)
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