日も暮れてきました。さっき食べたカスターくんも燃え尽きてしまいました。
GW終わっちゃいましたね。寂しいですね。つまんないですね(笑)
昨日はいつもごったがえすお客さんの食堂がいつもより空いていました。もしかして今週一杯お休みの人も多いのかと思ったら今日はいつも通りでした。いかがお過ごしでしょうか。
本日は5/3に出かけた「
GWに鎌倉をおさんぽ その2」の続きで完結編であります。
はぁ~、ずんどこ♪楽しい旅の出会いがあった「
梵」で休息したあとは森のなかまが楽しみにしている「切通し」方面にむかって歩いて行きます。るんるん♪でも、まだワイフのリクエストがあります。オーケイ!さぁさぁ行きましょう!
ちなみに。。今日上がった
ワイフのブログを見たのですが森のなかまの「切通し」への固執ぶりが綴られていました(笑)。同じ道程をこなしてきたはずですが、少しずつ、時には激しく印象が異なるのも面白いものであります。
鎌倉最古のお寺とされる「
杉本寺」は
坂東三十三箇所、
鎌倉三十三観音霊場の第1番札所でもあるそうです。
本堂に向かう階段の途中に弁天堂があります。大
香炉を撮ってみました。
Wikipediaによると「元来インドの河神であることから、日本でも、水辺、島、池、泉など水に深い関係のある場所に祀られる」とあり、こちらにも池がありました。映っていない写真ですが(笑)
現在本堂は茅葺き替えの真っ最中です。でも拝観はできます。足場も広く立派だなぁと妙なところにも感心してしまうのでありました。きちんと履物を脱いで本堂に上がり正座をしてお参りをします。
鐘楼(しゅろう)をバックに今年初めて「
フジ」を間近に撮る事ができました。特にことわりがない花の説明へのリンクは「
季節の花 300」さんです。
撮影時刻を見てみると15:42でした。時計は見なくても馴染みのある光になってきたので大体の時間がわかります。そろそろお腹も空き出すころです。
「犬懸橋(いぬかけばし)」を渡り滑川(なめりがわ)沿いに歩きます。程なくある看板が目に入ります。なんと。。。驚愕の事実が判明しました。。。なんと。なんと。なんと。
切通しはガケ崩れのため通行禁止!!!
切通しはガケ崩れのため通行禁止!!
切通しはガケ崩れのため通行禁止!
エーン
2003年発行のガイドブックでしたが寺社の位置は変わらねど10年の歳月の地形の変化までは対応しきれませんでした。。
結構ショックで、ワイフが地元のおばあちゃんと話しをしていた内容は覚えていません。。ただ、落胆する森のなかまを見て不憫に思ったのか。。
「入り口まではいけますよ」と杖をついたおばあちゃん。。
「そうなんですか!」と森のなかま。
「良ければ見て行ってやって下さいな」
「はい!」
きっと「切通し」そのものは見られないと思うのですが、おばあちゃんにこう言われたら見に行くしかないでしょう。うーん。今回の旅はなんだか人との出会いが多くてステキだなぁ。。この辺りの会話はワイフは覚えていないそうです。人間の記憶は便利に出来ているのであります(笑)
ちなみに滑川については「滑川探訪(トップは「
放浪・神奈川」)」に詳しく出ていたので後で覗いてみようかと思います。
塀の上からニョッキリの「
ツルニチニチソウ」。名前の「ニチニチ」と繰り返すところが好きかなぁ(笑)
ライオンのモチーフというとどうしても金色で口からお湯がジャーと出てくるイメージがあるのですが、こちらのライオンはもう少し凄みがあります。朱色の錆び止めが見えている事も一役かっているのかもしれません。
蛇口がいっぱい。。写真に撮らずにはいられません。Googleマップでみると「
神田工務店」とありました。水回りが強いのかなぁ。こんな展示を見ると頼んでみたくなりますよね。
案内板に従い道を進みます。行き止まりを目指して歩くというのもなんだか変なものです。どうにも通行止めの看板の写真を載せるきになれなかったのですが。。どんなものかというと。。
Googleマップのストリートビューでは2010/3時点で通行止めでした。
到着しました。舗装路から砂利道、そして林道へと繋がっていました。
ワイフが見つけた「わっかっか」の葉っぱです。一体どうなっているんでしょうか。。
森のなかまたちが行けたのはここまででした。この先は「
釈迦堂切通し(トップは「
道・鎌倉街道探索日記」)」でご覧になってみて下さい。4ページに渡る記録があります。
ばっちゃん。。きたよ
と頭のなかで
正平ちゃんがボソっと喋ると風で揺れる葉っぱの音だけが聞こえたのでありました(笑)。。以上。。勝手に心旅でした。
さぁ、引き返しましょう。
この紅いパサパサしたのは花なのでしょうか。散った後なのでしょうか。
ぐねん。ぐねん。と蛇行する滑川。
イグザイルねこ。。リンク先に映っているのが5枚ありますのでお時間ありましたら探してみて下さい(笑)。。ではなく。。イグザイルワイフ風に撮ってみました(もう別な意味になっちゃっていますが)。
橋の上から泳いでいる鯉をジーッと見て、森のなかまに気付くと「コイがおよいでるよぉ~」と言ってニコリとしていました。
こういうとワイフは「?」といった顔をしますが、こういう時にワイフと結婚して良かったなと思うのであります。
以前思った時はこちらです(笑)
ワイフにもこんな風に「結婚してよかった」と思う時があるかどうかはわかりませんが、少なくとも到着したばかりの懐中電灯のパッケージを開梱している時では無いことだけは確かなハズです(笑)
しかし。。。
お腹空きました。。
公園でもあればベンチで「頂いたスペシャル・
レーション」をパクつきたいのですが、ありません。そうこうするうちに「
鶴岡八幡宮」に到着してしまいました。
レーションとは道中頂いた
鎌倉ニュージャーマンの「
かまくらカスター」であります。源平池の近くに座れる場所がありましたので、パクつきます。モグモグ。。おいしぃよーっ!
おまけにトイレ近くの
休憩所には待望の喫煙所がありました(夕方になると無くなります)。
鶴岡幼稚園のフェンスをバタバタと行き交う
タイワンリスさん。
あらためて「
源平池」こちらはちびっ子たちがバタバタと行き交っていました(笑)
黒塗りなのに
白旗神社(しらはたじんじゃ)とは。。と思ったのですが
源氏の白旗に因むそうです。ネットを調べていたら「
鶴岡八幡宮白旗神社(トップは「
okadoのブログ」)」に詳しい事が書かれていました。「
雪の鎌倉」は写真で見るだけでも「おーっ、あそこがこうなるんだぁ」となること請け合いです♪
若宮に夕日が当たり輝き始めました。
本宮へと続く大石段。高校生の頃、兄貴が鎌倉に住んでいた時は何度も八幡宮を通ったはずなのですが本宮をちゃんと見るのは初めてです。
本宮の横にある
丸山稲荷社。20年以上の月日を経て自分もこういった場所に経つとは思いませんでした。
強風で倒れてしまったという
大銀杏。今も立っていたらどういう印象をもったのでしょうか。
さて、ほんとうに日が暮れてきました。
空の写真を撮っていたら既に
旗上弁天社に辿り着いたワイフが手を振っていました。
建物の隅の方でカップルがジーッとしていたので覗いて見ると名札のある石が置かれていました。「
政子石」というありがたい祈願石なのだそうです。
この
ビャクシンが大きくなるとどういう風景になるのでしょうか。
赤橋の左側が平家池、右側が源氏池なのだそうです。
さぁ、お腹もペコペコです。
若宮大路に出ましょう。
久しぶりに出ますが(笑)森のなかまのシナプス結合では、どうも
鳩サブレーと鎌倉が結合していなかったのですが、こうして目の前にドーンと構えられるとやはり本店なんですね。
豊島屋さんの看板が面白くて撮ってしまいました。
目がパトライトな巨大な鳩さん。奥の窓をみると橋号車の突入口になっています。
あまりグズグズしていると色んなものが停止してしまいますので寄り道をせず向かう先は
前回お世話になった「
川古江家本店」です。夕方から喫煙可能なのもあるのですが、なんだかあのカレー南蛮の味が忘れられず
ズルズルーと食べたかったのです。
前回とおなじ
カレー蕎麦♪ワイフも同じく鴨南蛮ですが今回はシラス丼セットにしました。
喫煙可能といっても肩身の狭い存在ですので、どうしても隅っこに行ってしまいます(笑)すると同じ事を考えていたかのように若いカップルが隅っこを求めてやってきました。
「お互い肩身せまいよねぇ」と森のなかま。
「飲み会とかだと喫煙者同士集まっちゃいますもんね」と男性。。
喫煙者はこんな会話を良くします。いつもはおじいちゃんとかに声をかけられるのですが、今日は森のなかまから話してみました(笑)
ひとしきり食べてお腹を満たして帰り際にワイフがトイレに行ったので、何故かワイフの帽子を被ってポケンとしていると。。。男性が「今日はどちらを回られたのですか?」と訊ねてくれました。
暫く話しをしていると、どうやら住んでいる場所が森のなかまのアパートから数百メートルというご近所!
写真が趣味だというのでお互いのカメラを見せっこすると何と
ペンタックス!
しかも、モードダイヤルは「M」にセットされていて、35mmの単焦点が鞄から見えてしまいました(笑)
最後の最後でこんな出会いがあるとは思ってもみませんでした。
日頃観光地で写真撮影を頼まれることは多いものの、撮られる事が少ない事もあってカメラを貸し合って写真を撮ってもらいました。すごく上手に撮ってくれました。
突然隅っこ組が賑わい出し一眼のシャッター音がパシパシし出したので、お蕎麦屋のおばちゃんもよってきたので説明すると。。
「はぁーっ、珍しい!じゃぁ、みなさんで雪の日に写真を撮りにいらして下さいな」
それも悪く無さそうです。
GWということもあり混んではいましたが、遠い少年時代を思い出しながらの鎌倉散歩でした。ステキな出会いに恵まれ、とても楽しいGWを過ごせたのであります。
それでは!