まるボケのなかに消えていく彼女たち。
森のなかまが好きな
ハナニラ。毎年脳内でいっぱいお話をします(笑)たぶん花の妖精さんと契約を結ぶとしたら彼女たちになるのではないかと勝手に思っています。
君たちにはちょっと悪いんだけど。。最初
チゴユリに似た花が近所に咲いているって思って嬉しかったんだ。
「えっ?そうなの?ぜーんぜんちがうじゃん?」
「そうだよね。チゴユリもかわいいよね」
「ぷーっ」
毎年春になると190段階段の麓(ふもと)で彼女たちを見つけます。
「いっちばーん」
「まだ寒くて誰もおきてないじゃん。もう少し寝てなよ」
「だいじょうぶもん。。ブルッ」
もう、190段階段には彼女たちはいません。
「あなたってエッチよね」
「えっ。。うん」
「いつも後ろから撮ったりしてるの知ってるんだから」
「はい。すみません。。」
なので元町公園でこうして彼女たちと「ちゃんと」会えたのが嬉しいんです。
「そんな風に見る人ってたまにいるの。だからヘーキ」
「じゃぁ。今日も撮っちゃうからね」
「サイテー」
連休に入る前。彼女たちは消えていきます。北に行けば会えるんだと思います。
「ちょっと。つかれちゃったみたいなんだ。ちょっとだけなんだよ」
「うん」
「ちょっとだけ。ねむるからね」
「うん。おやすみ」
また1年後。