パオーン
夏休みを謳歌しています。
先日作った「三つ畳みで終わる三つ編みサコッシュショルダー」をもう一つ作ってみたところ、もう少し良い方法があることに気づきました。自分を甘やかせますが「気づくことが大切」なのであります。
三つ編みから金具を接続するところです。真ん中の編み紐を金具の下に潜らせます。
潜らせた紐を上に持っていき、残った二つの編み紐を交差させた間に通します。
マクラメやパラコードをやっている人は何かの既視感を覚えることかと思います。
グレーの紐の長さを調整し、金具との位置を決めます。
それでもって、グレーの紐を下に落とします。
結びは作りませんので、適当にテンションをかけながら、三つ畳ができるポジションを作ってください(三つ畳は、前の走行を参照ください)。
三つ編みを芯紐にした三つ畳みが出来上がります。
金具との接続はグレーの一本のみとなります。前回のように3本からげるよりも強度は落ちますが、金具付近がゴチャゴチャせず、すっきりします。また、グレーの紐で金具にテンションをかけられるので、心なしか作りやすい気がします。
こちらが前回紹介した金具の接続です。3本通らないようなケースにも有効かと思います。
先ほど勿体をつけて「マクラメやパラコードをやっている人は何かの既視感を覚える」と書きましたが、やっていることは、「1本」で交差した紐を固定するエンドレスフォールズです。こんな風にも使えるんですね。エンドレスフォールズ自体が色々なバリエーションがあります。
「Learn 5 Endless Falls Knot variations - a beginners guide!」by Martyna Craftさん
以前紹介した「お花パラコード」もフリーフォールズが使われていますね。
今回は、三つ編みのプラプラした3本の紐を、一本で金具と接続し、かつ「他の2本とは別の方向に向ける」のに使えました。これにより、身を寄せる場所もなくフラフラしたてしまう紐がなくなり、三つ畳みに入れるのでありました。
なんか、みんな収まるところに収まり、大団円の巻きみたいな感じです。
ちなみに。。
金具を取り除いてみて、紐同士の関係を観察してみます。みんなフラフラしてますね。金具という固い拠り所に寄り添うことで安定していたことがわかります。
ここで、グレーの紐にもう一働きしてもらおうと、巻き結びにしてみます。
今何かになるわけではありませんが、ちょっとウレシイです(笑)。そのうち何かに使える日が来るのかもしれません。
さて、ついでなので4本で行ってみましょう。四つ畳みですが、両手をうまく使ってある程度均等に締めることができますが、更にギューッと締めたい時は、1本ずつ引っ張ることになるかと思います。
この時、素直に紐を引っ張ると、締め込まれたところが凹み、結び目が平らになりません。4本全部を持って上に引っ張るとかも有効ですが、落ち着いて考えてみました。
・うまくいかない時は、真ん中に隙間ができる
・うまくいかない時は、長方形、楕円になる
矢印のように「畳み込みの回転方向」にも引っ張ってあげると、互いの紐が中心に集まり、隙間ができなくなるようです。全体の摩擦が均等になると、自ずと正方形、円になっていくようです。
もちろん、指で紐を押し寄せる、結び目を平らにする、4本全部を上に持ち上げるなどは、適宜行うことになります。
という、中、上級者の人にとってみれば「当たり前」のことかもしれないようなことを、(随分とまぁ時間をかけて)覚えました。まだ先があるようなきもしています。。
で、エンドレスフォールズですが。。
改めて見ると、エンドレスフォールズでもなんでも無いような(笑)
黄色とグレーの紐を、金具にからげることで進行方向を逆にさせます。
テンションをかけるとこんなかんじになります。角四つ畳みにすると「色がずれそうだな」と思ったので角四つ畳みにしてみます。
天地をひっくり返し、芯紐入りの四つ畳を行います。一応ここれで紐の流れをおさらいしておきます。
角四つ畳みをするとこんな感じになりました。線のところまでが芯となった四つ畳みがあるところで、あとは、バラけた4本の紐を覆い隠すように、四つ畳みをしているため、こんな感じになりました。
金具との接続は対称になっているので、編み手が思うよりは安定しているかと思います。
「芯紐ありのn畳」は、こんな感じで金具に接続できることが分かりました。この夏の収穫であります。
おまけです(全部おまけのような内容で申し訳ありません)。
「なんちゃって3本撚り線」です。調べるとちゃんと3本各々を撚ってから合わせる方法はあるのですが、「なんとなく3本まとまっていれば良い」ようなケースを想定しています。
3本紐を固定し、それぞれの間に指を入れます。
グイッと手首を回します。そいて指を抜きます。これを繰り返すだけです。
綺麗に作るには、それなりに難しいですが「なんとなくまとまっている」くらいのものは作れるようです。
ちゃんとやるなら、3本それぞれに撚りをかけ(本のコードの撚りを意識する必要があります)ていくなど、それなりの道具が必要になりそうです。
冒頭のカメさんですが、0.7mmの紐でも編んでみました。
お正月に親戚が集まって、食事も終わり、まったり歓談中に「これ持ってって!」と袋から出しそうな親族が一人くらいいるかもしれません。森のなかまもその一人でしょうか。
それでは!
夏休みを謳歌しています。
先日作った「三つ畳みで終わる三つ編みサコッシュショルダー」をもう一つ作ってみたところ、もう少し良い方法があることに気づきました。自分を甘やかせますが「気づくことが大切」なのであります。
三つ編みから金具を接続するところです。真ん中の編み紐を金具の下に潜らせます。
潜らせた紐を上に持っていき、残った二つの編み紐を交差させた間に通します。
マクラメやパラコードをやっている人は何かの既視感を覚えることかと思います。
グレーの紐の長さを調整し、金具との位置を決めます。
それでもって、グレーの紐を下に落とします。
結びは作りませんので、適当にテンションをかけながら、三つ畳ができるポジションを作ってください(三つ畳は、前の走行を参照ください)。
三つ編みを芯紐にした三つ畳みが出来上がります。
金具との接続はグレーの一本のみとなります。前回のように3本からげるよりも強度は落ちますが、金具付近がゴチャゴチャせず、すっきりします。また、グレーの紐で金具にテンションをかけられるので、心なしか作りやすい気がします。
こちらが前回紹介した金具の接続です。3本通らないようなケースにも有効かと思います。
先ほど勿体をつけて「マクラメやパラコードをやっている人は何かの既視感を覚える」と書きましたが、やっていることは、「1本」で交差した紐を固定するエンドレスフォールズです。こんな風にも使えるんですね。エンドレスフォールズ自体が色々なバリエーションがあります。
「Learn 5 Endless Falls Knot variations - a beginners guide!」by Martyna Craftさん
以前紹介した「お花パラコード」もフリーフォールズが使われていますね。
今回は、三つ編みのプラプラした3本の紐を、一本で金具と接続し、かつ「他の2本とは別の方向に向ける」のに使えました。これにより、身を寄せる場所もなくフラフラしたてしまう紐がなくなり、三つ畳みに入れるのでありました。
なんか、みんな収まるところに収まり、大団円の巻きみたいな感じです。
ちなみに。。
金具を取り除いてみて、紐同士の関係を観察してみます。みんなフラフラしてますね。金具という固い拠り所に寄り添うことで安定していたことがわかります。
ここで、グレーの紐にもう一働きしてもらおうと、巻き結びにしてみます。
今何かになるわけではありませんが、ちょっとウレシイです(笑)。そのうち何かに使える日が来るのかもしれません。
さて、ついでなので4本で行ってみましょう。四つ畳みですが、両手をうまく使ってある程度均等に締めることができますが、更にギューッと締めたい時は、1本ずつ引っ張ることになるかと思います。
この時、素直に紐を引っ張ると、締め込まれたところが凹み、結び目が平らになりません。4本全部を持って上に引っ張るとかも有効ですが、落ち着いて考えてみました。
・うまくいかない時は、真ん中に隙間ができる
・うまくいかない時は、長方形、楕円になる
矢印のように「畳み込みの回転方向」にも引っ張ってあげると、互いの紐が中心に集まり、隙間ができなくなるようです。全体の摩擦が均等になると、自ずと正方形、円になっていくようです。
もちろん、指で紐を押し寄せる、結び目を平らにする、4本全部を上に持ち上げるなどは、適宜行うことになります。
という、中、上級者の人にとってみれば「当たり前」のことかもしれないようなことを、(随分とまぁ時間をかけて)覚えました。まだ先があるようなきもしています。。
で、エンドレスフォールズですが。。
改めて見ると、エンドレスフォールズでもなんでも無いような(笑)
黄色とグレーの紐を、金具にからげることで進行方向を逆にさせます。
テンションをかけるとこんなかんじになります。角四つ畳みにすると「色がずれそうだな」と思ったので角四つ畳みにしてみます。
天地をひっくり返し、芯紐入りの四つ畳を行います。一応ここれで紐の流れをおさらいしておきます。
角四つ畳みをするとこんな感じになりました。線のところまでが芯となった四つ畳みがあるところで、あとは、バラけた4本の紐を覆い隠すように、四つ畳みをしているため、こんな感じになりました。
金具との接続は対称になっているので、編み手が思うよりは安定しているかと思います。
「芯紐ありのn畳」は、こんな感じで金具に接続できることが分かりました。この夏の収穫であります。
おまけです(全部おまけのような内容で申し訳ありません)。
「なんちゃって3本撚り線」です。調べるとちゃんと3本各々を撚ってから合わせる方法はあるのですが、「なんとなく3本まとまっていれば良い」ようなケースを想定しています。
3本紐を固定し、それぞれの間に指を入れます。
グイッと手首を回します。そいて指を抜きます。これを繰り返すだけです。
綺麗に作るには、それなりに難しいですが「なんとなくまとまっている」くらいのものは作れるようです。
ちゃんとやるなら、3本それぞれに撚りをかけ(本のコードの撚りを意識する必要があります)ていくなど、それなりの道具が必要になりそうです。
冒頭のカメさんですが、0.7mmの紐でも編んでみました。
お正月に親戚が集まって、食事も終わり、まったり歓談中に「これ持ってって!」と袋から出しそうな親族が一人くらいいるかもしれません。森のなかまもその一人でしょうか。
それでは!
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