「キレイな夕焼けだったね~」で帰らずにちょっと待っていると気まぐれな神さまは「少しだけいいもの」を見せてくれる事があります。
昨日土曜日は凄まじく暑かったです。夕方から気温が急降下するといわれていましたが「本当かな?」と疑っていましたが「本当」でありました。いかがお過ごしでしょうか。本日は先週金曜日に撮った空の写真を紹介したいと思います。
雲は上にばかり出ているわけではないのですよ。体は惰眠を要求していましたが空が気になるのでやはり昼休みに出撃してしまいました。ギラギラと輝く太陽を遮るような雲は殆どなくなんとな雲を下に引き寄せたくなってしまいました。
人間達よりも高いところに居るのが常の雲たちも見方を変えるだけで、この通り(笑)額縁だけを置いて空を覗いてみると面白い世界が見えてきそうですね。
「あまのじゃく」ばかりですと何ですので高いところでプカりんしている姿も撮っておきます。高いはずの煙突も軽々と超えていきます。
急ぎの時はやっかいな強制定時退社日ですが夕暮れマニアには嬉しいものであります。既に最初の輝きのクライマックスを迎えているようです。
オレンジ色にメラメラと輝いている雲から黒い煙があがっています。この雲はそろそろ燃え尽きてしまいますが、上には白く輝いている雲がまだあります。
北西方向のビル群の後ろにもまだ白い大きな雲があります。この子は最後まで赤色に輝きそうです。ちょっと近くまで歩いてみることにしました。テクテク。。
地球の表面に薄く広がるなかでも僅かな高さで毎日起きる微妙な変化ですが、人の目にはとても大きく感じるものであります。川原にはこの変化を見る為にどこからともなく人々が集まり出します。
南西の空は激しく輝くことはありあませんが、なだらかな色の勾配を落ち着いてみる事ができます。やさしい色合いなのであります。
先ほど白かった雲の縁が刀匠が打つ日本刀のように赤くなり始めました。
右下の雲の一部がオレンジ色のシマシマになっているのに気付きました。沈んで見えなくなった太陽の光が何かに遮られて細い光芒となり雲底を舐めていっているのだと思います。このときはここまでしか気付けませんでした。
ビル群の近くまでやってきました。
日本刀のように輝いていた雲も全体が赤色に染まり出しました。
この時ようやく空の違和感に気付きました。上空に向かって赤い柱が伸びていたのであります。
ハイコントラストフィルターにしてみました。太陽が沈んでしまった所を中心にドーム状に光が広がっています。左にはお月さまが「ぽつねん」としています。
ハイコントラストフィルターを戻して、ノーマルモードでカメラのパラメータを弄ってイメージに近づけます。パチパチ、カリカリ。。色々やります(笑)
肉眼ではもっと高く赤い柱が続いているのですがこのあたりが限界です。
ずーっと写真を撮っていると、おばあちゃんに声をかけられます。昨年この川原で転んで骨折してしまい暫く来れなかったのですが空が綺麗なので歩いてこられたそうです。雲で富士山が隠れてしまったのを残念がっていました。
せっかく富士山を見に来たのに見られないのはちょっと残念です。
でもですね、今日は富士山を隠してしまっている雲たちが別なものを魅せてくれているんですよ。と赤と青に分けられた空を指差しました。
「あらっ。キレイだわぁ。。」
夕日をみながら10分くらいのお喋りだったでしょうか。早くに旦那さんを亡くされて一人で暮らしているそうです。川原にきてスケッチした絵を見せて頂きました。そこには周辺の建物と富士山、沈む太陽の位置が記されていました。
おばあちゃんの話によるとこの辺りに富士山があるそうです。とてもキレイな光景なのだそうです。多分ほんとにキレイなのだと思います。
お喋りをしていたせいか二人とも普段は帰ってしまう時間まで夕日を見続けていました。陽が沈んだ後も夕日は長く続いているのであります。
「今日は富士山みれなかったけど、キレイな夕焼けは見れたからまた夕日を見に来ましょう。欲張っちゃいけないですね」
という事になりました(笑)
通いつめてもなかなか見られない事もあります。一方でフラリとやってきて直ぐに見られる事もあります。ちょっと不公平かもしれませんね。お天気の神さまは気まぐれなところがあります。
でも、そんな不公平をものともせず「今日は。。」と思い川原に足を運ぶ人たちがいます。森のなかまはそういう人たちと気が合うのかもしれません。
それでは!
昨日土曜日は凄まじく暑かったです。夕方から気温が急降下するといわれていましたが「本当かな?」と疑っていましたが「本当」でありました。いかがお過ごしでしょうか。本日は先週金曜日に撮った空の写真を紹介したいと思います。
雲は上にばかり出ているわけではないのですよ。体は惰眠を要求していましたが空が気になるのでやはり昼休みに出撃してしまいました。ギラギラと輝く太陽を遮るような雲は殆どなくなんとな雲を下に引き寄せたくなってしまいました。
人間達よりも高いところに居るのが常の雲たちも見方を変えるだけで、この通り(笑)額縁だけを置いて空を覗いてみると面白い世界が見えてきそうですね。
「あまのじゃく」ばかりですと何ですので高いところでプカりんしている姿も撮っておきます。高いはずの煙突も軽々と超えていきます。
急ぎの時はやっかいな強制定時退社日ですが夕暮れマニアには嬉しいものであります。既に最初の輝きのクライマックスを迎えているようです。
オレンジ色にメラメラと輝いている雲から黒い煙があがっています。この雲はそろそろ燃え尽きてしまいますが、上には白く輝いている雲がまだあります。
北西方向のビル群の後ろにもまだ白い大きな雲があります。この子は最後まで赤色に輝きそうです。ちょっと近くまで歩いてみることにしました。テクテク。。
地球の表面に薄く広がるなかでも僅かな高さで毎日起きる微妙な変化ですが、人の目にはとても大きく感じるものであります。川原にはこの変化を見る為にどこからともなく人々が集まり出します。
南西の空は激しく輝くことはありあませんが、なだらかな色の勾配を落ち着いてみる事ができます。やさしい色合いなのであります。
先ほど白かった雲の縁が刀匠が打つ日本刀のように赤くなり始めました。
右下の雲の一部がオレンジ色のシマシマになっているのに気付きました。沈んで見えなくなった太陽の光が何かに遮られて細い光芒となり雲底を舐めていっているのだと思います。このときはここまでしか気付けませんでした。
ビル群の近くまでやってきました。
日本刀のように輝いていた雲も全体が赤色に染まり出しました。
この時ようやく空の違和感に気付きました。上空に向かって赤い柱が伸びていたのであります。
ハイコントラストフィルターにしてみました。太陽が沈んでしまった所を中心にドーム状に光が広がっています。左にはお月さまが「ぽつねん」としています。
ハイコントラストフィルターを戻して、ノーマルモードでカメラのパラメータを弄ってイメージに近づけます。パチパチ、カリカリ。。色々やります(笑)
肉眼ではもっと高く赤い柱が続いているのですがこのあたりが限界です。
ずーっと写真を撮っていると、おばあちゃんに声をかけられます。昨年この川原で転んで骨折してしまい暫く来れなかったのですが空が綺麗なので歩いてこられたそうです。雲で富士山が隠れてしまったのを残念がっていました。
せっかく富士山を見に来たのに見られないのはちょっと残念です。
でもですね、今日は富士山を隠してしまっている雲たちが別なものを魅せてくれているんですよ。と赤と青に分けられた空を指差しました。
「あらっ。キレイだわぁ。。」
夕日をみながら10分くらいのお喋りだったでしょうか。早くに旦那さんを亡くされて一人で暮らしているそうです。川原にきてスケッチした絵を見せて頂きました。そこには周辺の建物と富士山、沈む太陽の位置が記されていました。
おばあちゃんの話によるとこの辺りに富士山があるそうです。とてもキレイな光景なのだそうです。多分ほんとにキレイなのだと思います。
お喋りをしていたせいか二人とも普段は帰ってしまう時間まで夕日を見続けていました。陽が沈んだ後も夕日は長く続いているのであります。
「今日は富士山みれなかったけど、キレイな夕焼けは見れたからまた夕日を見に来ましょう。欲張っちゃいけないですね」
という事になりました(笑)
通いつめてもなかなか見られない事もあります。一方でフラリとやってきて直ぐに見られる事もあります。ちょっと不公平かもしれませんね。お天気の神さまは気まぐれなところがあります。
でも、そんな不公平をものともせず「今日は。。」と思い川原に足を運ぶ人たちがいます。森のなかまはそういう人たちと気が合うのかもしれません。
それでは!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます