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雨が降っているので誰もいないけれど、気持ちの良さそうなベンチ
昨晩は「神秘の室温27℃」を体験しました。「もう涼しくなってくれても何らノープロブレムあるよ」と思うのであります。夏の疲れが貯まっているのか昨日はゴリゴリと眠った週末でした。いかがお過ごしでしょうか。
本日はお盆休みに裏磐梯へと出かけた旅行の二日目(8/10)の続きになります。
雨はザンザン降り出す、お腹はすき、トイレにもよりたくなってきましたが大丈夫マイフレンド。。ちゃんと予定通りであります。
秋元湖と宿泊している「裏磐梯ロイヤルホテル」の間には大きな美術館があり、そこなら軽い食事もできるのではないかと目論んでいたのであります。
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13:13 1999年6月に開館した諸橋近代美術館。サルバドール・ダリ(1904-1989)のコレクションが非常に充実しています。雨降りでいい加減な位置から撮ってしまいましたが作品を収めるのに相応しい対称の美しい建物です。
トイレと軽い食事(美味しくてリーズナブルでした)を済ませます。さぁ。いざ見学です。
このときの様子はワイフも既に投稿していますので良ければ合わせてご覧になってみて頂ければです。
展示スペースに入る時は係りの方から注意事項を説明してくれます。絵画は撮影NGですが彫刻は作品として撮影する目的であればOKだそうです。
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「白鳥=象」は森のなかまが生まれた1967年の作品。1937年の絵画「水面に象を映す白鳥」では水面を境に象と白鳥が同居していましたが、この作品には水面もありません。天地を逆さにすると白鳥が現れてきます。
両手に収まるくらいの作品でシゲシゲと魅入ってしまうのであります。
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「バラの頭の女性」の全景です。すごいドラマチックなポーズであります。
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定まった屋内のライティングに加え、彼女の背後には大きな窓があり季節や時間毎に異なる背景で見る事ができます。磐梯山も入るのかもしれません。作品の雰囲気を壊さない窓枠と広い敷地があるからできるディスプレイでしょうか。
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「天使のヴィジョン」あっちこっちから樹が生えていてダリらしいなぁと思ってしまいます。
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こうして後ろから見る事ができるのも彫刻の面白いところです。
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多分一度見たら忘れられないと思う「宇宙象」であります。
説明には「宇宙を通って天国へ昇り、脚は大気の無重力によって引き伸ばされやせ細り、宇宙象は空の青い天空の領域でテクノロジーの進歩を象徴するオベリスクを背負っている」とありました。
いっそ脚が短いまんま宙に浮かんでしまえば良いものをと思われるかもしれませんが(笑)地に脚をつけたまんま昇ってしまうのあたりに惹き付けられるんだと思います。
この脚の細さ故、ブロンズのみでの作成は無理で合成樹脂が併用されているそうです。
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窓の向こうの景色に馴染む「腕のないニュートン」。腕以外にも色々ないよなぁと思いつつも調べてみると同館内に「ニュートンに捧ぐ」。長崎県立美術博物館には「ガラのニュートン」。横浜美術館には「ニュートンを讃えて」という作品があり全てこのモチーフになっているのであります。
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「宇宙的ヴィーナス」の一部ですが。。お腹のところがスライドしてテーブル状になっていてタマゴと蜘蛛があります。こういうのを文章だけで書くとなんだか凄く危ない人のように思えます(笑)
誕生を意味するタマゴ。死を暗示する蜘蛛という解説があり「あーなるほど。わかったー!」も楽しいですし「でもね」と考え続けても面白いと思います。
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再び「バラの頭の女性」を撮り始めます。
彼女の左腕は何ものかに掴まれ引き上げられていますが、垂れ下がった手をみると抵抗の意思は感じられません。掴んでいる手の親指が確りと彼女の腕を捉えていないのか、掴む事ができなかったのか。。
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左足のふくらはぎを見ると何故か正円のレリーフが並んでいます。時計がトロンとしてしまう世界観の中でこの正円はとても新鮮です。
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森のなかまはこのアングルから見る彼女がとっても気に入りました。
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他にもグッとくる作品が沢山あったのですが他は直接見て頂くのがヨロシイかと思います。
日本では知名度の高いダリですが、あまり見る機会が少ないと思われる彫刻をゆったりと見て写真まで撮らせてくれるという、ステキな美術館であります。お近くにいかれたときは是非お立ち寄り下さい。
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14:56 さて。。外にでると更にジャンジャン雨が降って風も更に強まってきました。大人しくホテルへ戻った方が良さそうです。
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普段の水量はわかりませんが結構な量が流れていたのかと思います。
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17:06 ホテルに到着しました。お風呂に浸かり、夜のイベント待つ事にします。
露天風呂にも激しく雨が打ち付けていました。湯気の上がるお湯に雨粒が落ちてパシャパシャと弾けるのを水面ギリギリの目線でみるのはなかなかキレイでした。
晴れていればステキな探勝路のどれかを堪能していたのかもしれませんが、雨なりにゆったりと過ごした旅行二日目はこうして終了するのでありました。
それでは!
昨晩は「神秘の室温27℃」を体験しました。「もう涼しくなってくれても何らノープロブレムあるよ」と思うのであります。夏の疲れが貯まっているのか昨日はゴリゴリと眠った週末でした。いかがお過ごしでしょうか。
本日はお盆休みに裏磐梯へと出かけた旅行の二日目(8/10)の続きになります。
雨はザンザン降り出す、お腹はすき、トイレにもよりたくなってきましたが大丈夫マイフレンド。。ちゃんと予定通りであります。
秋元湖と宿泊している「裏磐梯ロイヤルホテル」の間には大きな美術館があり、そこなら軽い食事もできるのではないかと目論んでいたのであります。
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13:13 1999年6月に開館した諸橋近代美術館。サルバドール・ダリ(1904-1989)のコレクションが非常に充実しています。雨降りでいい加減な位置から撮ってしまいましたが作品を収めるのに相応しい対称の美しい建物です。
トイレと軽い食事(美味しくてリーズナブルでした)を済ませます。さぁ。いざ見学です。
このときの様子はワイフも既に投稿していますので良ければ合わせてご覧になってみて頂ければです。
展示スペースに入る時は係りの方から注意事項を説明してくれます。絵画は撮影NGですが彫刻は作品として撮影する目的であればOKだそうです。
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「白鳥=象」は森のなかまが生まれた1967年の作品。1937年の絵画「水面に象を映す白鳥」では水面を境に象と白鳥が同居していましたが、この作品には水面もありません。天地を逆さにすると白鳥が現れてきます。
両手に収まるくらいの作品でシゲシゲと魅入ってしまうのであります。
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「バラの頭の女性」の全景です。すごいドラマチックなポーズであります。
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定まった屋内のライティングに加え、彼女の背後には大きな窓があり季節や時間毎に異なる背景で見る事ができます。磐梯山も入るのかもしれません。作品の雰囲気を壊さない窓枠と広い敷地があるからできるディスプレイでしょうか。
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「天使のヴィジョン」あっちこっちから樹が生えていてダリらしいなぁと思ってしまいます。
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こうして後ろから見る事ができるのも彫刻の面白いところです。
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多分一度見たら忘れられないと思う「宇宙象」であります。
説明には「宇宙を通って天国へ昇り、脚は大気の無重力によって引き伸ばされやせ細り、宇宙象は空の青い天空の領域でテクノロジーの進歩を象徴するオベリスクを背負っている」とありました。
いっそ脚が短いまんま宙に浮かんでしまえば良いものをと思われるかもしれませんが(笑)地に脚をつけたまんま昇ってしまうのあたりに惹き付けられるんだと思います。
この脚の細さ故、ブロンズのみでの作成は無理で合成樹脂が併用されているそうです。
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窓の向こうの景色に馴染む「腕のないニュートン」。腕以外にも色々ないよなぁと思いつつも調べてみると同館内に「ニュートンに捧ぐ」。長崎県立美術博物館には「ガラのニュートン」。横浜美術館には「ニュートンを讃えて」という作品があり全てこのモチーフになっているのであります。
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「宇宙的ヴィーナス」の一部ですが。。お腹のところがスライドしてテーブル状になっていてタマゴと蜘蛛があります。こういうのを文章だけで書くとなんだか凄く危ない人のように思えます(笑)
誕生を意味するタマゴ。死を暗示する蜘蛛という解説があり「あーなるほど。わかったー!」も楽しいですし「でもね」と考え続けても面白いと思います。
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再び「バラの頭の女性」を撮り始めます。
彼女の左腕は何ものかに掴まれ引き上げられていますが、垂れ下がった手をみると抵抗の意思は感じられません。掴んでいる手の親指が確りと彼女の腕を捉えていないのか、掴む事ができなかったのか。。
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左足のふくらはぎを見ると何故か正円のレリーフが並んでいます。時計がトロンとしてしまう世界観の中でこの正円はとても新鮮です。
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森のなかまはこのアングルから見る彼女がとっても気に入りました。
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他にもグッとくる作品が沢山あったのですが他は直接見て頂くのがヨロシイかと思います。
日本では知名度の高いダリですが、あまり見る機会が少ないと思われる彫刻をゆったりと見て写真まで撮らせてくれるという、ステキな美術館であります。お近くにいかれたときは是非お立ち寄り下さい。
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14:56 さて。。外にでると更にジャンジャン雨が降って風も更に強まってきました。大人しくホテルへ戻った方が良さそうです。
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普段の水量はわかりませんが結構な量が流れていたのかと思います。
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17:06 ホテルに到着しました。お風呂に浸かり、夜のイベント待つ事にします。
露天風呂にも激しく雨が打ち付けていました。湯気の上がるお湯に雨粒が落ちてパシャパシャと弾けるのを水面ギリギリの目線でみるのはなかなかキレイでした。
晴れていればステキな探勝路のどれかを堪能していたのかもしれませんが、雨なりにゆったりと過ごした旅行二日目はこうして終了するのでありました。
それでは!
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