ご希望の方はつゆを多めにしておきまーす。
日曜日。晴れてきました。花粉も多いです。いかがお過ごしでしょうか。
「うっ。。どうしよう。。」と心が折れそうになる雨音も聞こえなくなり
スタンプラリーにでかける森のなかま夫婦。もこもこジャンパーだとつゆだくになりそうなのでパーカーの上に軽いアウターを羽織ります。
まだ小雨が降っているのか
パンチは軒先きでお饅頭状態です。
裾が濡れないくらいの小雨。カメラを持っていれば楽しい道のりです。先をズンズン行くワイフを呼び止めます。
「ほーらほらほらほら。雫がきれいだよー。写真撮らないのー。もったいないよー」と森のなかま。
「うーん」と面倒くさそうにカメラをバックから取り出すワイフ。
ここでワイフにカメラを取り出させたのは吉であります。一旦エンジンがかかればあとは放っておいても勝手に撮っています。これで森のなかまも置いて行かれず写真を撮ることができます(笑)
190段階段途中のカエデの新芽です。もう赤い花が開いていますが朝日を浴びてキラキラする姿も良いのですが、濡れてしっとりした姿もなかなかであります。
みんな羽を打ち下ろしたような。はたまたポツポツと浮かぶ
巻積雲が尾流雲を伴っているかのようでもあります。
ハコベのプランプラン。実なのか蕾なのか。かわいいタマタマですね(笑)
こちらのお宅の方からは「梅のなかまの○×△」と伺ったのですが夫婦して名前を忘れてしまいました。。可憐な花に雫が付いてフェテュッシュな妄想に火がつきそうです。実際蒸し暑くなってきてハァハァいっていました(笑)
こちらは「イエローキング」という札が付いていました。花枝(はなえだ)がほとんど無いので、こちらも梅のなかまなのでしょうか。キングとかいいながらカワイイですよね。
スノーフレークはジャランジランと鈴なりです。ちょっと重たいくらいでしょうか。重たい虫が蜜を食べに来るとペタンと下にくっついてしまいそうです。
毎朝楽しみにしているツクシ。よくみると筆のような穂先から茎が出て、その先に胞子をまきちらすアタマがあるんですね。うーん。毎朝見ているようでちゃんと見えていなかったんですね。見るという行為は思っている以上に難しいものであります。
ずぶ濡れになっている可憐なものを見ていると。。。という「いつも」の話ではなく(笑)花びらのバックシームの部分の色は、茎をたどっていくと包んでいた表皮にも色がついているんですね。。花びらにある色素は色移りするのでしょうか。やんわりとグラデーションしていく姿をみているとそんなことを思います。
バックシームのない種類もあるので、花それぞれが一生懸命魅惑のアプローチをかえているのであります。なので。。森のなかまが妙な気持ちになるのも仕方が無い、当然な話なのであります(笑)
人間が小さくて身長5ミリくらいだったら扱い方を慎重に考えないといけないですが、幸いさの心配はありません。草むらは宝石だらけであります。
スイッチが入ったワイフを放っておいたら何か見つけたようです。
ヒュウガミズキのようです。こうして森のなかまも見過ごしてしまうような光景を見る事ができます。
赤い茎がニョーンと伸びてそこから新芽をだします。下の葉っぱは1年の間に食べられたり傷んだりしています。毎年新調の巻なのであります。
慶應義塾高校のケヤキ。晴れているとカサカサの苔もイキイキしていました。
もう、雨粒はないようですが風がピューッと吹くと水たまりがビュロローと揺れるます。下を向いていても空が見えるお得な時間であります(笑)
こちらの新芽は根元のカプセルがパカッと割るとネジってコンパクト収納されていた葉っぱが一斉に「ハニーフラーッシュ!」と展開するようです。
新しいものが生まれてくるという見方もありますが、葉っぱとしてはカプセルの中ですでに生まれているのですから
メタモルフォーゼという見方でもいいのかもしれません。
ロボットが変形したり、さなぎが成虫に変化したり。。女性がキレイになっていくのを見てトキメキを感じたりと。。男の子は昔から変わっていく時間を見つめるのが好きなようです。
うん?サブリミナリーな自己正当化のこじつけですって?かもしれません(笑)
見れば見るほど不思議な木肌。お話できるのなら「なんでこんな姿になっているのか訊ねてみたい」ところですが、言葉が通じる人間同士だって答えようがないのでもっと違う質問を用意したほうが良いようです。
港が見える丘公園の麓。
大岡川沿いにある公衆トイレちかくのシモクレンはまだ咲きはじめたばかりでピッカピッカ。海沿いはちょっと寒いのでピッカピッカのマグノリアたちがまっているに違いありません。
それでは!