トレマーズじゃないから食べられたりしないよ。
トラちゃん。
「土日は気温もあがりますが月曜日は下がりまーす」的な予報にワクワクしていたのですが。。寒いじゃなぁいですか。夫婦ともどもインフルエンザが治ってワクワク週末を期待していましたが。。インフル疲れもあってかドーンと大盤振る舞いで休養をエンジョイしています。いかがお過ごしでしょうか。本日は久しぶりの懐中電灯ネタであります。
「最初に買う小ちゃくてお手頃でオススメな懐中電灯はない?」
なーんて、チンケな森のなかまの自尊心をピクピクと刺激してくれそうなことは誰も訪ねてくれませんが(笑)それに十分応えてくれる懐中電灯が発売されました。これはなかなかであります。
というわけで、そろそろ卒業、異動のシーズン。懐中電灯に興味の無い人にあげて「使ってみたけど。結構いいじゃないの」と思ってくれそうで、数を用意しても懐にも優しい。。。そんな懐中電灯を紹介したいと思います。
Lumintop社のColored Worm(2016)です。2016とついていますが最新式であります。
・お値段はライト専門メーカが作ったものとしては比較的入手し易いお値段。
・カラーバリエーションがいっぱい!小ちゃくて軽くて。。ウサギさんがかわいい!
・入手が簡単な単4電池1本(1AAA)で優秀なランタイム(電池の持ちが結構良いです)
・3段階の明るさ調節(調光)ができて競合他社に比べてちょっと明るめなLow,Midモード。明るさとバランスのとれたMidで点灯で誰でも使いこなせます。
・カワイイ化粧箱に入っています(写真ないですが)
なんだかLumintopのまわし者みたいですが(笑)こんなところがセールスポイントです。
マニアにとってはそれなりに存在意義あっても。。点いているのか消えているのかわからないような明るさで始まったり、最大出力は明るいのはいいけど途中のモードが暗くて結局使わなくなってしまう。。。といった事がないところが安心して人にあげられるところであります。
ちなみにWormはXP-Eに始まりこれまで改良が重ねられ現在に至ります。英語ですが詳しい歴史がありましたので興味のある方はご覧になってみてください。なかなか面白い記事ですよ。
ちなみに購入先はホルキンさんです。他は取り扱っているのを見たことはないです。赤緑青黄紫黒銀の7色展開で
銀はアルミに無電解ニッケルメッキであります。無電解ニッケルメッキの懐中電灯というと
Beta-QRですが、なかなか質感の高いものであります。「ステンレスだと重くて。。でも銀色がいいなぁ」という方にはオススメです♪
かわいいウサギさんがデカッ!と書かれています♪ちなみに。。
お月さまにウサギさんがいるイメージは中国からやってきたそうです。ちょっと哀しいお話しがあるのですが。。こちらのウサギさんは内側をむかず外を向いています。森のなかま夫婦のイメージはこちらに近いです。。。ってどうでもいいですね(笑)
発色の良いアナダイズド加工です。塗装でないので爪でギリギリやったくらいでは落ちません。とても綺麗な発色ですが。。ただの「ツルッツル~のピーカピカッ」にすると安っぽく見えてしまうところを表面をハーフマットにさせて落ち着かせています。小さく凝縮されたボディと相まって質感が高く感じられるかと思います。
電池のプラス側の端子が接触するところは金属プレートが貼られています。
プリント基板剥き出しでも磨耗して使えなくなるということは今までないのですが、こういった工夫があることはウレシイですね♪
カチンカチンと押すスイッチはなく、ヘッドを締めるとピカーッ。緩めると消灯するツイスト方式です。もっとも単純な機構ですのでスイッチが壊れて使えなくなるということはありません
そして。。ON/OFFを繰り返すとMid->Low->Highと明るさを調節(調光)します。3秒以上OFFにすると調光を忘れて必ずMidからスタートします。
相手を威嚇するピカピカピカーッ!と点滅するストロボモードが入っていないのもとても良いと思います。知らない人は「壊れた!」って思っちゃいますからね。
光の透過度が高いAR両面コートガラスにアルミ製のオレンジピールリフレクター。懐中電灯専門メーカの1AAAライトが備える素養は全て備えています。LEDは無理をしていないXP-G2です。
高演色LEDのNichia 219が選べるようになったら「デス最高デス!」ですが、ボディ素材が銅、真鍮、スレンレス、チタンなどのプレミアムラインでないと選べません。とは言え。。Cree社以外のLEDを載せてくれる商品を用意してくれているだけありがたい話なのであります。
パッと見は高演色でなくても色温度が高いクールホワイトのLEDが明るく感じられるので市場的な訴求力とニーズにはマッチしているのであります。実際。。Wormの吐き出す光色は綺麗です。
Mid:32Lumens(4H), Low:5Lumens(36H), High:110Lumens(30M)
上段は青ボディ。下段は緑ボディです。LEDは同じ色合いに製造するのが結構難しいので同じ製品でも色合いにばらつきがあります。
でも。。色合いを保証するものではありませんが色合いのばらつきを識別することはできませんでした。最近緑っぽさに鈍くなったのかもしれませんが、とても綺麗なクールホワイトだと思いました。
Lumintopの1AAAシリーズはほぼ同じかと思いますが、適度に集光されたセンタースポットによってルーメン値以上の明るさを感じられるかと思います。
また、キリキリと絞り込んだスポットではありませんので2-3メートル離れればスポット部分は車一台分くらいの幅になるので夜道を歩く分にはそれほど窮屈な思いはしなくて済むかと思います。
個人的には広すぎず、狭すぎず1AAAライトとしてはよくできたものだと思います。周辺光は一般的には広いほうが歓迎されますが、もう少し狭くてもいいかなぁと思います。理由は4メートル以上先をスポットで照らした時に対向者の視界に周辺こうが入り込むため、夜目に慣れた人様の視界を刺激したくないためです。
同じような1AAAライトが沢山出ていますが、Lumintopの良いところはLow, Highがちょっと明るめなところ。一発目のMidで大抵のことを済ませることができます。20ルーメン以上のMidがあるライトはとても使い易いと思います。
また、足元だけを照らすという用途であれば。。街灯を背にして歩く時に自分の影で暗くなってしまうのを違和感なく照らしてくれるので森のなかまはLowをよく使っています。
えーと。。海難救助や数100メートル先を照らし出したりする能力はありませんのでご承知おきを。。そいういうのはもっと大きいモデルでないと使い物になりません。
唯一注文をつけるとしたら。。「キーリングを通す穴の切り欠き部分の角っこ」が面取りされいないことでしょうか。両手で操作する人は問題ないかと思いますが、ライトのお尻を手のひらに押し当ててヘッドをつまんで片手で操作する時に切り欠き部分が当たるとちょっと痛いです。リングを付けることで結構緩和されるのですが。。どうせ使っている間にそれなりにダレてくるので気にならなくなるとは思いますが、気になる方は軽くヤスリを当てると良いでしょう。
これは、どのメーカの1AAAライト(キャンドル立てできるもの)にも言えることです。
例によって「まぜまぜプン」にしてみましたが。。ちょっと微妙ですね(笑)
黒と紫の組み合わせで
マイメロディの「
クロミ」チックにもしてみたいのですが。。
ちなみに、先日「あるもの」が手に入りこんな風に台所で撮っています。寒い部屋で撮影しないので快適です♪
そして。。こちらが「
あるもの」をちゃんと使った時のライティングの様子です。ちゃんと物撮りをやっている方からすると「アホッ!」で申し訳ないのですが。。単4電池の懐中電灯3本で背景のグラデーションをお手軽に作っています。相手が小さいからできるんですけどね。。
高演色LEDは色温度が低いのでカメラのホワイトバランスを太陽光に固定していると赤っぽくなりますが電球色やAWBにすれば真っ白になります。でも。。今日は寒いのでほっこりさせています。
蛍光灯をつけたまま撮影してしまったので、せっかくの高演色LEDの持ち味を活かせていませんが覆いをするとかすれば結構いい感じに使えそうな気がしています。
左から
Tool Ti,
Brass Worm, Colored Worm(2016) x 2,
Copper Tool AAA となります。
Colored Wormが一番小ちゃいですね。
格安の懐中電灯に比べれば高いかもしれませんが、せっかく人様にあげるのにすぐに壊れたり、使いにくいものをあげてしまっても残念であります。
Colored Worm沢山ある1AAAライトのなかでも、ながーく、当たり前のように使えるバランスのとれた製品の一つだと思います。
それでは!