徒然日記

街の小児科医のつれづれ日記です。

2014年全豪オープンはレジェンド達の同窓会

2014年01月23日 05時50分08秒 | テニス
 今年の全豪オープンは見ていて楽しい。

 昨夜のWOWWOWライブでは準々決勝で新生フェデラー(ランキング6位)がマレー(同4位)を3-1下して復活ののろしを上げました。
 お気に入りのフェデラーが元気なのは喜ばしいことで、試合内容もまあまあだと感じましたが、なんだか物足りない・・・
 と、その時気づきました。
 数日前のナダル-錦織圭の熱戦のインパクトが強く、そちらの方が明らかに迫力があったのです。
 復活後ばく進中のナダルと攻撃テニスに磨きをかけ昨シーズンとはひと味違う錦織。
 一本一本のショットに緊迫感があり、見応え十分。
 セットカウントこそ3-0のストレートですが、タイブレーク2回を含め、3時間を超える熱戦でした。
 あと一つ何かをつかめば錦織君のベストテン入りは間違いないでしょう。
 とにかく、昨年のフレンチオープンではナダルに名前負けしてよいところがなかった錦織君の成長に目を見張ったゲームでした。

 錦織選手が2013年12月に往年の名選手マイケル・チャンをコーチとして迎え入れたことは以前に触れました。
 実は現在、「レジェンド」と呼ばれる往年の名選手達が現役選手をコーチとしてバックアップする例が多いのです。
 例えば、マレーにはイワン・レンドル(グランドスラム8勝)。
 マレーを下したフェデラーには”グラスの貴公子”ステファン・エドバーグ(グランドスラム6勝、ダブルスを入れると9勝)。
 さらにジョコビッチのコーチにはボリス・ベッカー(グランドスラム6勝)。あ、ジョコビッチは準々決勝でバブリンカ(ワウリンカ)に負けてしまいました。

 なんだか1980~90年代の同窓会でもしているようですね。
 思い起こせば、1989年にマイケル・チャンが17歳でフレンチオープンを制したときの決勝の相手がエドバーグでした。
 皆さん元気そうで何よりです。

 さて、明後日は「フェデラー VS ナダル」という、実質上の決勝戦です。楽しみ。

<2014.1.24 追記>
 フェデラーはストレートでナダルに負けてしまいました。残念。
 ナダルが良すぎた!
 スピンボールでフェデラーをネットに付かせない戦法をフェデラーは破ることができませんでした。
 フェデラーは随所で積極的なプレーを見せたものの、unforced error(凡ミス)が多くてプラスのカウントに至らず。
 しかし、昨シーズンよりは力強い印象を受け、今シーズンはグランドスラム上位で戦う姿をたくさん見ることができそうな予感・・・楽しみです。
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