という質問を昨日受けました。
おたふくかぜワクチンは定期接種ではなく任意接種なので、自治体の保健センターに聞いても「自分たちの仕事の範囲外」ということであまり的を得た回答が得られません。
参考となるHPをご紹介します;
■ KNOW*VPD「おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)」
1歳で1回、1回目の接種後2~4年たったら2回目を接種するのがおすすめ。
■ 日本小児科学会「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール:2013年4月最新版」
予防効果を確実にするために2回接種が必要。1は 1 歳を過ぎたら早期に接種、2は MR の第 2 期と同時期(5 歳以上 7 歳未満で小学校入学前の 1 年間)での接種を推奨
■ 国立感染症研究所「乳幼児予防接種スケジュール」
(表から読むと)小児科学会推奨というコメントつきで2回接種、1回目は13ヶ月、2回目は就学前の年長児学年を推奨。
以上より「おたふくかぜワクチンは2回接種がお勧め」と云うことがおわかりいただけると思います。
諸外国では「3種混合ワクチンであるMMR(麻疹・おたふく・風疹)を2回接種が標準」であり、このような質問が出るあやふやな日本のスタンスは逆に例外的です。
※ 日本はその昔、MMRを導入したのですがおたふくかぜワクチンの副反応が問題視され中止に至り、その後復活する際におたふくかぜのMが抜き取られて現行のMRワクチンになった経緯があります。
生ワクチンの効果持続期間について。
以前は「生ワクチンの免疫は一生涯有効」と考えられてきましたが、2008年の首都圏における大学生を中心とした麻疹流行の際に、麻疹ワクチン接種済みの人も罹患していることがわかり、「生ワクチンといえども5~10年で免疫が弱くなる」ことが判明しました。
その後、現行のMRワクチン2回接種に変更されたのですね。
おたふくかぜワクチンは定期接種ではなく任意接種なので、自治体の保健センターに聞いても「自分たちの仕事の範囲外」ということであまり的を得た回答が得られません。
参考となるHPをご紹介します;
■ KNOW*VPD「おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)」
1歳で1回、1回目の接種後2~4年たったら2回目を接種するのがおすすめ。
■ 日本小児科学会「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール:2013年4月最新版」
予防効果を確実にするために2回接種が必要。1は 1 歳を過ぎたら早期に接種、2は MR の第 2 期と同時期(5 歳以上 7 歳未満で小学校入学前の 1 年間)での接種を推奨
■ 国立感染症研究所「乳幼児予防接種スケジュール」
(表から読むと)小児科学会推奨というコメントつきで2回接種、1回目は13ヶ月、2回目は就学前の年長児学年を推奨。
以上より「おたふくかぜワクチンは2回接種がお勧め」と云うことがおわかりいただけると思います。
諸外国では「3種混合ワクチンであるMMR(麻疹・おたふく・風疹)を2回接種が標準」であり、このような質問が出るあやふやな日本のスタンスは逆に例外的です。
※ 日本はその昔、MMRを導入したのですがおたふくかぜワクチンの副反応が問題視され中止に至り、その後復活する際におたふくかぜのMが抜き取られて現行のMRワクチンになった経緯があります。
生ワクチンの効果持続期間について。
以前は「生ワクチンの免疫は一生涯有効」と考えられてきましたが、2008年の首都圏における大学生を中心とした麻疹流行の際に、麻疹ワクチン接種済みの人も罹患していることがわかり、「生ワクチンといえども5~10年で免疫が弱くなる」ことが判明しました。
その後、現行のMRワクチン2回接種に変更されたのですね。