蒸し暑いと思っていたら、すぐ目の前をいやが上にも不快感を催す生き物が横切りました。名称を口にするだに厭わしいのであえて申しませんが、幾ら数億年前より地球上におり、我々人間の方が新参者だからといっても、気に入らないものはしょうがありません。さっそく手近な新聞を丸めて追い回そうとしたら、うまくものかげに逃げられてしまいました。しょうがないので殺虫剤をその周辺にたっぷりまいてやったのですが、苦しがって出てくる様子もありません。お世辞にも片づいている部屋ではないので、まずはきれいに掃除し、ついでにホウ酸団子でも買ってきて、速やかに退去願うしかないようです。
さて、仕事で出張、車を運転しながらラジオを聴いておりましたら、ニュースで郵政民営化法案衆院可決と報じておりました。賛成233、反対228、たった5票差という素晴らしい僅差です。自民党から反対37名など大量造反が出た結果だそうですが、まずはともあれ、よかったんじゃないでしょうか? 「自民党をぶっつぶす!」という小泉内閣の公約もこれで実現味を帯びてきた感じがしますし、色々な意味で、間尺に合わない古い因習を改めるにしくはなく、その一歩にはなったんではないかと思います。
ニュースで郵政、族議員とわざわざ間に一拍置いて強調する当たり、故意か偶然か面白いアナウンサーだなと思ったのですが、それはともかく、民主党は竹中大臣に対する不信任案を出すの出さないのとごちゃごちゃしてたのは、結局出さなかったと言うことなのでしょう。どうせならその事もちゃんと報じて欲しかったな、と思いました。
私などは、民主党が不信任案などの時間稼ぎをしないようにしむけるため、自民党がわざと党が二つに割れたかのごとく装い、計算尽くで僅差可決を演出したのではないか、などと思ったりもしました。出来ればそうでは無いという証明に、今回反対された自民党議員の方々には速やかに離党していただき、新しい政党を作るなり、民主党に合流するなりされるべきではないか、と考えます。あるいは賛成派の方から離党を勧告するなりして亀裂を決定的なものにしていただければ、分かりやすくなっていいのではないかと思います。
もう一つ、気になったニュースは、奈良県の「子どもを犯罪の被害から守る条例」が県議会で可決されたこと。条例の内容はもう少し詳しく知らないと何とも言えないところもありますが、ニュースの内容だけ聞いていると、子供を惑わし、言いがかりを付ける行為を禁止、と、子供をいかがわしく撮影した映像などの単純所持の禁止が二本柱のようです。どうも、これだけでは一体これでどうやって有効な抑止力を発揮しようとしているのか、今ひとつ判りません。子供に声をかけている人がいるとして、それが惑わし、言いがかりを付けているとどうやって判断するのでしょう? いかがわしい内容とはどんなものを指すのでしょう? また、それを持っているかどうか、どうやって調べるのでしょう? それらの単純所持が犯罪を誘発する要因であるという因果関係については、ちゃんと証明がなされたのでしょうか? どちらかというと、何かまた事件があり、犯人が捕まったときに、後付けでそれらが犯罪行為であると前科を増やすためだけのものでしかないような気がします。条例の表題の通り、本気で「子どもを犯罪の被害から守る」気があるのか、この条例で目的達成が可能なのかどうか、ちゃんと考えてみたのか疑問です。。それよりも奈良県版ミーガン法でも作ってくれた方が、よほど「子どもを犯罪の被害から守る」のに役立ったのではないかという気がいたします。
さて、仕事で出張、車を運転しながらラジオを聴いておりましたら、ニュースで郵政民営化法案衆院可決と報じておりました。賛成233、反対228、たった5票差という素晴らしい僅差です。自民党から反対37名など大量造反が出た結果だそうですが、まずはともあれ、よかったんじゃないでしょうか? 「自民党をぶっつぶす!」という小泉内閣の公約もこれで実現味を帯びてきた感じがしますし、色々な意味で、間尺に合わない古い因習を改めるにしくはなく、その一歩にはなったんではないかと思います。
ニュースで郵政、族議員とわざわざ間に一拍置いて強調する当たり、故意か偶然か面白いアナウンサーだなと思ったのですが、それはともかく、民主党は竹中大臣に対する不信任案を出すの出さないのとごちゃごちゃしてたのは、結局出さなかったと言うことなのでしょう。どうせならその事もちゃんと報じて欲しかったな、と思いました。
私などは、民主党が不信任案などの時間稼ぎをしないようにしむけるため、自民党がわざと党が二つに割れたかのごとく装い、計算尽くで僅差可決を演出したのではないか、などと思ったりもしました。出来ればそうでは無いという証明に、今回反対された自民党議員の方々には速やかに離党していただき、新しい政党を作るなり、民主党に合流するなりされるべきではないか、と考えます。あるいは賛成派の方から離党を勧告するなりして亀裂を決定的なものにしていただければ、分かりやすくなっていいのではないかと思います。
もう一つ、気になったニュースは、奈良県の「子どもを犯罪の被害から守る条例」が県議会で可決されたこと。条例の内容はもう少し詳しく知らないと何とも言えないところもありますが、ニュースの内容だけ聞いていると、子供を惑わし、言いがかりを付ける行為を禁止、と、子供をいかがわしく撮影した映像などの単純所持の禁止が二本柱のようです。どうも、これだけでは一体これでどうやって有効な抑止力を発揮しようとしているのか、今ひとつ判りません。子供に声をかけている人がいるとして、それが惑わし、言いがかりを付けているとどうやって判断するのでしょう? いかがわしい内容とはどんなものを指すのでしょう? また、それを持っているかどうか、どうやって調べるのでしょう? それらの単純所持が犯罪を誘発する要因であるという因果関係については、ちゃんと証明がなされたのでしょうか? どちらかというと、何かまた事件があり、犯人が捕まったときに、後付けでそれらが犯罪行為であると前科を増やすためだけのものでしかないような気がします。条例の表題の通り、本気で「子どもを犯罪の被害から守る」気があるのか、この条例で目的達成が可能なのかどうか、ちゃんと考えてみたのか疑問です。。それよりも奈良県版ミーガン法でも作ってくれた方が、よほど「子どもを犯罪の被害から守る」のに役立ったのではないかという気がいたします。