もう毎日厳寒なので、寒い寒いというのが当たり前で珍しくなくなってしまいましたが、今日は改めて寒さを再確認しました。通勤途上見かけるため池の表面に、うっすら氷が張っているではありませんか。それまでは強烈な北西風に波立っており、その少し前は白く蒸気をたなびかせていたのに、池の水はすっかり中心まで冷え切ってしまったのですね。この調子だと、年が明ける頃には上を歩けるようになったりするのかも知れません。
さて、2005年の人口動態統計の推計値で、遂に出生数が死亡数を下回る人口減状態に入ったことが確実になったようです。予測では2007年からと思われていたのが2年早まったわけで、いずれくることとは言え、さすがに夕刊の一面を飾るだけの衝撃があります。人は城、人は石垣、人は堀、などという言葉が象徴するごとく、国力の基は人にあります。その人がこれからはどんどん減っていってしまうというのですから大変です。しかも年寄りが減って若者ばかりになると言うならまだしも、若者が減って年寄りばかりになってしまうのですから、もうその行く末の暗澹たることといったら、想像するだに恐ろしいものがあります。労働力を提供し、税金や社会保障を負担する層が減少するわけですから、遠からず日本は世界第2位の経済大国の地位を滑り落ちざるを得ないでしょう。政府や自治体が途方もない借金を抱えて何の保障も出すことができなくなり、国民はただ体だけが言うことをきかなくなっていくのでしょうか? そして、あちこちに食事も満足にとれないまま行き倒れていく老人の屍が山となる日が来るのでしょうか?
これを克服するには、産まれてくる子供の数を増やすしか無いのでしょうけど、残念ながら結婚・子育ての重要性を何ら教育してこなかったつけが積み重なって、容易に増やすことなど出来そうにありません。となると、もう老人達が自らの手で未来を切り開くしかないようにも思えます。即ち、抗老化に関する研究やサイボーグ化の研究を一段と押し進め、人間の寿命を飛躍的に伸ばして、衰えた能力は機械でカバー、豊かな経験と知恵を活かした。老人の老人による老人のための国を築き上げる事を、今から優先的に考えてみるのはどうでしょう。80才が「若造」と言われるような国になれば、うまくいけば世界一老齢化スピードの速い我が国は、未だどの国も経験したことのない、「己の欲するところに従えどものりを超えない」叡智溢れる一億総仙人国家を築き上げる事が出来るかも知れません。ひねくれたこすっからいジジババばかりが蔓延する世界になるかも知れませんが・・・。
さて、2005年の人口動態統計の推計値で、遂に出生数が死亡数を下回る人口減状態に入ったことが確実になったようです。予測では2007年からと思われていたのが2年早まったわけで、いずれくることとは言え、さすがに夕刊の一面を飾るだけの衝撃があります。人は城、人は石垣、人は堀、などという言葉が象徴するごとく、国力の基は人にあります。その人がこれからはどんどん減っていってしまうというのですから大変です。しかも年寄りが減って若者ばかりになると言うならまだしも、若者が減って年寄りばかりになってしまうのですから、もうその行く末の暗澹たることといったら、想像するだに恐ろしいものがあります。労働力を提供し、税金や社会保障を負担する層が減少するわけですから、遠からず日本は世界第2位の経済大国の地位を滑り落ちざるを得ないでしょう。政府や自治体が途方もない借金を抱えて何の保障も出すことができなくなり、国民はただ体だけが言うことをきかなくなっていくのでしょうか? そして、あちこちに食事も満足にとれないまま行き倒れていく老人の屍が山となる日が来るのでしょうか?
これを克服するには、産まれてくる子供の数を増やすしか無いのでしょうけど、残念ながら結婚・子育ての重要性を何ら教育してこなかったつけが積み重なって、容易に増やすことなど出来そうにありません。となると、もう老人達が自らの手で未来を切り開くしかないようにも思えます。即ち、抗老化に関する研究やサイボーグ化の研究を一段と押し進め、人間の寿命を飛躍的に伸ばして、衰えた能力は機械でカバー、豊かな経験と知恵を活かした。老人の老人による老人のための国を築き上げる事を、今から優先的に考えてみるのはどうでしょう。80才が「若造」と言われるような国になれば、うまくいけば世界一老齢化スピードの速い我が国は、未だどの国も経験したことのない、「己の欲するところに従えどものりを超えない」叡智溢れる一億総仙人国家を築き上げる事が出来るかも知れません。ひねくれたこすっからいジジババばかりが蔓延する世界になるかも知れませんが・・・。